仮想空間の歌う少年
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6行進曲ーstretto (緊迫した感じで)
前書き
本当にキャリバー編書くの楽しいですね♪
相変わらずの駄文ですが。
それでも問題ないぜ!という方はどうぞ!
トンキーの急降下が終わり地面が近くなって凍りついた川や湖がとても幻想的な雰囲気を醸し出している中。リーファが悲鳴に近い声を上げた。
「あっ!」
「…⁉︎」
みると下の方では動物型邪神を大型のパーティーが人型邪神と共に倒そうとしていた。
しかも人型邪神はそのパーティーをロックオンを取らない。
「こりぁ…いったいなんなんだ…。」
「なんだこれ?七不思議♪てね…?」
「ふざけてる場合じゃないでしょ!」
クラインがそう呟き。僕の歌にシノンがツッコミ入れていると…。
僕達の後ろの方に光の粒子が集まったかと思うと綺麗な女の人が出現した。
ただ…。
「でっ…」
「…けえ⁉︎」
キリトとクラインがそう叫ぶのも無理は無い。なんとその女の人の大きさはなんと3mぐらいの大きさだったのだ。
「凄い美人さん…♪モデルさんみたいで惚れちゃう…」
「…。」
僕がそう呟くと背中から痛いほどの視線と防寒魔法がしてあるのに背中に寒気がした。…恐らく僕はさっきのキリトの様に震えているのだろう。僕はみんなに聞こえるように。
「…かもしれないのだけどシノンに比べたらまだまだだね♪」
「ありがとう。」
僕はそのまま後ろ歩きでテクテク下がってシノンの隣に立つ。そうするとシノンはにこやかな笑みを浮かべていたので僕も苦笑しながら謝る。
「ごめんね。」
「別にいいわよ。いつものことじゃない。」
そうクールに言い放ちながらも少し笑顔なシノンだが。空気の読めない奴が1人。
「リア充乙…。」
「うるさい。雑音。不協和音。
Grave♪」
「ぐふ⁉︎」
そうクラインが呟いた途端クラインに五線譜が描かれ。大きな、キリトを潰した音符がクラインの上に出現し。またも今度はクラインをふみ潰した。そんな馬鹿な事をしていると…。
「私は湖の女王ウルズ」
その女の人は静かに話し始めた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
このNPCのウルズさんの話によると動物型邪神がみんな死ぬ前にエクスキャリバーを台座から引き抜いてこい!みたいな感じらしい。
それで動物型邪神を狩っている方々はそのクエストを張ったNPCに騙されてるらしい。そして間に合わなかったら神々の黄昏…ラグナロクが起きて妖精世界が滅びるらしい。僕はその話を聞き疑問に思った事を喋ろうとするとクラインが。
「でも運営が巻き戻しをしてくれるんじゃ…。」
そう、もしもシステムに致命的なバグがあったらバックアップから巻き戻せるはず…、!
クラインがそう呟き僕もそう思ったがユイが機械的に説明する。
「はい。設定次第ですがプレイヤーデータは巻き戻しがききますが…フィールドデータまだ恐らく巻き戻せないと思います。」
そのような重い空気の中。僕はヘラッとして笑いながらみんなを見る。
「おいおいみんな…なんでそんな難病にかかって絶望した空気出してるの?まだただのピンチだよ?終わった訳じゃないでしょう?
…逆境具合がクールだろ♪なんてね。」
「スノーの言う通り…。やるしかないよ。」
リーファがそう話すとキリトも。
「…そうだな。元々、今日集まったのはあの城に乗り込んでエクスキャリバーをゲットすることだからな。護りが薄いのはラッキーだ。」
そう。これから行くスリュムへイムにいる邪神モンスターの一部は動物型モンスターを狩るために外に出ているらしい。
するとキリトはウィンドウをいじりロングソード二本を背中に装備する。
「おっしゃ‼︎今年最後の大クエストだ!バシーンと決めて明日のMトモの一面に載ってやろうぜ!」
「「「「「「「「おお‼︎」」」」」」」」
みんなで一斉に唱和すると。
僕はボソッと。
「…でもMステに出たいな。」
「やめなさい。」
リズベットがそうツッコミを入れると僕は「はいはい。」とスルーする。するとシリカが。
「もうすぐ着きますよ!」
みるとスリュムへイムに入るための扉に着くところだった。みると門番のモンスターが二体いる。
「あ‼︎気を付けて!あの門番モンスター!物理耐性が高いから魔法攻撃を…!」
「僕に任せて♪」
リーファがそう叫ぶ前に僕はぴょんと飛び出し。プーカ特有の魔法提唱前の音符が僕の周りに包む。
「furioso♪!」
そう僕が言うと。門番モンスター二体の範囲に五線譜が描かれたかと思うと門番モンスターの上に大きな音符が出てきて音符が大爆発を起こした。相手の弱点のでもあったようなのでのでこの一撃で二体のモンスターのHPを7割削ると。
「変わる変わるがなり立てるリアルをBUNG♪」
今度は『奇跡の音符』でモンスターの周りに小さな音符が大量に出現する。
僕はそれを見てBUNGと歌うところで指を鳴らすと小さな音符が一斉に爆発し…門番のHPを一気に消し飛ばした。
「…。相変わらずの魔法。」
同じ魔術師タイプのアスナがそう呟くのを聞いて僕は後ろを向き苦笑する。
「MPの9割持っていかれたけどね。」
「全くスノーは後先考えないんだから…。」
そうするといつの間にかにシノンがため息と共に後ろにいてMPポーションを差し出してくれた。
「ありがとう♪でも僕は…」
「非常識が必修♪でしょ?」
「敵わないな…。でもありがとう!」
僕は相変わらずシノンに敵わないなと思いながらお礼を言い。それを一気飲みすると。
「よし!乗り込むぞ‼︎」
キリトがダッシュで扉の前に立つ。
そして僕達も扉の前に立ったことを確認してゆっくりとその扉をゆっくり開けた。
後書き
スノー「楽勝♪楽勝♪」
残念。次から難敵だよ?
スノー 「えー…。」
シノンがピンチになるかもよ?
スノー「それをやった瞬間『指揮者』。」
…次回もよろしくお願いします!
スノー「ちょっと本気⁉︎やめろおおお⁉︎」
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