| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ウルトラマンメビウス外伝天空の少女達

作者:末武克之
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第4話 ウィッチーズ隊西へ[前編]

 
前書き
宇宙海獣レイキュバス

宇宙ロボットキングジョー



宇宙忍者バルタン星人

闇の巨人ダークメフィスト

剛力戦士ダーラム

脳魂宇宙人ザム星人 

 
ーミライー


僕はサーニャ中尉の言葉に少し戸惑っていた。
ミライ「僕はどうしたらいいんだ?」
僕はそう呟いた。



~ブリーフィングルーム~


僕はミーナ隊長の話を聞きながらサーニャ中尉を見ていた。
僕の事を好きだと言ってくれたのは嬉しかった。
でも僕はこの世界の人間じゃない。
だから早くサーニャ中尉に言わないといけない。

でも彼女の泣く顔は見たくない。

ミーナ「この間4つの飛行物体がロマーニャを通ったらしいわ」
そうミーナ隊長は言った。
バルクホルン「4体の飛行物体?ネウロイか?」
そうバルクホルンさんは聞いた。
ミーナ「それが4機とも金属反応があったの」
そうミーナ隊長は言った。
美緒「怪獣という可能性もあったが違うみたいだな」
そう坂本さんは言った。
芳佳「金属系なら戦闘機じゃないんですか? 」
そう宮藤さんは言った。
ミーナ「それも考えて他の基地に聞いたけど4機も戦闘機を出撃させていないらしわ」

そうミーナ隊長は言った。
ハルトマン「一体なんだろうねミライ?」
そうハルトマンさんは僕に聞いてきた。
ミライ「僕にもわかりません 」
そう僕は言った。


~ハンガー~


僕はガッツウイングデータとエネルギーの残量を見た。
エネルギーの残量は100%中96%だった。
僕は太陽エネルギーをチャージしながらガッツウイングの充電を始めた。


~ブリーフィングルーム~


僕はブリーフィングルームで本を読んでいた。
ルッキーニ「あっ!ミライ!」
ルッキーニちゃんが走って僕に抱きついてきた。
ミライ「ルッキーニちゃんどうしたの?」
僕はルッキーニちゃんに聞いた。
ルッキーニ「あっ!サーニャがミライを探してたよ!」
そうルッキーニちゃんは言った。
ミライ「そうなんだ!今から行くよ」
僕はそう言って走り出した。



~浜辺~


ミライ「サーニャちゃん!」
僕はサーニャちゃんを呼んだ。
サーニャ「ミライさん」
サーニャちゃんはゆっくり歩いてきた。
ミライ「あのさ、サーニャちゃんはどうして僕の事を好きって言ってくれたの?」
僕はサーニャちゃんに聞いた。
サーニャ「私はミライさんが初めて好きな感情ができたんです」
そうサーニャちゃんは言った。
僕は言わなければならなかった。
僕がこの世界の人間じゃないと。
ミライ「サーニャちゃん僕は…」
ドゴーン。
海が巨大な水柱を立てた。
サーニャ「何?」
海から近づいてくる気配を僕は感じた。
ミライ「まさか!」
ゆっくりと海上から出現したのは宇宙海獣レイキュバスだった。
サーニャ「怪獣!」
僕は走って誰も人の目につかない場所でメビウスに変身しようとした。
サーニャ「待ってください!ミライさん!ミライさんはウィッチじゃないのにどうして戦うんですか?私達がいなくなったら誰がこの世界を守るんですか?」
そうサーニャちゃんは聞いてきた。
その一言はリュウさんに似ていた。
ミライ「僕が救います!サーニャちゃん見ていてください!これが僕の最後の変身です!」

そう言って僕はメビウスブレスを左腕に出現させた。
サーニャ「まさかミライさんが!メビウス?」
そうサーニャちゃんは言った。
ミライ「メビウース!」
僕は光に包まれてウルトラマンメビウスに変身した。



