戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
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第十五話 緒方中尉!!バスケと空軍の関係は知らん!その八
「ういろう、味噌煮込みうどん、味噌カツ、モーニング、天むす、名古屋コーチン。そして辛いラーメンとな」
「美味いもの揃ってますよね」
「何かと」
「大阪にも匹敵する位に」
「美味いもの多いですね」
二人も悪田部の言葉に頷きつつ言う。
「八丁味噌が決め手ですね」
「あの味噌からはじまりますよね」
「その通りだ、名古屋はそこからだ」
まさにとだ、悪田部も味噌の力を認めた。
「中日ドラゴンズの選手達も食べている」
「ですよね、落合さんの後今一つですけれど」
「まあそれでもですね」
「中日の選手の人達もあの味噌を食べていて」
「活躍していますね」
「そうだ、勿論きし麺もだ」
とにかくこれは忘れてはいけない、名古屋ならば。
「食べている」
「あれ滅茶苦茶美味いですからね」
「今度名古屋に行ってみたいです」
「それで名古屋で美味いもの食いまくって」
「楽しい思いしたいですね」
「名古屋は風俗も有名だ」
これが悪田部の真骨頂である、ここからそちらの話になるのが。
「君達もどうだ」
「ですから俺達はです」
「そういうのはまだ早いです」
「DT卒業してからですよ」
「素敵な経験の後で」
ここで浪漫を出すのだった、それも青臭い。
「それからです、風俗は」
「名古屋のそうした場所に行くことも」
「そりゃ確かに興味ありますけれど」
「それでもですよ」
「そうか、風俗もいいものだがな」
悪田部はこちらにも通じているのだ、流石であると言うべきか。
「ソープ、ホテトル、遊郭。海外でも楽しめる」
「風俗病気怖いでしょ、梅毒とか」
「エイズもありますし」
「しっかりした店なら大丈夫だ」
性病等の心配も、というのだ。
「むしろ素人さんよりもな」
「じゃあ街の遊んでるお姉ちゃんよりもですか」
「風俗の人の方がですか」
「安全なんですね」
「そっちのことも」
「実はそうなのだ」
しっかりした衛生管理を行っているからだ、そうした人の方が性病等については心配がいらないのである。
「その辺りで遊び回っている人が一番怖い」
「性病については」
「チェックもしていないからですね」
「それでコンドームとかも使っていないから」
「危ないんですね」
「コンドームは使うべきだ」
悪田部はこのことは絶対と言い切った。
「自分の為にもな」
「妊娠だけじゃなくて」
「性病を防ぐ為にも」
「コンドームは絶対に、ですか」
「使わないといけないんですか」
「そうだ、梅毒もエイズも死ぬ」
どちらもそれに至る病気だ、実際に。
「梅毒の方が酷い死に方をする」
「えっ、梅毒の方がですか」
「えげつない死に方なんですか」
「それは知らなかったです」
「そうだったんですね」
二人も悪田部のその話には驚いて返した。
「エイズよりもだったんですね」
「具体的にはどんな感じの死に方ですか?」
「発熱が出たり身体に腫瘍や斑点が出来る」
まずはここからだ。
「そして身体が腐り鼻が落ち脊髄や脳がやられてだ」
「うわ、それは酷いですね」
「そんな死に方するんですか」
「そしてボロボロになって死ぬ」
悪田部はここまで実に淡々と話した。
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