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ハイスクールD×D大和の不死鳥

作者:sou×yuki
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15公開意見陳述会なの!後編

◇ヤマト

俺は地上本部から少し離れた場所を飛んでいた。理由は中型アラガミがそのあたりに現れたからだ。

「いた……」

俺はアラガミを目視で確認した

「コンゴウにコンゴウ堕天、グボログボロにグボログボロ堕天か……」

地上本部に向けて進行中のアラガミの大群、ここで蹴散らしておかないといろいろと大変だな

「マルチロックシステム」

俺が使っているのは『フリーダム』、かなり扱いが難しく三次移行してからでは無いと使えないのだ。
さらに俺はミーティアを装備している。ミーティアはフリーダム、ジャスティスの特殊武装で一対複数戦にはもってこいの武装になる。
マルチロックシステムは相手を複数、ロックオンできるシステムでかなり便利だ

「フルバースト!」

俺から光が放たれその場のアラガミを貫通していく。

「もういっちょ!」

もう一度フルバーストで残りのアラガミを一掃する。

「地上本部に戻ってみんなの支援をするかな」

俺は再び地上本部に向けて飛んでいった。
俺はその選択を後悔することになるとは知らずに……

◇フェイト

デバイスは受け取れたものの、六課襲撃の報を受けると同時にギンガの安否が分からなくなったため、スターズとライトニングで分散する事になった。
ライトニングは六課に向かう事に、そこで、ヤマトから念話がくる

『(こちららライトニング5、地上本部の状況を教えてください)』

「(地上本部内部に戦闘機人が侵入、ギンガさんと連絡が付かない状況、スターズが向かっている、六課が襲撃をうけてライトニングが向かうことになった)」

ヤマトの声が荒々しくなる

『(六課には、僕を除いたライトニングで行ってください!俺はギンガさんを助けにスターズをおいます!)』

ヤマトもなのはもヴィヴィオが心配なのだが私情を挟まないようにしている。

「(わかった)」

『(私は一足先に六課に行きます)』

そう言って小猫が先に行ってしまう。

◇ヤマト

俺はスターズと合流するために地上本部内部で移動していた。俺の顔には余裕が無い、理由は六課の……ヴィヴィオの危機に気づかなかったからだ。

「くそ!なんで、あそこで気づかなかった!」

正直今すぐにもヴィヴィオを助けに向かいたいがギンガさんも心配だ、ヴィウィオには雪のボンゴレリングを渡してあるから信じられるがギンガさんはデバイス一つだけ、戦闘機人一人相手なら良いと思うが複数の相手は無理だろう。
そう考えていると開けた場所にでる。
そこには俺の考えていたことが的中してしまいギンガさんは戦闘機人三人に負けて意識を失っていた。
俺は光学迷彩で見えなくなっているために気づかれていないが俺と同時にその場にきたスバルがいた

「ギン……ねえ……」

ギンガさんからの反応はいっさい無い

「うわあぁぁぁぁぁぁ」

スバルが叫び出すとスバルから強大な魔力が溢れだし、スバルの目の色が戦闘機人と同じく金色になる

「ギン姉を返せ!」

リボルバーナックルから五発のカートリッジが排出され三人に殴り込む。
ひとりがシールドで守がすぐに壊され後ろにとばされる

「ウェンディ、ノーヴェを回収してすぐに撤退しろ。
 あれは姉が抑える」

ギンガさんを連れて行くのが目的か、なら、それを阻止してやろうか

「でも、いくらチンク姉でも……ッ!」

「行けッ!」

「――――ッ!!」

ウェンディはチンクのその声と同時にノーヴェを戦闘機人の膂力を活かして肩に担ぐ。

「ノーヴェ、しっかり捕まってるッすよ!
 IS発動、エリアルレイブッ!!」

『X FLAME!』

突然の炎を避けきれずウェンディとノーヴェはモロニくらい後ろに吹き飛ぶ

「さて、俺の仲間に手を出した罪は重いよ?」

【能力限定及びデバイスリミッターオールカット、『ISモード』に移行、『ダフルオーライザー』に変更します】

俺の体から濃い魔力が溢れ出し俺、スバル、なのはさん、ティアナ以外は気絶してしまった。

これで、地上本部での戦いは幕を閉じた、だが、俺は……俺達は大切な存在を……ヴィヴィオを無くしてしまったのであった。


続く 
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