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詩集「棘」

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人知れず 遠く



優しい陽射しは降り注ぎ
柔らかな風は頬を撫でてゆく
でも…僕の心は切なくて

いつか消える灯火(イノチ)なら
今消えても同じこと…なんて
一人ポツンと 考えていた

翼なく 頽れし躰
厭いしも
君ぞ想えば 灯も消えぬなり

人知れず 遠く 君を想ってる
この恋心が 僕を傷つけたとしても
だけどいつかは強く抱きしめて
温もりを感じられる時が 来るといいな…


虚しく時間は流れてく
阻めるものなどある筈もなく
ただ…君のこと知りたくて

容赦ない心の坩堝
恋しさも嫉妬も溶かし…そして
熱い愛情を流し込む

約束も 無きにし君に
嘆きしも
愛しき灯り 消せぬものなり

人知れず 遠く 君を愛してる
届かぬ想いは文字にして仕舞っておく
きっといつかは優しく紐解いて
笑っていられる日が 来ると信じたい

人知れず 遠く 君を想ってる
この恋心が 僕を傷つけたとしても
だけどいつかは強く抱きしめて
温もりを感じられる時が 来るといいな…

ねぇ…お願いだから

手を取って…笑ってよ…



 
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