【FAIRY TAIL】 FAIRY TAILのとある姉妹のお話
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1章 出会い
#5 皆で食事
~ファミレス店内~
「リンばぁ、いいびぼばな」(リンは、良い人だな)
「こら、行儀よく食べないか」
「アレンの言う通りだよ、あい」
「どんどん食べてっ!!」ニコニコ
「綺麗に食べてほしい……」ボソッ
リン達はファミレスに来ていた。
席に着いた途端、ナツが「骨付き肉50本、激辛カレー特盛り3皿、それから~」と、どんどん注文して言って、結局50も注文した。
ついでに、リンはフルーツパフェ、ショートケーキ、紅茶を頼んだ。
ルーシィは紅茶。
アレンは、「責めてもの遠慮」という事で、コーヒー。
ハッピーはもちろん魚。
「……合計、何円かな……」
「お姉様…」
「すみません、うちのナツが、ホントにすみません」
「っい、いや、いいのいいの」
リンは、まさかのナツの大量の注文にビックリして合計が気になってしまう。
それを見て、ルーシィは眉を下げる。
2人の様子を見て、アレンは本当に申し訳なさそうに謝る。
3人の会話より、ご飯優先のナツはどんどん食べる。
「( ′~‵)ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”」
「……ナツゥ~、遠慮って言う言葉知らないの~??」
それを見ていたハッピーは呆れて聞いた。
ナツの代わりにアレンが、真顔←で答える。
「ナツは、『遠慮』という言葉は知らないからいいんだ( -`ω-)✧」
「ああ~~っ!!!成程~」
アレンの言葉で、ハッピーは納得する。
2人の会話を聞いていたナツはピクッッと反応をする。
「おればぁ、ほんはばはべばないぼ!!!」(俺は、そんなバカではないぞ!!!)
「いや、バカだ」
「あい、バカです」
「ばはばはいうば!!」(バカバカ言うな!!)
そう言うと、ナツは口に食べ物を入れたまま喋る。
それで、ナツの口の中に入っている食べ物が出てくる。
それを見て、リンは叱る。
「ナツ、行儀良く食べな」
「…ゴックン…ハイ、スミマセン」
「…ハハハ、言われてやんの」
リンに怒られたナツはシュンとした。
怒られたナツを見て、アレンは笑う。
「ムムムムムムムム」
「ムムムム言うな、可笑しい」
「……」クスクス
2人の言い合いを見て、リンはクスクス笑う。
「…なあリン」
「なあに?アレン」
「【リン・カトリーナ】って、あのリン・カトリーナ、だよな?」
「……………ん??」
アレンの言葉に、リンは聞き返す。
「…いや、そのぉ~…」
「「「「??」」」」
アレンとリンの会話が気になってたのか、3人も聞く耳をたてた。
「…リンって、【聖十大魔道 1位】で、【猫の女王】、なのか?」
アレンは、ついに言った。
「え?そうだけど??」
リンは、あっさりと認めた。
「「「……………ええええええええっっ!?!?」」」
「え?知らなかったの?」
あっさりとリンが認めたら、3人は凄く驚いた。
ルーシィは、3人の様子を見て聞いた。
ルーシィは、もう既に3人は気付いていたと思ってたらしい。
「あ、ああ…気づかなかった…な?」
「…おう…」
「あい…」
本当に、3人は知らなかったらしい。
「……バカだ」ボソッ
「………www」ブルブル
「「「??」」」
ルーシィは馬鹿だと思い、リンは笑いに堪えていた。
2人の様子を見て、3人は不思議に思う。
「…………姉貴って呼ぼう」
「……何故に??」
アレンは、何かを決意していた。
「それより、どーして3人はこの街に居るの?」
「…ああ~っ!!確かに~っ!!」
リンが聞くと、ルーシィも興味津々になった。
「ああ、この街に用事があるんだ」
「えっ!?何何~っ!?」ワクワク
リンは、ワクワクしながらアレンに聞いた。
「それは、この街に火竜が居るらしいんだ」
「人の名前としてどうなの?竜なんて」
ルーシィが呆れながら聞くと、ナツはありえない事を言った。
「…イグニールは人じゃねぇ!!!ドラゴンだっ!!!!」
「「………………………………はあああああぁぁぁぁ!?!?」」
ナツの有り得ない言葉に、リンとルーシィは大声を出した。
リンとルーシィは、正論を言う。
「……………こんな街に、ドラゴンなんか居る訳無いでしょ~~っ!!!!!!」
「もし、街にいたら大騒ぎになって評議員が黙ってないわっ!!!!!!」
「「「………………………ああ~~~っ!!!!!!」」」
「「今気付いたって顔すんな~~っ!!!!!!」」
2人のツッコミが炸裂した。
すると、リンは立ち上がって
「……はぁ。私達、お店出るけど、コレで食べて」
と言った。
リンが、3人に差し出した『コレ』とは――――
「「「っ!?!?」」」
「こ、こんな大金…………」
「とても、受け取れません…姉貴…」
「…あい…」
リンが差し出したのは、なんと世界一周出来る程の大金だったのだ―――!!!!←←
……………はい、嘘です。←当たり前
本当は、今まで頼んだものを払えるお金と、リンの感謝の気持ちだ。
今まで頼んだものを払えるお金は、勿論3人にあげない。←これ大事
もう一度言う。
今まで頼んだものを払えるお金は、勿論3人にあげない。
「……でも」
「感謝の気持ちは」
「「伝えねぇと!!!」」
2人はそう言うと、ハッピーも合わせて3人で土下座をする。
突然の土下座に、2人、後ご飯を食べてたり、喋っていたこのお店にいた客全員が、何事だとコッチを向いてきた。
「「ご馳走様ですっ!!!!」」
「ですっ!!!!」
「ぃや、その~…、恥ずかしいからやめて…///」
「変に見られるから、顔上げて……/////」
すると、3人は顔を上げた。
「ん~、でもな~…」
「あい、歯がゆいです……」
「…っあ!そうだ!これあげる!!」
ナツが、取り出した物は
火 竜 の サ イ ン だった。
「oh……」
「いらんわっ!!!!」
ベシッッ
「ははは………」
後書き
疲 れ た ………!!!!
次は、またアイツと会います!!
(;´Д`)ハァ…←
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