ソードアート・オンライン~狩人と黒の剣士~
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
神々と元初神と闇神の超覚醒
前書き
ダークが主に超覚醒する回。
空間転移能力で空間ごと別の空間へと移動させた俺は、ウロヴォロスをねめつける。
「覚悟は良いか、俺は出来ている」
「まだ数では此方が上!やってしまえ!!」
『ウォオオオオオオオッ!!』
ダーク分身体が俺を狙い、剣を構える。しかし。
「権限・絶対なる死」
傍らに居たキリト……いや、ブラッキーフェイタル・クリティカルの権限魔法により、ダーク分身体が一斉に死に絶えた。
「なっ!?」
ウロヴォロスはそれを見て、一歩下がるが、
「何処に逃げようって言うんだい?」
アルマが、そこにいた。
「なっ、なっ!?」
「『命令だ。彼等に立ち向かえ』」
アルマの得意技、<嘘の王>。
アルマが出した命令には、絶対従わねばならない思考を植え付ける。
「は、はい!」
その為、自分の思考と間違え、錯覚する。
アルマが恐ろしい所はそれ以外にもあるが、これはまだ優しい方だ。
アルマが消えると、ウロヴォロスは神化して、俺の消滅攻撃を放ってくる。
だが、それは虹色の障壁に護られた。
「<七色の障壁>!!」
俺の神力覚醒の影響で神化したサナの姿。神名は境界を統べる女神。名は<バウンダリー・ヴァルキュリア>。
「皆は、私が守る!!」
「ナイス、サナ!!」
その障壁から抜ける二人の光影。
ライト/ブラットジェット・ストロングスとリン/スノーホワイト・スピーダー。
両者共に神器を手にウロヴォロスに迫る。
「<漆黒剣・覇邪>!!」
「<純白蒼氷斬>!!」
二振りの斬撃はシンクロしたように動き、クロス状に、ウロヴォロスを切り裂いた。
「グアッ!……しかしっ!!」
即座に回復能力が発動される。その時。
「<メタルファング>」
鋼鉄の顎がウロヴォロスの右腕を引きちぎった。
「ふん。右腕のみか」
レイトの神化。神名は<機械仕掛けの無情神>。名は<メタルドラグナー・グレイブ>。
「「オオオオッ!!」」
そこに、ロードとゲンが同時に蹴りを入れて、<時間消滅>の結界に叩き付ける。
「ほんっとに何回殺すか♪」
「どうしてくれよう」
ロード/神名は<音楽の奇術神>。名は<ブラスターソング・ロード>。
ゲン/神名は<格闘神>。名は<グレイテスト・オブ・ブレイザー>。
「ぐっ……」
「まだ、終わりじゃ在りませんよ?」
結界に叩き付けられたウロヴォロスの前に、タツ。
「<地面に這いつくばれ>」
「くおっ!?」
タツが言った途端、ウロヴォロスは這いつくばった。
タツ/ザウス・オールマイティは神界に置ける最高神、ゼウスに認められた神。その力の元は光と闇。つまり真実と嘘。
「<吹き飛べ>」
再びザウス・オールマイティの言葉が発せられ、結界に吹き飛ばされる。当然、後が無いわけだからそのまま結界による消滅と再生をくらい続けるだけだ。
「タツ、どけっ!!」
そこに、ライト……いや、今や神になった<ブラッティ・リペレイター>がその真紅に染まった剣でウロヴォロスの両腕と両足を切り裂いた。
片手剣ソードスキル<バーチカル・アーク>。
「アアアアアアアッ!!」
「へぇ、神にも痛覚があんのか……よっ!!」
そのまま回し蹴りを炸裂させると、俺の方に転がってくる。
「た、助けてくれ!!死に、死にたく……」
俺は、冷ややかな眼でウロヴォロスを見た。
「今更命乞いとは……貴様はそれでも神か?神なら……もっとあらがって見せろ!!」
ウロヴォロスを吹き飛ばし、ブラッティ・リペレイターが空へと吹き飛ばす。
「超………神化体!!」
俺は全ての闇、光、属性を吸収し、その身に宿した。
「<我が名は……解放の全能神>!!」
もう一つの姿、神の力をその身に全て宿し、最高神ゼウスより授かった最強審判能力及び名。それが、<リペレイト・ゼウス>。
「神器生来、<連武迅雷刀>!!」
途端、雷が八本、周りに落ち、そこから八本の雷を纏う刀が生来した。
「さぁ、絶命タイムだ、有り難く受け取れ!!」
