トリニティセブン ~魔王候補と大魔公~
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魔王候補と大魔公
やあ、僕は新宮チトセ。なんか今日はいつもより騒がしいなぁとおもっていたら
セリナがすごい勢いでやってきてなにやらビラを配っていた
「号外ー、号外ですよー。なんとこの学校に転校生がやってきます!!
噂じゃおっかない能力の持ち主で力は魔王レベルに匹敵するとか!!」
へー魔王候補が転入してくるのか。面白そうなひとがくるなぁ
「ねえセリナちゃんそのこと詳しく聞かせてくれない?」
僕はさっきからビラを配っている女の子に聞いた
「チトセさんが興味をもつなんて珍しいですね。明日はこの世界が
滅亡でもするんですか?」
「いやいやそんなことはしないよちょっとひどくない?」
などと話しているとセリナが誰かとぶつかった
ドンッ!!
セリナがその噂の転校生とぶつかったのだ
「ほう、それは凄そうな奴だな......」
「きゃわーーーて、転校生!?」
ちょっとびっくりしすぎじゃないかと思ったけどまあいいや
この人が転校生の春日アラタかぁー。仲良くできるといいな
「というわけで転校生の春日アラタさんです」
今しゃべっているのが浅見リリス。僕たちと同い年だけど先生をやっていて、
トリニティセブンの一人の人だ
「お前、先生だったんだ......」
「こうゆうときはまず皆さんに挨拶してからにして下さい。
それにお前ではなく浅見リリスです
本当に失礼な人ですね」
「それもそっか...」
「春日アラタだ よろしくたのむ」
「それじゃあ何か質問がある人はいないですか?」
「はいはーい!
質問ですっ!!」
「はいセリナさんどうぞ」
「好みの女性はどんなんですか?」
そういったのは先ほどからでてきているセリナだ
意外とおしゃべりでたまに煩いと思うこともあるが質問しようと思ったことを
質問してくれるから助かっている
ただ、今回の質問はどーでもいいけど
「胸のデカい人だな」
「直球ですね」
「まあなくても愛せると思うが」
「しかも微妙なフォローきた!!」
「あとはまぁ顔がよければそれでいいよ」
「ぶっちゃけ女の敵ですね了解しました!!」
なんだこの会話は聴いてるこっちが恥ずかしくなる
「コホン もう気は済みましたかそれでは授業を「ちょっとまった」はいチトセどうしましたか?」
「質問ひとついいかい?」
「ええ、まあ」
「ねえ転校生さん、魔王クラスにしかできない世界構築したってのは本当かい?」
「ああ....あれくらい誰でもできるんじゃないの?」
「ちょ...アラタ!?」
「おおーーー本物だー!!」
「魔王候補キターー!!」
そんなことをいっているクラスメイトはほっといて僕は教壇の上に登った
「僕は新宮チトセ、これからよろしくね春日アラタ君」
そう僕はいって彼に右手をさしだし握手を求めた
「こちらこそよろしくなチトセ!!」
そういって彼は僕と握手をした
まあきっちりどんな魔力をもっているかは調べさせてもらったけどね
魔王因子をもっているのかぁ これからは退屈せずにすみそうだな
後書き
どうでしたか?まだ初心者なので温かい目でお願いします
今回出てきた能力
解析という魔法で、相手に触れることでどんな性質
なのかを知ることができる
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