緋弾のアリア 異端者にして転生者
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
DB編
最狂の科学者
第五弾 戻りゆく大地
前書き
ドクターウイロー編終了です
俺は今ドクターウイローと戦っている。詳しい状況はかいつまんで説明する。
まず現場についた俺はドクターコーチンと遭遇する。むこうの要求を突っぱねて臨戦態勢をとった瞬間大地が崩れた。正確には氷を突き破って何かが出現した。
そうドクターウイローだ。もはやただの巨大なロボットだが。
「お前の肉体は私がいただくぞ。」
「断るぜ。あいにくこの肉体は一人用なんだ。」
「覚悟しろ。」
巨大なこぶしを振り回してくる
「遅い。」
それを余裕で回避するが、氷の大地は崩れる。
(ヤツは遅い分パワーが高い。しかたない。なろうかあの形態に。)
言うまでも無い。超サイヤ人のことだ。
舞空術でそのまま停止して
「何!?」
大地が震える。砕け散った氷が俺を中心に舞う。空気が震える。雲が俺のほうに流れてくる。そしてわずかに見えてくる金色のオーラ。それが色をつけはじめやがて完全な金色となる。そして俺はそのオーラをまとう。髪も金色となり、瞳は碧になる。
「最初からフルパワーでいかせてもらう!」
「面白い!それがお前の真価か!」
その巨大なこぶしを振り下ろす。
それをありえないスピードでかわし叩き込む
「ぬっ!?」
なにがおこったか信じられないような声だ
それも無理は無いだろう。たった一撃でその鋼鉄の拳が破壊されたのだからな。
そのままもう片方の腕も吹き飛ばす。
そこでこんな考えが頭をめぐる
(こいつには最後の切り札がある。おそらくもう使う。不可避だろうな。)
「ぬぅ....、ここまでやるとはな。私自身が滅びかねん。奥の手で地球ごと...。」
そう言い残し上空へと飛び立つ
さてどうしたものか。猶予時間は5分といったところだろう
気を集中させる。無心になる。超サイヤ人を解除する。穏やかな心に戻る。
「世界中の草花や木そして人間たちよ。俺に元気を少し分けろ。」
見えないエネルギーが手の中に集まってゆくことを感じる。
それが少しずつだが巨大化して良き強大なものとなる。
-----------------
宇宙空間でドクターウイローはレーザーのチャージをしていた
「チャージ完了。発射だ。これで終わりだと思え。」
そして発射された
-----------------
「来たか。」
精神を集中させ目標を確定させる
「温かいな。」
そして元気玉を上空へと投擲する
二つのエネルギー波は上空で激突してぶつかり合う
--------------
「何だと!?」
--------------
「パワーは大体互角と言ったところか。」
再び超サイヤ人へと変身して舞空術で宇宙空間へ行く
指先に力を集中させて
やがてそれは鋭い形をとる
「しまった!?」
そちらのほうに気づかなかったドクターウイローはあわてて動くが
「もう遅いんだよ。」
思い切り上に振り上げ
「切り裂け!スピリット・エクスカリバー!」
振り下げる
その気の剣はドクターウイローを真っ二つに切り刻んだ
「くそ..なんてことだぁぁぁぁぁ」
断末魔と共に爆発し完全にこの世から文字通り消え去った。
ここからは後日談になる。
「良くやってくれた。」
「いえ、これが今回の任務だったので。局長、そろそろ失礼します。」
俺は日本に帰ってきた。そしてその間に会ったことを聞いた。やれやれ。こっちはこっちで着々と物語が進んでいるということか。
そして同時に次の予感を感じ取っていた。
どうして休息をくれないのかね。
そんな自嘲と共に今日も武偵高へと向かう!
後書き
次回から銀氷の魔女ジャンヌダルク30世編です!
べジットの秘められし過去が明かされます!(はやっ!)
ページ上へ戻る