ーサーニャー


私は目の前でミライさんがメビウスに変身したのを目撃した。
メビウスはカニの様な怪獣にパンチやキックを打ち込んだ。
怪獣は口から火炎弾を放った。
メビウスはそれをシールドで防いだ。
エイラ「サーニャ!」
エイラがストライカーを履いて私の所に来た。
サーニャ「皆!」
ウィッチ全員がストライカーを履いて来た。
ミーナ「サーニャさん何があったの?ミライ君は?」
ミーナ隊長は私に聞いてきた。
サーニャ「ミライさんは…」
私はメビウスを見て言うのをやめた。
メビウス「セア!」
メビウスは怪獣を持ち上げて森に向けて投げた。
ミーナ「それより今は怪獣を倒すことに専念しましょう!」
ミーナ隊長はそう言って怪獣に攻撃を仕掛けた。
私はストライカーをバルクホルンさんが持って来てくれたのを履いて空を飛んだ。
怪獣は巨大なハサミでメビウスに攻撃を仕掛けた。
メビウスはそれを避けてブレスレットの様な物を横に引いて十字に組んで必殺光線を放った。

怪獣はそれが直撃した。
そして怪獣は地面にゆっくりと倒れて爆発した。
ドカーン。
怪獣が爆発した瞬間何かが急速に接近する気配を感じた。
それはネウロイの倍の速さだった。
サーニャ「何かが近づいてきています!」
そう私は言った。
美緒「何だと!」
坂本少佐は眼帯を外して魔眼で遠くの敵を見た。
数は4体。
ミーナ「これは報告にあった金属体?」
そうミーナ隊長は言った。
金属体はメビウスの前に出現した。
4体の金属体は1つに合体して巨大な人形になった。
それは人形と呼ぶよりもメカの領域だった。
ミーナ「サーニャさん!リーネさん!あの巨大な人形メカが攻撃を仕掛けてきたら攻撃を仕掛けて!」

そうミーナ隊長は言った。
リーネ「はい!」
リネットさんは頷いた。
サーニャ「はい!」
私も頷いた。
すると巨大なメカ片手が銃の形になっていた。
それをメビウスに向けて放った。
メビウスはそれを避けてパンチを打ち込んだ。
しかしメカには全然効いていなかった。
するとメカは頭からビームを放った。
メビウスは避けられずに直撃した。
メビウス「ダァア!」
メビウスは立ち上がろうとしたその時メカはランチャーをメビウスに向けて発砲した。

ダンダンダン。
メビウスは立ち上がる事もできなかった。
するとメカはいきなりランチャーを撃つのをやめた。
メビウスは立ち上がって両手を十字に組んで必殺光線を放った。
そしてそれがメカに直撃した。
しかしメカは傷一つ付いていなかった。
メビウスはふらふらになりながら戦おうとしていた。

ピコンピコン。
メビウスのクリスタルが点滅を始めた。
メカはいきなり分離して4ヶ所同時のビームを放った。
メビウスはそれをまともに喰らって地面に倒れた。
メカは分離したままどこかへ飛んで行った。
メビウスは光を失って消えた。
私はメビウスが消えた場所を探すとミライさんが浜辺で倒れていた。
私はストライカーを脱いでミライさんを肩で担いで医務室まで運ぼうとした。


ー?ー


?「ハッハハハ!まさか俺の最高の出来のキングジョーがメビウスを倒すとはな!」

そう言ったのは宇宙の中で科学が進歩した宇宙忍者バルタン星人だった。
?「まぁ、メビウスはルーキーだからな!弱いようなもんだろ!」
そう言ったのはダークメフィストだった。
?「ふん!知った事か!俺は最強の奴と戦うだけだ!」
そう言って腕を組んだのは剛力戦士ダーラムだった。
?「今の我々ではメビウスを倒すのは簡単ですがそれでは面白くない!」
そして私、脳魂宇宙人ザム星人はこの四人でこのウルトラマンの居ない地球を征服をしようとした。
しかしメビウスにあの水の惑星アクリオスで見つかってしまった。
だがまだメビウスは我々がどこに居るか気づいていない。
これはチャンスです。
だからアクリオスの水で怪獣を強化すればこの地球は簡単に手に入る。
ザム星人「ハッハハハハ!」

続く 
 

 
後書き
次はあの怪獣がメビウスに力を与える! 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