新妹魔王の契約者~龍剣使いの神皇帝~
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1巻
新たな外史での準備
前書き
いつか書きたいと思ったらアニメ化したので、書いてみました。思いついたら書いた方が身のためだと思ったからです。原作通りにはならない展開を用意してから書いてみるつもりではありますが、こっちより戦国†恋姫を先に終わらせたいとは思ってます。
それは俺が拠点から本拠地である月中基地本部でくつろいでいた俺である織斑一真だったが、第1課の者からの報告で第0課の俺自ら行ってみる事にしたのだった。いつもはトレミーやら他の仲間たちと一緒に行く外史やら正史のような世界に行くつもりだけど、たまには俺一人でもいいのでは?と議案があった時は俺的にはどっちでもいいと思った。深雪も正規メンバーだし、ルシファー達もルシファー=朱音、レヴィアタン=藍音、ベルゼブブ=刀花、アスモデウス=鈴音として織斑の姓を使って俺らと共に仕事をする事が多くなった。そして迅に呼ばれてある外史に行ってみてあるホテルの一室に向かった俺と今回俺のサポートととして連れてきた娘の深雪と共に行った。朱音達はどこにいるんだ?と思うが、実はここに来た後の産物で俺と深雪はこの外史にすんなり入れたが朱音達は入室できなかった。なので、四人一体としたシステムで今は俺の中にいるけど戦闘やサポート態勢に入る場合は俺が呼ぶ事で召喚される事にした。
「にしても今回も深雪だが朱音達四人を俺の中に居させるとは一体どういう事なんだ?」
「恐らくこの外史にも悪魔という種族がいて、前とはいえ四大魔王の一人と知ればこれからお会いになる私の妹に驚愕を与えない為でしょうね」
『毎回毎回他のメンバーで行くから、今回の外史では私達がピッタリだと思って自ら志願したのよ』
『うんうん、たまには私達も一真君のサポートをしたいからね~』
『それにたまには一真の護衛というのもやってみたいのだよ。にしても私だけは音という名ではないのだな』
『そりゃそうでしょうね、最初は刃音にしようとしたみたいだけどそれじゃ女性としては分からないと思ったからじゃないの?剣士であるベルゼブブには刀花でお似合いじゃない。あと今の私達は一真のアクセサリーで話しているような物よ』
「まあいいや、今の俺は姿だけを借りたようなもんだ。ホントは名前と容姿を本来の主人公から借りる事だったのだが、今回は容姿も名前も変更可能だったんで本来の姿なのさ。あとこれから会う者は、事前に俺の分身体を外史の中に入れて父親である迅の息子だという風な設定となっている。だがこれからの事では迅の息子ではあるが、俺は俺のままで行くつもりだ」
俺ら二人は、とあるVIP室に向かっていた。本来の物語では主人公東城刃更は父親の東城迅と2人暮らしであったが、成瀬澪と成瀬万理亜が新しい家族の一員になるという所の前に、分身体である俺を外史の始まりである勇者の里にいた。そしてある事件から里から追い出された後からの行動までを正史=原作と同じにしてから、出生が実は勇者の一族ではなく、神界、ここでは神族というらしいがそこの頂点である創造神黒鐵という事にした。無論神族は、こちらに来た時には既に前代創造神鋼により準備万端であった。鋼の仕事はストーリー原案を原作書庫という所から持ってきて全てを理解させてから、生まれたばかりの外史に情報端末であるデータバンクを外史に入力する。
「いいか、この世界では悪魔や神族という種族がいるそうだ。そんでこれから会う予定の新米魔王とのコンタクトを迅がやってくれたから、そこからこの外史が始まる事になっているが新妹魔王が俺の正体である勇者の一族というのが知れた後からの護衛としてアクセサリー化とさせてもらった」
「それにお父さまにはドライグ、サマエル、グレンデルがいますでしょうから、朱音さん達の身体を一時的にアクセサリー化にする事でここに入れたのだと深雪は思いますよ。私にはティアマットがおりますし」
『なるほどね、私達がなぜ入れない理由が何となくだけど分かった気がするわ』
『私達の身体ごと創造の力で、アクセサリーとなった訳だけどまさか一つで朱音達がいるとは思わなかったよ~。それにまるで第二の家って感じで、一人ずつ部屋があってリビング兼ダイニングルームや鍛錬する場所まであるなんて』
『私達は種族が悪魔から半魔と半神となった存在だ、それに一真の護衛をやるならちょうどいいのだろうさ。それにしてもまた四人一緒とは思わなかった』
『深雪さんという強力な護衛がいますが、たまには私達も行ってはみたいのですよ。それにここでも情報分析に長けている者がいる方がいいと思いますよ、ここには情報端末まであります』
そう言いながらどんどん奥に入った後に、扉を開けるこのホテルの従業員。そしてそこにいたのは分身体である東城刃更と東城迅が俺の事を待っていた様子だった。そして俺が席に座るとまず分身体が本体である俺と一致してから、分身体が経験した情報を事細かにデータとして一度ヴェーダに送られた。ここには国連軍所属というのは皆無である。ま、一応トレミー3番艦と少数のクルーはいるが今回活躍するのは主に悪魔と勇者だ。それに深雪はISを所持しているし、魔力や剣術は朱音達がいるからな。
「ふう・・・・情報量が多いが、俺を呼んだ価値はあるのか?迅」
