守護者に俺はなる!!!
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次の島はリトルガーデン
ウイスキーピークから次の島を目指す俺達。特に問題もなく順調に進んでいると、ナミが言う。
ナミ「間違いないわ。指針もあの島を指してる。グランドライン二つ目の島よ!!」
『おぉ~!!』
次の島はリトルガーデンという。島はジャングルに覆われており、色々な猛獣の鳴き声が聞こえてきた。
ルフィ「サンジ!弁当作ってくれ!!」
サンジ「弁当だ?」
ルフィ「ああ!海賊弁当!!冒険のにおいがする!!!」
サンジ「分かったよ。ちょっと待ってろ」
サンジはキッチンに行き、弁当を作り始める。
ユウ「ルフィ、島に降りるなら極力肌を出すなよ」
ウソップ「何でだ?」
ユウ「おそらくここは、普通のジャングルじゃない。昔色々と聞いたけど、ジャングル等は未知な菌等がある場合もあるからな。生憎ウチには船医がいない。誰かが病気になるのを防ぐんだよ。あまり肌を出さなければ、変な菌に感染する確率を減らせるはずだ」
ナミ「なるほど。確かにそうよね。トラが倒されるくらいだもんね」
ユウの意見にナミは同意した。
ユウ「だから気を付けろよ」
ルフィ「分かった!」
そしてルフィは、サンジから弁当を受け取ると行ってしまった。ゾロとサンジは、どっちがデカイ獲物を狩れるか狩勝負に出掛けた。俺も暇なので、ジャングルを探索しようと思った。
レモーネ「私も一緒に行くわ」
ユウ「なら、船番はナミとウソップの二人に任せたぞ!」
ナミ「ちょ、ちょっとお兄ちゃん!?」
ウソップ「おい~!!お前が離れたら、誰が俺達を守ってくれるんだ~!!」
などと叫んでいたが、既にユウとレモーネの姿はなかった。
「「・・・・・・」」
船に残った二人は、お互いの顔を見合わせる。
ウソップ「頼りねェ・・・」
ナミ「私の台詞よ!!」
そんな会話をしていたのであった。ジャングルに入った俺とレモーネは、驚くべき生物と出会っていた。
レモーネ「恐竜だわ」
ユウ「だな。随分とデカイな」
俺達の前には、恐竜がいた。今にも俺達を食べようとしている。
ユウ「やれやれ」
俺は倒そうとすると、レモーネに止められる。
レモーネ「せっかくの機会だし、ユウに教わってる覇気が何処まで使えるか試したいの」
ユウ「そうだな。そろそろ実戦してもいいかもな。じゃあ試してみろよ」
レモーネ「キャハハ!いくわよ!!一万キロギロチン!!」
レモーネの右足が黒くなる。武装色を纏っているからだ。そして見事に、恐竜を一撃で倒すのであった。
ユウ「中々いいけど、もう少し鍛練しないとな」
レモーネ「やっぱり、まだユウには及ばないわね」
ユウ「そう簡単に抜かれてたまるか!」
再び俺達は、ジャングルを進むのであった。暫く進んでると、遠くに一軒の白い家が見えた。
ユウ「家?こんなジャングルの中に」
レモーネ「これは!?」
レモーネは、家を見て驚いた。
ユウ「どうしたんだ?」
レモーネ「すぐ離れましょう!説明するから!!」
俺達は急いでその家から離れた。
ユウ「そんなに慌ててどうしたんだ?」
レモーネ「あれは、Mr.3の力で作った家よ」
ユウ「Mr.3?」
おそらくB・Wのエージェントなのは分かるけど、どんな連中かは知らない。
レモーネ「そうよ。私と組んでいたのがMr.5よ。そしてMr.3も悪魔の実の能力者」
ユウ「どんな能力なんだ?」
レモーネ「《ドルドルの実》の能力。ロウを操るのよ」
ユウ「ロウって、ロウソクのロウか?」
レモーネ「そうよ。そして彼のパートナーが、ミス・ゴールデンウィーク。絵の具を自在に操るのよ」
ユウ「そいつも能力者なのか?」
レモーネ「違うわ。何でか知らないけど、ゴールデンウィークが操る絵の具には、不思議な力が宿るのよ」
ユウ「能力者じゃないのか。それは凄いな」
俺は、ゴールデンウィークの能力に素直にそう思った。しかし、ロウはどうにか出来そうだが、絵の具の方が厄介そうだな。
ユウ「あの家には、今誰もいないみたいだけど」
レモーネ「そうね。この距離ではまだ分からないけど、さっき近くまで行ったときに分かったわ」
ユウ「・・・気になるな。恐らく、俺達を追って来たと思うけど・・・まさか!?」
俺は嫌な予感がした。
ユウ「既に、俺達の誰かを見つけたとかか!?」
レモーネ「!?その可能性は否定できないわね」
ユウ「まずいな!急いで探さないと!!」
俺は集中して、見聞色から気配を探す。
ユウ「こっちか!!」
気配が複数あった場所に急いで向かう。到着すると、サンジ以外の全員が集まっていた。
ナミ「お兄ちゃん!!」
ユウ「無事か!!」
ゾロ「微妙だが、まだ生きてるな」
ユウ「そうか」
俺はホッと胸を撫で下ろす。レモーネは、元パートナーと話している。
Mr.5「まさか、お前が裏切るとはな。バレンタインデー」
レモーネ「ユウと一緒にいた方が助かるしね。それに、居心地がいいのよ♪」
Mr.5「残念だ。せめて俺の手でお前を殺してやるよ」
Mr.5は攻撃しようとするが、俺がレモーネの前に立つ。
ユウ「悪いけど、レモーネは殺らせはしないぞ?約束したからな」
レモーネ「ユウ・・・」
レモーネは、そう言ってくれたユウに感動していた。
Mr.5「お前がバレンタインデーを騙したのか」
ユウ「騙したとは人聞き悪いな。ちゃんと話して、本人の同意を得てるよ」
Mr.5「ふざけた事を・・・」
ユウ「ルフィ、そっちの奴は任せるぞ」
ルフィ「任せとけ!!」
ユウ「ウソップは、皆を救出してくれ!!」
ウソップ「わ、分かった!いくぞカルー!!」
カルー「クエー!!」
ウソップとカルーは、ナミ達を助けるために動き出す。
Mr.5「やらせると思うなよ?ノーズファンシーキャノン!!」
ウソップとカルー目掛けて、Mr.5は鼻クソを飛ばす。見事にウソップに命中する。
Mr.5「ざまあみろ」
ユウ「どうかな?」
Mr.5「なに!?」
すると、倒れてるウソップがカードに変わった。
ユウ「既にウソップは、アイツ等を助けるべく行動しているよ」
Mr.5「いつの間に・・・」
Mr.5は、驚きを隠せなかった。
ユウ「いつの間に?いつでしょう?♪」
Mr.5「どうやってすり替えた!!」
ユウ「さ~?種も仕掛けもございません♪では、始めるとするか」
そして、俺とMr.5の戦いが始まるのであった。
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