寄生捕喰者とツインテール
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一歩踏み出し踏み外す
前書き
原作主人公 総二君→全てのツインテールを救う! ……そのついでに世界を救う。
今作主人公 瀧馬君→生きる為に喰らう行動が、世界を救う事に結果つながる。
……最終的には同じでも、目的が違うだけで何故にこうも温度差が出てくるものなのか……
それはさておき、今回主人公が変身いたします。……人外化とはタグにありますが、その人外化はぞくに言う“怪獣・怪人化”ばかりではないと言う事を、よくお気をつけなさりますよう……。
それではどうぞ。
説明終了から数分後。
今瀧馬は、部屋の中でぐちゃぐちゃになった家具や瓦礫をかき分けながら、何かを必死に探し続けていた。
『なあ相棒ヨオ。何探してんださっきカラ』
「言ったら碌でもない事が返ってくるだろうから言わん。……というか相棒ってなんだ」
『マジモンの運命共同体ダゼ? これから長げぇ付き合いになんだカラ、相棒と呼んだっていいだろウニ』
「ハ、別の意味で碌でもねえ……」
単純感情種のエレメリアンが問うた何を探しているかには結局答えず、瀧馬は引き続き掻き分けて探し続ける。
そういった単純作業を繰り返すこと数分。
瀧馬の掻き分ける手が止まり、瓦礫を横にやるのではなく大きくどかして、それまでの動作とは対照的に優しくそこへそっと手を差し込む。
そして彼の手の中に抱かれていたのは……所々食いちぎられた、傷だらけの子犬だった。
『アア、供養でもするつもリカ?』
「……お前は――――」
『言っとくガナ、その犬っころは滅茶苦茶に暴れ出してたんダ。流石に強くは無かったがこっちもギリギリ、手加減しろってのが無理ダ。それニナ、生きたいっていう欲望まで完璧に食い尽くさなケリャ、お前さんエネルギーが足りず死んでたんダゼ? 一時の感傷でテメーの命を無駄に出来るノカ? 相棒ハヨ』
「……わかった……だが供養はさせてもらう」
『気にしねぇからどうぞご勝手ニ』
その後は何の会話もせず瀧馬は黙って、奥にあったが為に無事だった冷蔵庫からハムを取り出し、地面を掘って埋めて木の板を立て、更にハムを盛り付けて傍に置くと、静かに手を合せて拝んだ。
これで子犬の無念がはれた訳では無かろうが、何もしないよりはした方が良い。
庭から家へと上がった瀧馬が次に取った行動は、取りあえず家の中を片付ける事だった。流石に元の状態に戻したりは出来ないが、ある程度隅に寄せて空間を広くとる事は可能だろうと、人並みなどとうに超えた腕力で瀧馬は次から次へと運んで行く。
『おい相棒。やりたい事は分かるガヨ、今日は止めとケヨ。明日絶対に後悔すルゼ』
「今やらなけりゃあ後々面倒臭くなってくる。なら今やっておいた方がいい」
『や~れヤレ。見た目に反して意外と真面目なこったネェ……』
「見た目と性格は関係ないだろうが。それこそ趣味趣向種のエレメリアンだって見た目と違って変態の集まりだろうに」
『オォいい例えダナ! ……ヤ、つーか面倒臭いかラヨ、アイツらの事は“アルティメギル”てよビナ』
言いながらも手と体を動かして、部屋を着々と片付けて行く。粗方物をすみっこへとやり終えた後で、瀧馬はボロボロになったソファーへ腰掛けた。
ようやくといった感じで一息ついた途端、腹が減っていた事に気が付いたか、冷蔵庫の方へと再び歩いて行く。そして、取りあえずとばかりにサンドイッチを取り出して、サイズの関係もあってかものの数十秒で食べ終えて緑茶を飲んだ。
「ふぅ……さて、お前にはまだ聞きたい事があるからな。質問させてもらう」
『いいぜいいいぜ何でも聞きな相棒。犬っころと居た時は暇で暇で仕方がなかったカラ、おしゃべり大歓迎ダゼ』
本当に普通に話すのは久しぶりなのだろう……エレメリアンの喋り方は、何処か子供の様な雰囲気を感じ取らせた。
「一つ目……お前名前は?」
『ラース、そう呼んでクレ』
「ならラース、二つ目だ。喰うっては文字通り物理的に食うのか?」
『それもあるが、あと二つ方法がアル。一つが奴等を倒して残留し出した属性力を吸い込む様に喰う事。もう一つが奴らを倒した後に残る核とも言える結晶、属性玉を喰う事ダナ』
「そうか」
ホッと溜息を吐かんばかりの表情になった瀧馬へ、寄生したエレメリアン……改めラースが、思い出したように付け加えた。
