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【FAIRY TAIL】 FAIRY TAILのとある姉妹のお話

作者:夏凜
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1章 出会い
  #4 姉妹と少年達の出逢い

リンとルーシィが歩いていると、向こうから女の子達が騒いでいた。


「「………??」」
「……ねぇねぇ!!この街に火竜(サラマンダー)が居るんだって!!」
「えぇ!?ホントっ!?」
「ホントホントっ!!!」
「ホントなら行ってみよー!!」
「行こ行こ~っ!!!」


そう言って、女の子達は火竜が居るらしい方向へ行った。


「「…………」」


リンとルーシィは目を合わせて、


「…行ってみよ!」
「はい、お姉様っ!!」


女の子達の後を追った。


■□■□■□


リン達が着いたら、女の子達の奇声がよく聞こえた。


「キャーーーッッ!!!!」
「サラマンダー様ぁ~っ!!!」
「こっち向いて~っ!!!」
「「…………」」


それを見たリンとルーシィはぽかんとした。


「………くそぅ」
「??どうしたんですか?」


リンが悔しがっているのを見て、ルーシィは聞いた。


「………アイツより、私の方がモテるのにぃ~!」
「えぇ!?そっちですか!?」


ルーシィは、自分が予想していたのと違ったのでビックリした。
てっきり、『…………何あれ、気持ち悪い…』と言うのかと思ったからだ。


「……まあ、あたしもお姉様の方がモテると思いますけど…」
「でしょでしょ!!?んもぅ、何であんなに…!!」


ルーシィが同意を示したので、リンは嬉しかった。
だが、サラマンダーがキャッキャ言われているので、イライラしていく。
リンがブツブツ文句を言っていると、ルーシィが


「お姉様っ!!サラマンダーの方に行ってみましょう!!」
「…っえ!!?ルーシィ!?」


リンの返事を聞かないまま、ルーシィはサラマンダーの方へ近づいて行った。


「…もう、ルーシィったら…」


そう言って、リンもサラマンダーの方へ行った。


■□■□■□


ルーシィは、サラマンダーが居る所に着いた。


「……ふぅ、追いついた…」


リンも今来たみたいだ。
すると、サラマンダーはルーシィとリンの方へ向いた。


「…っ!!?///」


すると、ルーシィは何故か顔を赤くした。


「…ルーシィ?」


リンは、ルーシィの様子に変だと思い聞いた。


(……な、なに!?この胸のときめきは…!!?/////)


ルーシィも、理由はわからないみたいだ。


パチンッ(^_-)-☆


だが、サラマンダーがウインクをしてきたので、理由がすぐに分かった。


(……もしかして、これって……………恋?/////)


そう思いながら、ルーシィはサラマンダーの方へ近づいて行く。


「!!?ルーシィ!?」


その様子を見て、リンはビックリしてルーシィの後を追った。


⚠︎注意⚠︎
・リンは魅力のチャームにはかかりません!!


すると、リンはあるモノを見た。
それは桜色のなにかと、黒色のなにか。


「……??」


すると、その桜色のなにかが言った。


「……グニール…イグニールッ!!!」
「っおい、ナツ!!」
「「!」」


パリィィンッッ!!!!!