「おうよ、ここは実に面白くなってくると思っての事です。それよりも深雪さんは前でお会いしてますがルシファー様『朱音、藍音、刀花、鈴音だ』失礼しました、朱音さん達は声だけではありますが初めましてと言いましょうか?次元パトロール隊第1課の副部長をしている者です」
「お久しぶりです迅さん」
『初めまして、迅さん』
「ま、今回も一応ストーリー原案は見たが中々面白そうなところだな。主に戦闘面に関しては、まるで拠点であるところのようだ」
「ここでは拠点D×Dとは違い、普通の人間に紛れて悪魔や勇者の一族が隠居しているようなもんですぜ。まあ織斑総司令官のように半分戦闘狂にとっては絶好かと思い、忠教部長に報告として入れたのです。それに第1課からの者達は、会社のような感じですが貴方様のように次元パトロール隊をまとめている人が自ら前線に来ているとは俺いや私としては驚きではあります『俺のままで構わんよ?それと普段通りでもいいぞ』そうですかい?それなら有難いですね、今まであなたの分身体を息子と思って可愛がってやりましたがね。それより朱音さん達の立ち位置はどうなるので?」
そこからは俺達の密談となったが、まず深雪は俺の娘という設定のままではあるが本来の設定である東城という姓は使わない。新米魔王との接触後に一度は家から追い出した後に追っ手である悪魔達を片付ける為に一緒に倒すが、朱音達は新米魔王である成瀬澪の義理の母親とする。迅との関係は俺との幼馴染という設定ではあるので東城迅のままである。俺や深雪は本来の姿のままで迅と共に暮らしていたが、ある日深雪が妹が欲しいと言うのでちょうど保護した先代魔王の娘である成瀬澪と護衛役の成瀬万理亜を迅から俺らのとこに引き取るが、その時の容姿は本来より高校生の容姿となった。
「この容姿になるのは随分と久しぶりだな。拠点で言うなら兵藤一誠の時に戻った感覚だな、顔は原作通りだがそれ以外はイレギュラーなる俺となっているのかもな」
『ホント久しぶりよね、その姿を見るのは』
『でもでも~、私達は四つの身体を一つの宝玉となって一真君の指輪となっている』
『それにだ、学生している間は透明化できるからずっと付けているというのは考えた設定だな』
『見た目は小さいダイヤの指輪でもこの中は、四人が暮らしていけるような環境となっているし一真君からの召喚命令で一時的に出れるのだから』
『俺達の事も忘れないでほしいもんだぜ』
『そうそう、一真の中にいるのは朱音達だけじゃないという事を~』
『ぐははははは!前四大魔王が俺達と共に住んでいるとは思わなかったぜぇー、まあここで暴れても一切旦那に被害出ねえから随分とまあお得な設定を創ったな』
「お父さまもですが、私もこの姿でお父さまと同じ歳のような容姿になるとは思いませんでした。まあ私の中にもティアがいますし、問題はないでしょう」
『ええ、深雪の護衛については私に任せなさい。いつでも力も貸すし、召喚される時はいつでも暴れてもいいようにしましょう』
俺が喋った後に喋ったのは俺の指輪が光っていた事だが、アクセサリーにしたはいいがどういう風にするか考えたが結局のところ指輪となってしまった。奏の結婚指輪と一緒にな。その後からはいつものメンツ達であったが、ここで声を発してないのはクロウ・クルワッハにアジ・ダハーカにラードゥンだ。元邪龍であるがマスターボールにより捕獲後からは無口となった。
『別に俺達が無口になった訳ではないぞ?一真』
『無口ではなくただ話さないだけですよ。私達の出番はあまりないですからねー』
『ま、今まで出番が無かった俺達ではあるがな。今回は出番を増やしてくれよな?一真の旦那』
無口ではなかった元邪龍たちだったから、今俺の中にいるのは前四大魔王とドライグとサマエルと元邪龍で今じゃ神龍となったグレンデル達。ま、今まで活躍したのはグレンデルだけだったからな。いくら無限にいられるとしても、グレンデル達はボールの中に入っている状態であるが小型ドラゴンとしての肉体を与えてある。クロウだけはヒト型の肉体を新たに創ってあげた。クロウ曰く小型ドラゴンよりヒト化の方が都合がいいと言ってきたからだ。
「一真さん、準備はいいですかな?」
「迅、今は年下の役なのだから呼び捨てで構わんよ。見た目は高校生だが、中身が大人だとしてもだ」
「あははは、恐らくこういう役は初めてですか?迅様」
「まあな、俺はいつも忠教の部下だったが総司令官を呼び捨てするのはバチ当たりかと思ってねぇ。でもまあ今の俺は一真の保護者な訳だから、構わないようだ」
今俺達は明日に控えて服装をチェックしていた、明日会う約束を取り付けた迅によって俺と深雪は学生の頃を思い出した服装を着ていた。俺は量子変換機を持っているが、深雪にも持たせている。奏や優斗も持っているがいつも着ている軍服を纏っている所為なのか、たまに俺が壊れてないか修復する時があるけどな。妹が出来るというのは既にこっちは経験済みではあるが、可愛い・優しい・柔らかいとも言うし朝起こしに来るとも言うし情事もし放題とも言う。生意気やガサツとも言うが、深雪はそんな事はないと言いたい程の素晴らしい娘である。深雪にとっては、姉になるという事になるがちゃんとやれるかどうか心配していたが朱音達やティアに励まされて自信を持った一日だった。
後書き
今回初登場したクロウ達は、D×Dでマスターボールで捕獲されて新たな仲間になる予定です。
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