『ああそウダ。言っとくが幹部クラスにもならないと属性玉は碌なのが無ェシ、残留した物もそこまでエネルギー量は多くねえから、やっぱり多く取り込むにゃ直接食う必要があルゼ』
「……今聞きたくなかったな、それは」
『そういうナヨ。それにどの道多く喰らわねぇと行けなイゼ? 何せお前の体を元の細胞で再構築するためにエネルギーが必要だかラナ』
「そうか……何!?」
今し方サラッと飛び出した言葉を受け流しそうになり、極めて重要だと言う事に気が付いて、そうする必要がないのに瀧馬はガバッと起き上がり、自分の腹を覗き込んだ。
「本当か!?」
『流石に完ぺきとは言えないからやっぱり俺の力は残っちまウガ……少なくとも今より人外染みな無くてもスミ、且つ俺が中から出て行っても存在可能な体に出来ル。……どれだけ掛かるか知らないガヨ』
思わぬところで希望が出来たと、先程の落胆を盛り返すかのように瀧馬は嬉々とした顔になった。まあ当たり前だろう、誰だって正体不明な存在と一生を共にしたくは無い。
しかし、希望と一緒にやってきたのは、早く離れたければエレメリアンを直接喰う他無いという、何ともいや~な現実も一緒にであり、嬉々とした表情はすぐに微妙なものへと変わる。
『せめてもの礼としてこの世界ではこれ以上、必要が無けりゃ感情を貪り喰わないって約束すルゼ。必要あっても廃人レベルまで喰わないってのモダ。こう見えても義理堅いんデネ』
「見えないがな、お前の姿は」
『クハハハ! 違えねぇなソリャ!!』
イヤミとして言ったつもりが、如何やら本人にとっては気のきいたジョークとしか受け取られず、ラースの笑い声を聞きながら瀧馬は溜息を吐いた。
ここ二日で溜息を吐きまくりで、幸せが逃げていかないか心配である。
「まあいいか……それでこれからの方針だが……」
『俺がエレメリアンの気配を察知シテ、ワープ機能を使って即座に移動。そんで変態共を部下ともども根こそぎ喰らい尽くして終了。これでいいダロ』
「まあそうか、それぐらいだな」
『クハハ! simple is bestヨ!』
「……意外と英語流暢だなお前」
単純な行動しかできないのも事実なので、瀧馬も納得しかけて話を一旦切ろうとして……ある事に気が付いてもう一度ラースに話しかけた。
「おいラース」
『何ダ? 相棒』
「……このままの姿で出ていったら、テイルレッド目当てに出ている記者達にバッチリ取られないか? 正体ばれたら簡単に行動できないぞ」
幾らテイルレッドばかり映しているからと言って、そこにばかりかまけて瀧馬を居ないが如く無視するなぞ、この狂いはじめた街だとも流石に有り得ない。
更に趣味趣向種のエレメリアンで作られた組織、アルティメギルの連中も、自分に牙をむく存在を放っておく筈がないだろう。
その瀧馬の質問に、ラースは軽い調子で答えた。
『なーに大丈夫ダ。そのままの姿で出させる訳無いダロ。ちゃんとそこの対策もしてあるッテ、安心しな相棒』
やはりと言うべきか何の対策も無く戦場へ放り出そうとしていた訳では無かった模様。ラース自身にとっての生命線でもあるから、ぞんざいに扱う可能性は確かに低いし、世間のテイルレッド馬鹿っぷりから気を抜きそうにもなるが、用心するに越した事は無い筈だ。
『サーテ、今後の事も決まった事ダシ、今日はもう草臥れちまッタ。もっと詳しい事は明日にするとシテ、テレビでも見ねエカ? 相棒ヨォ』
「みたいのか?」
『犬っころの時はとんと娯楽には無縁デナ、出来るだけ楽しみたいんダッテ!』
「……仮にも命の危機から脱していない奴が言う台詞じゃないな」
『別にいいだろガヨ。今日明日で死ぬ訳でナシ』
「はいはい、……よっと」
確かにすぐに終わりが来るのではないのだから、ずっと気を張り詰めていても仕方がなかろうと瀧馬も思い、少しでも気晴らしになればとテレビを付ける。電気自体は普通に通っており、生活する分には奥の部屋か二階を利用すればいいので、大きな問題はなさそうだ。
しかしながらこの時瀧馬は、余りにも衝撃的な事が続いて所為で忘れていた。
《ねぇねぇねぇねぇ! 名前っ! 名前を教えて!!》
《え、あ、あの、テイルレッド……》
《もう我慢出来ないっ! えーいっ!!》
《へ? ってむぎゅっ!?》
《きーめた! 今日からこの子は私の妹ね!!》
《何を言っているの!? ……私の妹に決まっているでしょう!》
《助けてーっ!? はなしてぇーっ!? ふえぇーん!》
「……」
『……』
例えアルティメギルと言う、恐らくは変態であろう者達が襲来せずとも、世間には大量の変態が存在する……そしてテレビは今、その変態を主に映す装置となっている事を。
