ウルトラマンメビウス外伝天空の少女達
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第3話 優しい歌
前書き
古代怪獣キングザウルス三世
炎魔戦士キリエロイド
ーサーニャー
私は夕方になって廊下を歩いていた。
すると廊下で誰かが倒れていた。
それは新人のヒビノミライさんだった。
私はヒビノさんに近づいた。
ヒビノさんの背中を見ると火傷があった。
私はヒビノさんを背負って医務室まで運んだ。
ーミライー
僕は夢を見ていた。
巨大な力がこの基地に迫っている夢だった。
僕はその力に負けて石化した。
そしてその石化した僕に光をくれた怪獣がいた。
その怪獣は背中にヒレの様な物体が青く光った瞬間怪獣は口から熱線を放った。
その強さは怪獣の王と呼ばれても不思議ではない。
~現実~
?「ランランラーン♪」
僕は目が覚めると誰かが鼻歌を歌っていた。
サーニャ「あ、目が覚めましたか?」
そうリトヴャク中尉がイスに座っていた。
ミライ「あの、何で僕はここで眠っているんですか?」
僕はサーニャ中尉に聞いた。
サーニャ「倒れてたんですよ。ミライさん。」
そうサーニャ中尉は言った。
ミライ「そうだったんですか。ありがとうございます。」
そう僕はサーニャさんにお礼を言った。
サーニャ「いえ、私はミライさんが心配で。」
そうサーニャ中尉は言った。
僕は起き上がってサーニャ中尉の頭を撫でた。
サーニャ「え?/////」
サーニャ中尉は顔を赤くしていた。
僕は服を着て医務室から出た。
~作戦室~
僕は作戦室でこれまで出現した怪獣を見ていた。
コッヴがネウロイと融合した姿を見て僕は謎に思えた。
~夜~
僕はガッツウイング1号機の武装を一から調べた。
ビーム砲からバルカン砲にミサイルランチャーの三種類だった。
それ以外に武装はなくあるのはリミッターの様な物だった。
それを外すと飛躍的に機動性がパワーアップする。
それを確認して僕はそれを外さずにそのままにした。
~次の日~
僕はサーニャ中尉とエイラ中尉と宮藤さんの四人でロマーニャに向かった。
サーニャ「ミライさん。」
サーニャさんは僕に話し掛けてきた。
ミライ「何ですか?」
僕はサーニャ中尉に聞いた。
サーニャ「ミライさんはどうして私達の仲間になったんですか?」
サーニャ中尉はそう聞いてきた。
ミライ「僕は君達の未来を守りたいからウィッチーズに入ったんです」
そう僕は言った。
サーニャ「私達の未来をですか?」
そうサーニャ中尉は聞いてきた。
ミライ「はい!僕は君達より年上ですから」
そう僕は言った。
~ロマーニャ中心部~
僕達はロマーニャの中心部で買い物リストを見ていた。
ミライ「僕とサーニャ中尉は買い物をしてきますから二人は自由に行動してください」
そう僕は宮藤さんとエイラさんに言った。
芳佳「わかりました」
そう宮藤さんは言った。
エイラ「えっ!何でお前がサーニャと一緒に行動するんだよ!」
エイラさんはそう聞いてきた。
ミライ「ミーナ隊長の命令でサーニャ中尉と一緒に買い物をしてくれと言われたので」
そう僕は言った。
エイラ「なら私が代わりをする!」
そうエイラさんは言った。
サーニャ「エイラ無理を言っちゃダメよ」
そうサーニャ中尉は言った。
エイラ「うっ!」
エイラさんはしぶしぶ諦めてくれた。
僕とサーニャ中尉は買い物に向かった。
~市場~
僕はメモを見ながら市場を歩いていた。
1ヶ月分の食料を買っていた。
ミライ「サーニャ中尉そろそろ行きましょう」
そう僕は言った。
サーニャ「はい!」
サーニャ中尉は頷いて僕の後を付いてきた。
~待ち合わせ場所~
僕達は待ち合わせ場所に立っていた。
サーニャ「あの ミライさん」
サーニャ中尉は僕に話し掛けてきた。
ミライ「何ですか?」
僕はサーニャ中尉を見た。
サーニャ「ミライさんは兄弟って居ますか?」
そうサーニャ中尉は聞いた。
ミライ「一応12兄弟です」
そう僕はサーニャ中尉に言った。
サーニャ「そうなんですか」
そうサーニャ中尉は少し驚いていた。
ミライ「サーニャ中尉は一人っ子ですか?」
僕はそうサーニャ中尉に聞いた。
サーニャ「はい」
サーニャ中尉はそう言って空を見ていた。
ズウゥウウウン。
何かがロマーニャの港から音がした。
僕達はトラックに乗って宮藤さんとエイラさんを探しに行った。
~ロマーニャの港~
僕とサーニャ中尉はエイラさんと宮藤さんを見つけてロマーニャの港に到着した。
そこに居たのは古代怪獣キングザウルス三世だった。
