ハイスクールD×D大和の不死鳥
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19初戦前編
俺達ヤマト眷属は中庭についたのだが
「既に向こう側に敵がいるな」
別館側に既に敵がいるのだ
「どうしますか?」
「いのり、壁の破壊とついでに相手にダメージ与えて」
「うん」
とりあえず邪魔な壁を破壊して敵にもダメージを与える
『リク・ラク ラ・ラック ライラック……』
魔法詠唱!ネギくんとエヴァさんにも特訓してもらったから使えるのは知ってたけどいきなり使うとは
『氷の精霊(セプテンデキム・スピリトゥス) 17頭
集い来りて(コエウンテース) 敵を切り裂け(イニミクム・コンキダント)
魔法の射手(サギタ・マギカ) 連弾・氷の17矢!!』
いのりの周りに17の氷柱が現れ壁に激突し壁は崩れた
「今のではしとめていない」
わざと急所をはずしたな。一週間の修行で魔法の応用も終わらせるなんて
「ヤマト……あれ」
簪の指さす方を向くと巨人と巨大なドラゴンがいた
「巨人はガンドマでドラゴンはラードラでどちらとも駒は戦車です」
ち………こちらの戦車は未だ空席だから面倒だな
「とりあえずペアを言うぞ。姉さんと簪ペア、真名とレイヴェルペア、レナ、雪、秋ペア最後に俺といのりペアだ」
このペアの理由ははっきりいって特に無い。ただ簪ペアは修行時からタッグだったからだ。他にはレナペアは五年前からの連携を生かせると思っただけだ。
「あのでかいのはどうするの?」
それが問題何だよな
「私たちがやります」
そう名乗りをあげたのはレナだった
「私たちの三位一体の『極大魔法』なら何とかなります」
他にては無いみたいだな
「わかったがリタイアは許さないからね?」
「もちろんわかってます」
ならいいか
「よし、あの戦車はレナペアに任せる、剣士達は簪ペア、僧侶達は真名ペアに任せる。俺といのりは女王を狩る」
『了解!』
「みんな気をつけてね」
俺の言葉を聞き各ペアはそれぞれのターゲットに向かって走り出した
◇
「君達が僕達の相手なのかい?」
私達(簪とシャルロット)の前には青い馬に乗る騎士ともう一人の騎士がいる
「そうよ」
「騎士ならわかるが兵士の君達には勝てないぞ?」
なんか腹立つ、早めに終わらせるわ
「大丈夫、私達は負けない」
「いせいはいいな」
私達は最強の剣士達に鍛えられた剣術が流派がある。ヤマトへの思いがある。私達は誰にも負けない!
「行くよシャルロットさん」
「うん、簪さん」
私は『蒼龍帝の剣』シャルロットさんは『真黒眼の剣』を構える
「その力、みせてみろ!」
相手の騎士も武器を構え突っ込んで剣を振るってくるが私は剣ではじく。普通なら押し込まれるはずの力のさだが神器がそれの差を埋めているためはじくことができるのだ
『決めるわよ、簪ちゃん』
神器からブルーがしゃべりかけてきた
「わかってる」
シャルロットさんは空高く飛び上がり私は突っ込んで相手の懐に入る
「時雨蒼燕流……」
「飛天御剣流……」
私達が継承した流派でこの世に使用できるのも3人もいない流派だ
「一の型 車軸の雨!」
「龍槌閃!」
車軸の雨……刀を両手で持ち突進し相手を突く。
龍槌閃……空高く飛び上がり、自然落下を利用した威力の高い斬撃で一気に斬り裂く。
「見事だ……」
二人の騎士はリタイアの光に飲まれていった。そこでアナウンスが流れる
『サイラオーグ・バアル眷属、『騎士』二名、『戦車』二名、『僧侶』二名リタイア』
他のみんなも倒せたようです。あれ?女王のリタイア宣言がされてないわ
どごぉぉぉぉぉ
『!?』
中庭の一角にクレーターができその中心にいたのがヤマトといのりだった
◇
「くっ………」
この女王強すぎる!
「ヤマト大丈夫?」
「大丈夫だよ、いのりは?」
「私も大丈夫」
それは良かった……さて、あのスキマ悪魔はどうすればいいかな?
ドクン、ドクン、ドクン
なんだ?体が熱い、『…』誰だ?俺呼ぶ者は誰だ?『……』そうか、お前は……なんだな
「いのりは休んでいて」
「…わかった」
俺はいのりから離れ女王をみる
「『フェニックスモード』!!」
俺の体を黄金の炎が包み込み鎧を作り出した
『フェニックスの鎧ってところかな』
「そんな鎧、赤龍帝に比べたら!」
イッセーのやつ何かやりやがったな、まあ、鎧なら俺の方が危険だけどな
『不死拳奥義……』
俺は女王の後ろに現れた
「!?」
女王は後ろに現れた俺に驚いていた
『紅蓮爆黄刃!』
黄金の炎を両手にまとい殴る技で他の『不死拳』に比べて威力があるために奥義にした
どごぉぉぉぉぉん
女王は地面に叩きつけられリタイアの光に消えた
『サイラオーグ・バアル眷属、『女王』一名リタイア』
これであとはサイラオーグと兵士だけだな
続く
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