見た目整った女子高生ですら涎を垂らし、飢えた猛獣ばりの勢いを見せるその様を見て、余りに衝撃的な映像だからか瀧馬は勿論ラースですら一言も発さず、瀧馬はゆっくりと指を動かしアニメ専門チャンネルへと変えた。
一通りアニメを見終えてから、次に立つ間が手を掛けたのはノートパソコンだった。即席で机を用意して瓦礫をどかし、コンセントにプラグを指して電源スイッチに触れ起動する。
そしてとある動画サイトを開いて、ワードを入れて検索を開始し、出てきたテイルレッドに関する動画を片っ端から無視しながら、やがて一つの動画のサムネの上で左クリックした。
『相棒、何探してンダ?』
「アルティメギルの連中が主に乗ってる動画だ」
『成る程、だからテイルレッドをとばしてた訳カ』
「そういう事だ」
やがて動画が再生され、画面上には龍の様な外観を持つ怪人が玉座に座っている映像が流れ、更にその竜怪人も映像の類で空中に映っており、撮影されたのは住宅地だと周りの景色から分かる。
《我々は異世界より襲来せし神の徒たる集団、アルティメギル!! 我らは貴様らに危害を加えるつもりは無い! 我々が欲するのは各々の持つ心の輝きただ一つ! 抵抗した所で勝機など無い! だが、抵抗さえしなければ一切の安全を保証する!!》
「危害を加えるつもりは無いね……矛盾している台詞とはこの事だな」
『ダナ。人間の情熱を毟り取るだけでも危害を加えてるに相違ないだろうニヨ。しかもツインテール属性を奪い終えたら次に狙いを定めるだろうニナ』
(……やっぱりツインテールなのか、基準は)
瀧馬もちょっとは持ち直そうとしたが、如何取り繕っても残念な気持ちになるの抑えきれず、目の前に広がっている光景とは裏腹に、中身はかなり微妙なものだと改めて認識せざるを得ない。
本当いまいちシリアスになり切らない、酷くスケールの小さい世界侵略があったものである。
まあそれも個々を見ればの話。最終的に行く所までいった世界は、恐ろしい程に情熱を無くした空虚な世界なのだから、やはり止めるべきであろう。
続いて画面に流れ始めた映像は、どうやらブルマ好きらしい亀の怪人がもうブルマは殆ど現存していないと知り怒り狂ったり、次は自分の番だと怪人たちが次々とおどり出てきて、最後には暫くお待ち下さいと矢鱈コミカルな音と共に映像が途切れると言う、またもや微妙な心持になるのを抑えきれない状況だった。
パソコンの電源を落としてから瀧馬は何回目かの溜息を大きく吐いて、半袖半ズボンに着替えてさっさと横になり、寝る事にした。
『相棒ヨ、明日マジで後悔するけど俺の所為じゃあないかラナ。そこんとこ宜シク』
ラースの台詞の意味や、まだまだ聞きたい事はあったが、疲れからの眠気を抑えきれず、瀧馬は結局睡魔に負けて眠りに落ちるのだった。
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次の日の朝。
小鳥の囀りが聞こえ朝日も柔らかで、朝に弱い人でも快調な滑り出しが期待できそうなその日。
「ぐ、おおおっ……! か、らだが、上手くっ……動かな、いっ……!?」
『だーから言ったろうガイ、後悔するぜッテ』
良き日だと言うのに快調とは真逆の滑り出しで朝が始まった人物が居た。……瀧馬である。
彼が今日朝起きてみると、体が上手く動かせない事に気が付き、無理に動かそうとすると筋肉痛とはまた違う痛みが走って、碌に動けない状態である事を悟った。
ここにきて漸く瀧馬は、ラースが昨日言っていた「後悔する」と言う台詞がどういう意味を持つか、それこそ文字通り身をもって体感したのである。
『言っとくが俺の所為じゃあねェゾ。親切な忠告を無視した相棒の責任だかラナ』
「それが分かっているから……こそ当てる場所のない怒りが渦巻く……っ!」
『……言っておいて何ダガ、マジで大丈夫か相棒?』
「少なく、とも……学校には行けねぇ……」
『だろウナ、冗談抜きで本当に動けないんだから、学校通いも苦行になっちマウ』
取りあえず朝ご飯は食べ終え、一応という事で着替えたらしく、彼の腹は鳴っていないし服も寝巻では無い。
だが、場所は朝一番と変わらずベッドの上である。
『細胞も力も定着しきって無い状態で動きまくるかラダ……昼まではその状態が続クゼ、構えとけよ相棒』
「……半日足らずでも地獄だな、コレは」
苦笑も出来ず瀧馬はガクリと頭を枕へ向けて落とす。こうして非日常への第一歩は、何とも情けない状態で始まった。