二本の迅雷刀を取り、残りの六本を空中に浮遊させたままウロヴォロスに飛ばす。
それを身体に貫通させると、ウロヴォロス目掛け駆け出す。
「<詐欺師の癇癪玉>!!」
高らかに叫ぶと、ウロヴォロスの姿が消え、それより遠い場所に現れる。
「ハッハ!忘れた訳じゃあ在りませんよねぇえええええ!?貴方の能力を私が持っている事にぃいいいい!?」
「……なら、それを打ち消す」
ザンッ、と一本の迅雷刀を地面に刺すと、言う。
「全能神の審判。<判決……貴候の能力を全て剥奪>!!」
すぐに六本の迅雷刀はウロヴォロスに再度貫き、地面に刺した一本を残して、俺は肉薄する。
「<ランディング・セイバー>!!」
「無駄と言った!!<詐欺師の癇癪玉>!!」
ウロヴォロスの声と同時に、斬撃はウロヴォロスを切り裂いた。
「な……なぜ……!?」
「言ったはずだ。最高神の審判、判決貴候の能力を全て剥奪する、と」
ズルリ、と六本の迅雷刀が抜け、俺は一飛びで下がる。
「馬鹿な……!元初の力が剥奪されるなど……!」
「俺達は次世代神だ。その中でも、俺とタツはゼウスの力を受け継いでいる。事実、審判を可能とするのは、俺達二人だ」
ウロヴォロスは驚愕した様に見て、そして、言う。
「……しかし、<時間消滅>は終わらない!!このまま時間が立てば……!」
「残念だが、不可能だ。ミヤビ」
「うん。超神化体、<我が名は永久凍結>」
途端、空気が凍り付き、空間その物が凍結し、地獄の氷と化した。
「これで、<時間消滅>による時空間消滅の影響は無し。そして……」
ミヤビが手を握ると、<時間消滅>の結界ごとそれを壊した。
「凍結した世界なら、爆発はしない。何故なら、凍ってるから」
「……馬鹿な!!これでは私の計画が……!」
「お前さんは、俺を喰った時から詰みだったんだよ」
俺の後ろから、ウロヴォロスに喰われていたブラッティ・リペレイターが戻ってきた。その後ろから、スフィア、リティーラ、ロウシェードの三人が現れる。
「お疲れ」
「本当です。何か、後で手伝って貰います」
スフィアが言うと、俺は神器<審判全能剣>を構える。
「さて、第一級犯罪神ウロヴォロス。テメェには二通りの罪の償い方を教えてやるよ」
「何?」
「ひとーつ。俺らに神力を解放させて放つ必殺一撃を食らう。ふたーつ、俺による全神の神力をぶつけられてその命を俺に喰われる。さぁ、すぐ決めろ」
「なっ……!どっちも処刑だろうが!!」
「ったりめぇだろうが!!人の家族を傷付けたテメェはとっくの昔に、生まれた時から有罪って決まってんだよ!!」
『(無茶苦茶だなぁ……(^_^):』
全員の心が一致した時だった。
「弁解……」
「出来るわきゃねぇだろ!?テメェは死刑!!はい、確定!!」
俺は全神の神力を回収・剣に上乗せて構える。
「まずは……白黒五人衆の分!!」
そこから、五人の俺が現れる。
「<漆黒剣聖>!!」
「<純白純聖>!!」
「<聖神光陽>!!<邪皇闇陰>!!」
「<宝珠解放>!!」
「<竜騎士顎>!!」
剣、刀、クロー、それぞれの固有神器が現れると、構えた。
「<漆黒剣・覇邪剣聖>!!」
「<純白純聖蒼氷斬>!!」
「<陰陽陰陽斬>!!」
「<七聖光>!!」
「<竜皇天章砲>!!」
五人の攻撃を一纏めに剣に載せ、斬撃を放つ。
「お次は……ライト達の分!!」
そして、更に五人の俺が現れる。
「<真紅超新星>!!」
「<金剛圧>!!」
「<騎士王達の両手銃>!!」
『<暗黒>』
「……<永久凍結皇>」
そして、下斜めの斬撃にあわせて剣を銃を拳を、放つ。
「<解放一撃>!!」
「<金剛圧縮>!!」
「<英雄達の弾丸>♪」
『<虚無の消滅>』
「……<イニジオ・ハイルロード……コキュートス>」
斬撃に乗せた技で、一気にウロヴォロスの肉体が消滅した。
「ばか……な……!」
「テメェは、死がお似合いだぜ」
そして、振りきった剣を上段に構え、下に振りきる。
「<断罪の一撃(ブロー>!!」
ザンッ!と、切り裂かれた音と共に、空間が元に戻り、普通の世界が戻っていた。
「ウロヴォロス……その絶望が、お前のゴールだ」
ドゴォオオオオオオオオンッ!!!!
