FAIRY TAIL ある神使い達の伝説
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第十二話***大魔闘演武
前書き
すみません!
長い間の更新停止、本当にすみません!
学校も始まったし、また更新の遅い期間が続くと思うけど、できるかぎり更新するので、読んでくれたら嬉しいです。
それと、新年、2015年明けましておめでとうございます!
今年も、この小説と朔羽をよろしくお願いします!
X791 妖精の尻尾
「絶対出るんだーーーーーーッ!!!!出る出る出る出る!!!!」
とロメオが叫び、
「出ねぇ出ねぇ出ねぇ出ねぇ!!!!絶対、認めねぇ!!!! “アレ„ には、もう二度と参加しねぇっ!!!!」
とマカオが叫ぶ。
魔導士ギルド妖精の尻尾では、コンボルト親子による親子喧嘩が繰り広げられていた。
その中、
「ただいま」
ポーリュシカの元へ行っていたナツ達四人が帰還する。
しかし、コンボルト親子は争い続けていた。
「父ちゃんにはもう決める権限ねーだろ!!!マスターじゃねえんだから!!!」
「オレはギルドの一員として言ってんの!!!!」
横で見ていたクウヤが溜め息をつく。
「二酸化炭素」
二人の周囲に二酸化炭素を漂わせた。
「うぶっ」
「ぐぅっ」
もちろん二人は息が詰まり話せなくなる。
「酸素」
酸素を戻したクウヤにロメオは噛みついた。
……物理的に。
「がうっ!はにふんだよ、フウヤ」
「痛っ、何言ってんのかさっぱりわからん!とりあえず離せっ」
ロメオはクウヤから口を話すと、今度は物理的でなく噛みついた。
「何すんだよ!クウヤぁ!」
クウヤは落ち着いた表情で提案する。
「このままじゃ、ずっと平行線だろ?堂々巡りだし、意味ねーよ。一旦多数決取ろーぜ?
出たくない人、はーい」
「はーい!!」
「「「はーい!!!」」」
「アレだけは、もう勘弁してくれ」
「生き恥晒すようなものよ~」
残留組のほとんどが手を上げた。
クウヤも手を上げる。
「なんで皆出たくねーんだよ!クウヤもさぁ!今年は天狼組がいる!!!ナツ兄やエルザ姉がいるんだぜ!!!妖精の尻尾が負けるもんかっ!!!!」
ロメオが叫ぶ。
「けど、天狼組には七年のブランクがな」
ウォーレンが言う。
ナツが訪うた。
「さっきから出るとか出ねぇとか何の話だよ!?」
ロメオが笑顔で答えた。
「ナツ兄達の居ない間にフィオーレ一のギルドを決める祭が出来たんだ」
「おーーーーーーっ!!」
「そりゃ面白そうだな」
ハッピーとナツが目を輝かせた。
「フィオーレ中のギルドが集まって魔力を競い合うんだ。その名も…
大魔闘演武!!!!」
その言葉に、天狼組が目を輝かせる。
「おおーーーーっ!!!」
「大魔闘演武!!」
「楽しそうですね」
「まさに “祭„ って訳か」
「なるほどそこで優勝すれば……妖精の尻尾はフィオーレ一のギルドになれる!!!!」
「「「おおっ!!!!」」」
最後は大勢の言葉が揃う。
「しかし…今のお前らの実力で優勝なんぞ狙えるかのう」
最初渋っていたマスターも、
「優勝したらギルドに賞金三千万J入るんだぜ」
「出る!!!!」
一気に “出る派„ に。
「無理だよ!!天馬やラミア…………」
「剣咬の虎だって出るんだぞ!!」
「ちなみに過去の祭じゃオレ達ずっと最下位だぜ」
の声にも、
「そんなの全部蹴散らしてくれるわい」
とボクシングのジェスチャーで答えた。
「燃えてきたぞーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!」
テンションが上がったナツは火を吐き、
「その大会いつやるんだよ」
とロメオに訪ねる。
「三ヶ月後だよ!!」
と答えると手を打った。
「十分だ!!!!
それまでに鍛え直して、妖精の尻尾をもう一度フィオーレ一のギルドにしてやる!!!!」
その意気に他の天狼組も合わせる。
「いいねえ!!」
「うん!!皆の力を一つにすれば」
「出来ない事は無い」
「グランディーネから貰った魔法、それまでに覚えないと」
「祭だよー、シャルルー」
「このギルドは年中そうでしょ」
「漢ーーーーーーーーっ!!!
祭といえば漢だーーーーーー!!!」
「ギルダーツの願い……案外すぐに達成できそうじゃない?」
それに残留組が浮かない顔で続ける。
「マジかよ」
「本気で出るのか?」
「や……やめといた方が……」
「オレは止めましたよ」
「ナツが考えてるようなバトル祭とはちょっと違うよ」
との声にナツは
「え!?違うの!?」
と返した。
「地獄さ「出ると決めたからにはとやかく言っても仕方あるまい!!!!」
答えたウォーレンの言葉に被せるようにマスターが叫んだ。
「目指せ三千…コホン、目指せフィオーレ一!!!」
三千万といいかけたのを正す。
「チームフェアリーテイル!!!!
大魔闘演武に参戦じゃああっ!!!!」
後書き
今回から、マカロフの表記をマスターに変えました!
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