キングザウルス三世は港から街に近づこうとしていた。
僕は荷台にサーニャ中尉と宮藤さんとエイラさんのストライカーユニットを発進させる準備をした。
芳佳「宮藤芳佳いきます!」
宮藤さんはストライカーユニットを履いて空を飛んだ。
他の二人もストライカーユニットを履いて空を飛んだ。
僕は地上でキングザウルス三世に攻撃を仕掛けた。
キングザウルス三世は海をゆっくり泳ぎながら陸上に上がろうとしていた。
ミライ「サーニャ中尉」
僕はサーニャ中尉にインカムで話し掛けた。
サーニャ「何ですか?」
サーニャ中尉は聞いた。
ミライ「あの怪獣は古代怪獣キングザウルス三世という怪獣で口からビームを放ち角から怪光線を放ちますから気を付けてください!」
そう僕はサーニャ中尉に言った。
サーニャ「わかりました!」
サーニャ中尉はそう言ってフリーガーハマーでキングザウルス三世に攻撃を仕掛けた。
僕は地上からバズーカでキングザウルス三世に攻撃を仕掛けた。
バシューン。
ドゴーン。
キングザウルス三世の手前でバズーカの弾が爆発した。
僕はどういう事か解らなかった。
ミライ「これ以上誰かの涙は見たくない!」
僕はそう言ってメビウスブレスを左腕に出現させた。
ミライ「メビウース!!」
僕はそう言ってメビウスに変身した。
ーサーニャー
私とエイラと芳佳ちゃんは怪獣に攻撃を仕掛けた。
しかし怪獣には全く効いていなかった。
怪獣は私達の方を向いて口からビームを放った。
私と芳佳ちゃんはシールドでそれを防いだ。
私はフリーガーハマーで怪獣の頭に目掛けて攻撃を仕掛けた。
しかしロケット弾は全て怪獣の手前で爆発した。
私達はどうすればいいか考えていた。
すると後ろから巨大なエネルギーが接近していた。
それは光の巨人ウルトラマンメビウスだった。
メビウスは怪獣に攻撃を仕掛けた。
しかしメビウスは怪獣の角を触った瞬間怪獣の角から電撃の様なのが見えた。
メビウスは両手を横に引いて必殺光線を放った。
怪獣に直撃したと思ったら怪獣の目の前でビームが止まっていた。
よく見たら怪獣の前に見えないシールドが怪獣を守っていた。
メビウスは怪獣を見てシールドがない部分を見つけた。
そしてメビウスはジャンプして流星の様なキックを怪獣の角を折った。
メビウスは怪獣の尻尾を掴んで振り回した。
怪獣を人が居ない場所に投げた。
メビウスは両手を横に引いてまた必殺光線を放とうとした。
バーン。
後ろから火炎弾がメビウスに直撃した。
後ろを見ると人の形をした物体が立っていた。
人形は走り出して回し蹴りを撃ち込んできた。
メビウス「デャア」
メビウスはそれを避けて人形に攻撃を仕掛けた。
怪獣は口からビームをメビウスに放とうとした。
私はフリーガーハマーで怪獣の頭にロケット弾を放った。
ドゴーン。
ロケット弾は怪獣に命中した。
あの角がシールドを発生していたみたいだった。
サーニャ「メビウス!私達が怪獣を倒すからその巨人を倒してください!」
そう私はメビウスに言った。
メビウス「セア!」
メビウスは頷いて巨人にパンチを撃ち込んで回し蹴りで巨人と戦っていた。
私はフリーガーハマーで怪獣に連続で攻撃した。
怪獣はふらふらになって倒れた。
メビウスは巨人のキックを避けながら片手にエネルギーを溜めて巨人の腹部に撃ち込んだ。
巨人は爆発して消滅した。
メビウスはこっちを見てVサインした。
私達はメビウスにVサインをした。
メビウス「シュワ!」
メビウスは空を飛んでどこかへ行った。
ーミライー
僕は3人をトラックに乗せて基地に向かって帰還した。
~501統合戦闘航空団ストライクウィッチーズ~
僕はあの時出現した炎魔戦士キリエロイドの戦いでサーニャ中尉が優しい子だと解った。
サーニャ「あの、ミライさん」
後ろを振り向くとサーニャ中尉が立っていた。
ミライ「どうしたんですか?サーニャ中尉?」
僕はサーニャ中尉に聞いた。
サーニャ「あの、ミライさんはこの基地は好きですか?」
そうサーニャ中尉は聞いてきた。
ミライ「はい!僕は大好きですよ!この基地はなんだか僕が僕でいられる場所だから大好きですよ」
そう僕はサーニャ中尉に言った。
サーニャ「私はそんなミライさんの事が大好きです!」
そうサーニャ中尉は言った。
ミライ「えっ?」
僕はそうサーニャ中尉の言葉に固まった。
そしてサーニャ中尉は基地に向かって走って行った。
僕はその日の夜サーニャ中尉が昨日歌っていた曲を思い出しながら眠った。
続く
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