ハイスクールD×D大和の不死鳥
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12新しい仲間なの!
◇ヤマト
俺達フォワード陣と隊長陣は訓練場前で六課の新しい仲間の紹介を行っていた
「108部隊、ギンガ・ナカジマ陸曹です。よろしくお願いします」
「「「「よろしくお願いします」」」」
「………」
四人は歓迎ムードでギンガさんの出向を出迎えた。
「それから、もう一人…」
「どうもー」
フェイトさんの声で女性が声を上げる。
「10年前からうちの隊長陣のデバイスを見てくれている本局技術部の精密技術官」
「マリエル・アテンザです」
「そして新しくフォワードとして加わる……」
「塔城小猫です。年は15で魔道師ランクは陸戦Bです。これからよろしくお願いします」
ぺこりと頭を下げる小猫、俺以外は誰も知らない小猫が年を偽っていることを……
「本人の希望もあってライトニングに入ることになってるから仲良くしてね?」
「「「「はい!」」」」
「………」
俺だけ返事を返さない。
「ヤマトどうしたの?」
「い、いえ、な、何でも、ない、で、です」
小猫が……白音が来たことに動揺を隠し切れていない。
「嘘はダメだよ?」
「わかりました」
やっぱり他人の振りするのは無理だな
「どうしてこの世界にいるんだ白音?」
「「「「「「「「え!?」」」」」」」」
まあ、そう驚くよな
「ヤマト先輩の助けてを
したくて来ました」
来ましたって……世界転移は誰にも出来ないはずだよね?あ!部屋に世界転移魔法陣の試作品の紙があったの忘れてた
「いつから?」
「2ヶ月前からです」
「他のみんなは?」
「知りません」
「デバイスは?」
俺がデバイスのことを聞くと
「ボンゴレリングとマーレリングです」
ふぇ!?二つのリングがデバイスだと?それは驚きだな。ん?まてよ?なら、俺も……そうなのか?
「どうして俺がいるのが分かったの?」
「自然保護隊に拾われたからです」
拾われたって、俺と同じ結果になったな
「まあ、いいや。これからも同じチームだからよろしくね?」
「はい!」
完全に二人の世界に入っていた俺達
「二人ともそろそろいいかな?」
なのはさんの低い声が聞こえて周りを見ると黒いオーラを放つなのはさん、フェイトさん、キャロがいて他のみんなは怯えていていた。
「す、すみません!」
「すみません」
俺と白音が謝るが一向に三人から黒いオーラが無くならない。でも、朝練なのでその場はなくギンガさんになのはさんが
「ギンガ、スバルの出来を見てもらっていいかな?」
そんな事を言い出して急遽スバルとギンガさんの模擬戦と相成るのだった。
それから俺達は二人の模擬戦を見学していた。
二人のシューティングアーツによる戦いはギンガさんがやや優勢でスバルはやはり押されている。
ギンガがスバルのプロテクションを砕きさらに拳を見舞った。
だがスバルはなんとかもう片方の手でプロテクションを展開して防いでいた。
そして決着はすぐについた。
ギンガさんの拳がスバルの顔面に当たる前に寸止めをされていた。
「はい、そこまで!」
なのはさんの声で模擬戦は終了となる。
二人は空の上で色々と話し合っていた。
そして地上に降りてきてヴィータさんがスバルに、
「反応は悪くなかったぞ。スピードが追いつかなかったがな」
「ありがとうございます!」
なのはさんの号令がかかり、
「せっかくだからギンガも入れたチーム戦やってみようか?ヤマト、小猫チーム VS フォワード、前線隊長九人チーム!」
ふぇ!?2対9だと?他のフォワード陣とギンガさんならやれない事も無いけど前線主力の隊長陣が相手なら厳しいな
「拒否権はなさそうなのでやりましょうか」
「それじゃ、やってみようか!」
九人が戦闘態勢を取り始める
「白音、リミッターはついてるの?」
「いえ、ついていません」
「そう、今回はk-25で行くよ?」
「はい!」
「能力限定全部解除!」
能力限定を全て解除するとまわりに、俺の魔力が流れ出す
「さあ、かかってこい!」
相手はそれぞれの役割で動き出す
「白音はフォワード陣とギンガさん、俺が隊長陣で行くよ?」
「はい」
9人を二手に別れて戦うようにするとスバル、ヴィータ副隊長、シグナム副隊長が襲ってきた
「「『形態変化
カンビオ・フォルマ』」」
俺の大空のボンゴレリングはマントに変わりマーレリングがグローブに変わる。白音のもグローブに変わり俺はヴィータ副隊長とシグナム副隊長を白音はスバルを抑える
それから数十分後団体戦が終わり結果は……
「ヤマト強すぎなの!」
「おめぇ強すぎだ!」
「ここまでとはな」
「小猫さん、強すぎです」
「あんた、どんだけ強いなよ」
圧勝でした、さすがに疲れましたが
続く
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