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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー

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第十九話 鮫島大尉!猿飛佐助は名作だ!その二

「この人の人妻役な」
「他の人とはな」
「一線を画してるな」
「別格だよ」
 そこまで凄いというのだ。
「兄嫁になると特にな」
「もう目が離せないな」
「熟した色気があるな」
「若い人にはないな」
「それがあるんだよ、この人」
「観ているだけでくるぜ」
 特に下の方がだ。
「若い女優さんも確かにいい」
「けれどこうした熟した人もいいな」
「ああ、こんな奥さんが傍にいたらな」
「夢でも見そうだな」
 こうしたことは青少年の頃にはよくある。
「よし、じゃあな」
「明日も観るか」
「そうしようぜ」
「この人は最高だよ」
 こう言いつつ鑑賞してだった、それから。
 ビデオショップにDVDを返しに行ってだ、お店の人にとあるジャンルのお店のことを紹介されたのだった。
「ああ、それ知ってます」
「ホテルに一人で入って、ですよね」
「そこで女の子呼んで」
「二人きりになるんですね」
「全く、風俗は最高だぜ!」
 アニメ化の際このお店の人は梶さんに演じてもらいたい。
「いいぜ、こうしたお店な」
「所謂デリヘルですね」
「それですね」
「ああ、ただな」
「ただ?」
「ただっていいますと」
「デリヘルじゃないんだよ、俺が好きなのは」
 その店はというと。
「まあデートクラブっていうな」
「ああ、本番オッケーの」
「そうしたお店ですか」
「デリヘルは本番はな」 
 お店の人は二人に真顔で言う。
「そうしたお店もあるみたいだけれどな」
「本番は、ですか」
「表向きは」
「出来ないんだよ」
 それだけはなのだ。
「だから俺は使わないんだよ」
「あくまで本番ですか」
「それオンリーですか」
「本番出来なくて何が風俗なんだよ」
 最高に率直な言葉だった。
「そうじゃないか?吉原だってな」
「ああ、江戸時代のですね」
「遊郭ですね」
「ちゃんと出来たんだよ」
 本番まで、というのだ。
「夜鷹もか」
「夜鷹ですか」
「またマニアックですね」
「出来たんだよ、ただな」
「ああ、仁って漫画にもあった」
「あの病気ですね」
 この作品は教育作品である、従って風俗のよさだけを書くことはない。利用の際気をつけねばならないことも書いておく作品なのだ。
「梅毒ですね」
「作品中では瘡毒って言われてましたけれど」
「花柳病とか言われてた」
「あの病気ですね」
「今じゃエイズだけれれどな」
 一番有名な病気はだ。
「けれど梅毒にもだよ」
「気をつけろ」
「そういうことですね」
「死ぬからな」
 梅毒に罹り放置しているとだ。 
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