すると、サラマンダーに見とれていたルーシィの目から、♡が取れた。
それを見て、リンはホッとした。


「…………誰だお前」
「……サラマンダーと言えば分かるかね?」


すると、ナツと言う者と黒髪の少年は溜息をついて去った。


「「…………はあああああぁぁぁぁ」」
「って早っ!!?」


すると、女の子達が


「ちょっと!!サラマンダー様に失礼じゃないのっ!!」
「そうよ!謝りなさいよ!!」


と、2人に怒鳴った。


「まあまあ、君達。そこまでにしようじゃないか。この子達も悪気は無かっただろうし」


そうサラマンダーは言うと、女の子達は目を♡にして、


「あーん!サラマンダー様ぁ~♡」
「優しい~♡」


と言った。
それを見たリンは


「………………あのサラマンダー、許さん」
「何故に!!?」


と言い、ルーシィは突っ込んだ。
すると、サラマンダーは何かを書いてナツと黒髪の少年に差し出した。


「僕のサインだ。友達に自慢するといい」


その何かは、サラマンダーのサイン。
それを貰った2人は、


「いらん」
「いらねぇ」


いらないと言った。
それを聞いた女の子達は、2人を怒鳴りつけた。


「いい加減にしなさいよっ!!!」
「もうあっちへ行って!!!」
「もう来ないで!!!」


そうして、2人を思いっきり蹴った。


「おごっ!!!」
「ふぐっっ」


その様子を見ていたサラマンダーは、


「ぼ、僕、もうそろそろ行かなきゃ」
「「「「「「「ええええええええええええ!?!?もう行っちゃうのぉ~~~~~っ!?!?」」」」」」」


サラマンダーの突然の言葉に女の子達はビックリした。


「ああ。僕のパーティーに是非来てね~っ!!!」
「「「「「「「はぁ~~いっ!!!」」」」」」」


女の子達の元気な返事を聞いて、サラマンダーは指を鳴らした。


パチンッ


赤紫色の炎を出すと、サラマンダーはどっかへ飛んで行った。
女の子達は、その後を追っていく。
取り残されたリンとルーシィはポカーンとした。


「「…………」」
「……何だったんだ?アイツ…」
「…だな…」
「あい…」


2人+1匹はそう言った。
すると、リンとルーシィは2人+1匹の所に行った。


「さっきはありがとう」
「おかげで、ルーシィにかかっていたチャームが解けたわ。ありがとう」
「?」
「誰だ?お前等」


ナツが聞いた。


「あたしはルーシィ!」
「私は、リン・カトリーナ」
「俺はナツ!!」
「俺はアレン=B=シュールだ。アレンでいい」
「オイラはハッピーだよ!!」
「………」
「…お姉様??」
「「?」」


ハッピーの名前を聞いたら、リンは黙った。
それを不思議に思ったルーシィは、リンに聞いた。


「……………猫」
「「「………………………はい???」」」


リンの言葉を聞くと、3人はすっとぼけた。(←あってる???)


「猫ちゃ~ん!!!!!」
「あい!?」


リンはもう一度そう言うと、ハッピーに抱きついた。
ハッピーは訳がわからず慌てている。


「ハッピー!?」
「おい、リンは一体どうしたんだ…?」


ナツはビックリして、アレンはリンのいきなりの行動に戸惑って、ルーシィに問う。


「……お姉様は、大の猫好き、だから」
「「はい???」」←2回目


そう言っている間も、リンはハッピーにスリスリと頬をこすりつけている。


「だ・か・ら!!お姉様は猫が大好きだから、ハッピーに抱きついたの!!分かった!?」
「「っは、はいっ!!」」


ルーシィのあまりにの迫力に、2人は勢いに乗って、Yesと言った。
その頃のリンは、


「~♡♡♡♡♡」


まだハッピーにスリスリしていた。


「っ/////」


その様子を見て、ナツは何故か顔を赤くした。
それを見ていたアレンは、何故ナツが顔を赤くしているのか分かった。
理由が分かったアレンは、ニヤニヤする。


「??」


2人を見ていたルーシィは、意味が分からず頭に?を浮かべていた。


「リン~、そろそろ離れて~」
「っあ!ごめんね、ハッピー!!」


やっと離れたリンは、ハッピーがちょっと疲れているのを見て、頭を撫でた。


「!?……~♪」


撫でられたハッピーは、最初はビックリしたものの、気持ち良くなってきたのか嬉しそうにしている。
それを見たリンは、ハッピーが可愛いくて、もっと撫でる。
その様子を見ていた3人は、


(癒し……/////)
((可愛い………/////))


思っている事がほぼ同じだった。
3人がそう思っていると、リンは思い出したかの様にして、こう言った。


「っあ!!そうだ!ルーシィにかかっていたチャームを解いてくれたお礼に、昼食を食べましょ!!」
「い、いい考えじゃないか/////」
「っだな/////」
「うん……/////」
「??」


何故か3人が顔を赤くしているので、リンは頭に?を浮かべた。


「……まあいいや!よし、じゃあレッツゴー!!」
「「オオーッ!!!」」
「はぁーい!!」
「おうっ!!」


リンを先頭に、4人+1匹は飲食店がある所に行った。 
 

 
後書き
………………長いっ!!!!!!!!(^ω^ ≡ ^ω<ギャァァァァア

今までで、一番長い………ハァ━(-д-;)━ァ...

なんと、文字数が3102文字っ!!!ฅ(º ロ º ฅ)

ビックリッ!!!(⊙⊙)なぬ‼
 
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