と、強大な音と共に、ウロヴォロスは爆死した。……依り代の方が。
『キサマラァアアア!!』
ウロヴォロス本来の姿は龍。神に近い存在から、龍が神になったと思われる。ウロヴォロスは依り代として、人の姿を取っていたに過ぎない。が……
「あらぁ……ありゃ、サーティーンと融合してね?」
見た目がサーティーンと酷似していた。なら、奴に素晴らしい最後を与えるのはアレしかない。
「晴人、恭夜、ライト。行くぞ」
「うぇええ……」
「面倒な……」
「巻き込むなっての」
『シャバドゥビタッチヘンシーン!!イーンフィニティー!!プルルリィイイイイイズ!!!ヒースイフードー!ボウザバビュードゴーン!!』
『クウガ・アギト・龍騎・ファイズ・ブレイド・ヒビキ・カブト・電王・キバ・ディケイド・W・オーズ・フォーゼ・ウィザード・鎧武・ドライブ!ファイナルカメンライド・ブラスト!!』
『スラッシュ・チェンジ・ブレード!!』
晴人はインフィニティーに、恭夜はブラスト・コンプリートフォームに、ライトはブレードになり、俺はオーズ……ではなくドライブドライバー(と書いてベルトさんと読む)を境界を繋げて取り出した。
「行くぜ、ベルトさん!!」
『大出血Verだ!!派手にやりたまえ!!スタート・ユア・エンジン!!』
黄金のタイプスピードシフトカーをレバーにして、シフトブレスにセット、斜め下に向けて、
「変身!!」
押した。
『ドラ~イブ!!タ~イプゴッテス!!』
途端、全身金色で、マントの付いたタイプスピードに変わった。
「……何だこりゃ!?」
『翔夜の影響だ。今なら各ライダーの武器が使える!!』
「そう言うことな!!来い、重醒剣キングラウザー!!」
途端、手元にキングラウザーが現れる。
『アタックライド・ザンバッドソード』
「何してる。早く決めねば暴れたままだぞ」
『スラッシュ・ブレイド・キング』
「そうだぜ、早くしよう!!」
「来い、ドラゴン!!」
ブラストがザンバッドソードを、ブレードが同じくキングラウザーを、ウィザードはアックスカリバーをアックスモードで構える。
「よっしゃ!!一丁殺りますか!!」
『『10、J、Q、K、A』』
『ファイナルアタックライド・キ・キ・キ・キバ!!』
『ハ~イタ~ッチ!!』
それぞれが必殺技を待機させ、同時に、ウロヴォロス邪龍体へと飛び出した。
「オラァアアアッ!!」
ザンバットバットでザンバッドソードを磨いだブラストが、縦に斬撃を放って右腕を消滅させ、
『シャイニングストライ~ク!!キラキラッ!キラキラッ!』
「フィナーレだ!!」
ウィザードのアックスカリバーが巨大化して左腕を切り裂き、
『『ロイヤルストレートフラッシュ』』
覚醒したカードが俺達二人の前に現れ、
「セヤァアアアアッ!!」
ブラストが下半身を斬撃を飛ばして斬って消滅させ、
「オオオオオオオオオッ!!」
全神力を乗せたキングラウザーを構え、カードの中を通って加速し、
「どりゃあああああっ!!」
一刀両断に切り裂いた。
『グォオオオオオオオッ!!』
酷い断末魔が辺りに響き、そして、次の瞬間、ワームホールを生み出して消滅した。
「ふぃー」
「終わったな」
「あー、疲れたぁ……」
俺は皆を見て、少しだけ解らない様に笑った。
後書き
ようやく終わったぁああああっ!!飯も食わずに約三時間と少し!!
もう偉いよな俺!!自画自賛!!
ライト「チョーシ乗るな!!」
あいたっ!!
ダーク「今回、お手伝い頂いたRIGHT@さん、絶炎さん、かずのこさん、神崎さん本気でありがとうございました。作者に代わってお礼を申し上げます」
ライト「それにしても……神おおっ!?この話だけで神が大勢出てるの気のせいか!?」
気のせー気のせー(棒
ライト「何故棒読み!?」
あ、今日書く気がほぼ無いので明日に神化の設定書きますねー……後、ミヤビっさん申し訳無い。超、進化させちまいました。後でお怒りや罵りを受けます。何とでもどうぞ。全ては私の頭のせいでございます。
ライト「反省しやがれ」
ダーク「それよりも、俺はお前を殺し足りないんだが?」
あ、まだ喰われたのにあだっ!!
ダーク「喰うのは好きだが喰われるのは嫌いなんだよ!!」
いででででっ!!
ライト「これからもよろしくお願いします!!次回もお楽しみに!!ダーク混ぜろ!!」
ダーク「おう」
マトモなキャラクターは居ないのかぁああああああっ!!
ページ上へ戻る