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パーカーが逝く!天国と地獄の二つの顔を持つ場所へ!その名も、SI学園!あ、違う?IS学園?

作者:謎の人
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序章
  兎、兎はどこだー!!!

 マジで、何処に居る!!!

 先ほど(前話)から

 3秒ほど


 いない



「マジで何処だ」

 見つからないと
 発情を抑える(ウサギ用)が(転移させて)打てない

 いた

「『GO』」

 なんつう発動句

 え?
 冗談のつもりなんだが
 ホントに収まった

 逝くか

「『奪』」


















「なに、これ。胸が苦しいのが収まった?」ぐうー

「束様!束様!」

「あれ?くーちゃんどうしたの?」

「三日間何も反応してくれなかったのんです!」

「え?」

 おいおい
「なんだそれ、千を無人IS作るのにそんなに掛からないとか」

「「!!」」

 バット振り向くが

「束、依頼を遂行したいが休め」

 んーこれ

 チョー凄い錠剤

 ほれ

「なにを」

「回復の薬、ついでぽん」

 魔法陣展開
 効果:時間圧縮+超回復(細胞の寿命に変化なし)
 時間:終了を告げるまで
 範囲:このラボ

 そしてラボが光った


「ハイお帰りー」

「・・・」

「クーちゃんそんなに睨んじゃダメ!」

 クーちゃん(クロエ)は不満げである
 目、開けてないですけど!
 だから睨んでません!
 とでも言いたいのかな?

「束、依頼でお前とISを作ることになった」

「嫌だよ。何でお前の言う事を聞かなきゃならないんだ」

「・・・記憶がとんでるのか・・・まあいい」

 襲われない保障が出来た

「織斑千冬からの依頼だ。報酬は出世払いでどうだ?」

「出世払い?」

「ちーちゃんが?なんで」

「人は変わるんだよ俺もお前も千冬さんも」

「・・・」

「束様」

 大きな変化だ
 今まで束に頼る事は少なかった
 その千冬が頼んできたのだ
 依頼と言う形だが頼んできたのだ

「いいよ、やってあげる」

「機体の能力は『乗れれば世界最強』期限は三日だ」

「三日なんて!!」

「場所は?」

「鋭いな、用意する。それと妹も来る」

「分かった、今直ぐ」

「OK」


 んじゃ決めるか

 別世界起動

 効果:時間圧縮(???を三日に)疲労や睡眠欲その他諸々なし
 範囲:此処の三人とナノ
 終了:完成

「じゃ心の準備は良い?」

「早く」

「発動」



 世界が変わった



「・・・」

「やっぱり、お前は天才だよ」

「だね」

「・・・・ここは」

「ここでは目を開けても大丈夫だよ」

「え?」

「クーちゃん、目を開けて。大丈夫だから」

 目を開く・・・・すると
 ――――――――――――――――――――――!



























「ただいまっと」

「此処は三人の愛の巣だよー」

「違う!零は私のもの!!」

「束様、此処だけは譲れません!!」


 うわー
 目が見えるようになったクーちゃんはいい
 ISも完成したからそっちも良い
 だがこの三人は・・・

「でも零様」

「ん?何?」

「なぜ此方の世界でも目を開けてられるのですか?」

「フフッそうしたからとしかいえないよ?」

「・・・そうですか」

「届けに行きますか?まだ籠もってるだろうし」

「私も行くよ!!久しぶりのちーちゃんだ!!!!」

「私は、まだやめときます」

「じゃあ私は真耶のところに行って来るね?」

「じゃあ『転移』」



 所変わって


「はろー!ちーちゃん!!はぐしよう!」

「うるさい黙れ」

「ははっすげえ」

 何してるか?
 剣で斬ろうとするが防がれてるのだ
 手で
 ただ近付くことも出来てないが

「もー!一年は触ってないんだよ!?」

「それよりも前も触ってないだろ」

 そう考えると
 束さんよりも多く籠もってるこの人は

「腕は戻りました?」

「いや、戻ったのだがそんなに上がらない」

「打ちますか?」

「頼む」

 いつぞやの腕輪を渡す

「これでいいのか?」

「強化版です」

「そうか」

 剣を出す

 その速さは分からないだろう
 常人でなくとも

 俺等は抜くが


「速いですね」

「お前よりかは遅いさ」

「先生がそんなこと言っちゃダメだと思いますよ?」

「気にするな」

「ちーちゃんやらないの?」

「やるさ、合図を頼む」

「OKまかせなさい!始め!!」

 斬りつける
 途端に剣が折れた
 俺の、だが
 即座に離れる

「元々使ってたやつなんですけどね」

「そうか、悪い事をした」

「いや良いですよ?昔敵から奪ったものですから」

「それは今見たら分かるが、よく振って耐えれるな」

「技術の賜物です」

 この刀、実は凄いヤツだ

 最初近くの世界で奪ったのだが
 後になって分かった事だが
 その世界の普通の剣の堅さとおなじだった
 ちなみに千冬さんの持ってるのはISの最高の剣である


 つまり打ち合うだけでも凄いのだ
 そのうえこれでISも斬った
 あの剣も切ったのだが・・・


「俺よりも上手くないですか?一刀流」

「違うだろう、手加減が抜けてないぞ」

「なーる、そうゆうことか」

 なら最強を魅してやる

「ならこれ」

 出したのは
「・・・確かに二刀流だが」

「短剣?」

 長さにして10CMだ
 柄は含まれてない

「これが、俺の一番倒しやすい二刀流」

「倒しやすい?」

「俺の本業で使うやつです」

「・・・そうか」

「最近は使わないんですけどね、鎌のほうが多い」

 つまるところ久しぶりの本気だ

「いいだろう、私が勝つ!」

 また走り出す
 が
 今回は零の方が速い

 振るう
 千冬の一撃を左手の短剣でとめ
 斬りつける
 勿論避けられるが
 どんどん斬りつけられる


 いつの間にか防ぐだけになっていた

「くっ」

 大変そうだ

「これが」

「くそっ」

「神速瞬撃ってね?」

 首のあたりが一閃された


 絶対防御が崩れた

「!?」

 流石の束もおどろいてる

「負け、か」

「そうですよ?」

 寸止めである

「手加減されてたのか」

「そりゃそうですよ?絶対防御が絶対防御じゃなくなるんですし」

「まだまだ、か」

「いえ、これ以上は人間の域を超えます」

 なのでと続ける

「ISに乗ってからもっと頑張って下さい」

「私は、まだ人間か?」

「・・・・私も聞きたいな。私たちは、束さんとちーちゃんは人間?」

「もちろん!」

「そうか」

「うん、そっか」


 まあともかく

「先に聞きますけど今受け取ります?」

「まだ、無理だろうな。だが受け取る。次はISと進む」

「フフッあなたのIS」

「「―――――――」」

「・・・・よろしく、頼む―――――――」

 この日世界は別の道を行く

 それは、神のみぞ知る
 かな? 
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