ようやく時間が過ぎて、スムーズとは行かなくても痛みなく体を動かせるようになった頃には、もう既に三時前となっており、瀧馬は無駄な時間がかなり過ぎたと肩を落としながらも、準備をしてからとある場所へと向かった。
それは家の裏手の森林の奥。念のために水なども常備して踏み入っている。
『よーしここなら人はいねえダロ。』
ラースの声に反応し、瀧馬は少し開けた場所で歩みを止めた。注意深く辺りを見回してから、瀧馬は呟く。
「しかしちょっと実感がわかねえな……精神の力が他のどのエネルギー源よりも強いとは」
『真剣な態度で臨むノト、ふざけてやるのじゃ効率が目に見えて変わっタリ、スポーツで根性論とかあったりするダロ。アレの拡大版だよ拡大版』
「そう言われれば納得できそうだな」
生きよう生きようという強い気持ちで難病を克服したり、すこぶる元気だった人が追い詰められたせいで早死にしたりと、確かに言われてみれば精神が及ぼす力は、それが正であれ負であれ並はずれた物だとも言える。
それが結晶化したとなれば、莫大な量の力を持つに至るのであろう。
「それでだ。お前が教えてくれた……変身ってのは、如何やるんだ?」
身元バレしない為の策、それが今瀧馬の言った“変身”である。
ラースによれば、人間姿でもそれなりに強いしエレメリアンにも攻撃は通るものの、やっぱり火力や硬度に問題があるので、自分の力を活かして変身すれば正体を隠せて一石二鳥、という事らしい。
『俺が力場を作った合図で“コネクト”って言うかラヨ、そこからお前は変身すると言う感情を強く持って念ジ、“コールズセンス”って言ってクレ』
「……念じるだけじゃあダメか?」
『何事も形かラダ、それにそうした方がイメージしやすいダロ?』
「まあ、言わんとする事は分かるが……」
全くの初見で変身するイメージを強く持つのは確かに難しい。だからラースは掛け声と言うモノを提案したのだ。
スポーツだって何だって、実は何事もイメージが成功する為に大切なものなのである。
「すぅー……はぁー……」
『……いイカ、相棒?』
「……ああ!」
瀧馬の声に答え、ラースが声高に叫ぶ。
『コネクトォ!!』
それに続いて瀧馬が、左手を前に構えた。
「コールズセンス!!」
途端、彼の体を生き物の様に蠢くオーラが包み、完全に姿を覆い隠す。そして一瞬グッと縮こまったと思った次の瞬間、はじけ飛ぶようにオーラは霧散し、新たなる姿となった瀧馬が現れた。
「これ……は」
変身後のその姿は……テイルレッドとは違い、お世辞にもヒーローとは呼べないものだった。
左腕は手首からかなり小さいが特徴的な形状の刃状突起が生え、他は機械と中世の鎧をかけ合わせて、生物らしさを無理やりぶち込んだ様な紫色の異形の腕であり、刃が無い事を除けば右足も膝から下もそうだった。
体は所々灰色の甲殻や機械的な鎧で覆われており、露出部分は少なめ。何故だか短いが尾っぽまで生えている。
その姿は、否応にも自分が人を捨てているのだと、瀧馬に分からせてきた。
目の前に広がる事実を受け入れる為、静かに瀧馬が目を閉じた……刹那。
『ア』
「ん? どうし―――ん!?」
ラースの間の抜けた声に反応して出した声が、いつもの自分の声よりも高い事に気が付く。
同時に、いつもよりも視線が低い事にも気が付いた。何時の間に伸びたのか煩わしく邪魔をしてくる髪を払いながらも、瀧馬は必死でこうなった答えを探す。
『あ~そッカ、アルティメギルの奴らが開発したものだカラ……で、俺はそれを取りこんでいるから影響が……あ~成る程ナァ……』
「何なんだラース! 一体これは!?」
『相棒、ちょっと湖までいって覗き込んでミナ。……ちゃんと心の準備してかラナ』
非常に嫌な予感を覚え、それでも行動しない事には始まらないと、瀧馬は深呼吸をしてからゆっくりと湖へ向かう。
着いたと同時に目を閉じて岸を手探りで探し、そこを見つけて手を掛け目を見開いた時に映ったのは見慣れた自分の姿では無く―――――
「なん……だこれはぁぁあああっ!!??」
大本は濁った紫の、メッシュ部分は明るい紫交じりの灰色のツインテールをもつ、元となったモンスターの原型が不明の……所謂“モンスター娘”だった。
後書き
はい、前書きの意味はこういう事でございます。
……全ての元凶はアルティメギル―――ではなく属性力を生みだした文明人、これに付きる。
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