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戦国†恋姫~黒衣の人間宿神~

作者:黒鐡
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番外編その4
  対ドウター戦での報告(2)

「という訳だ。それが夕霧が詩乃たちを起こしに来た後のことだ」

「それが綾那たちが寝て起きるまでの話ですよね。じゃあ綾那たちが躑躅ヶ崎館から出発した後はどうなったですか?」

「それと私たちの会話を聞いていましたよね?」

「まあな。夕霧たちが出発した後の事を言うとだな。語る前にこれを見てほしい、フェルト」

「はい。夕霧さんたちが躑躅ヶ崎館から出発したあとにこのゲートは開きました。ゲート場所は、躑躅ヶ崎館から出発して、ちょうど綾那さんたちが朝日を見たときですね。夕霧さんたちがいた真上にありました。トレミーは移動をしてから、超望遠カメラから見た我々はすぐに待機から迎撃準備をしました。そして出てきたのはこれですね」

とゲートから出てきたドウター達の画像と映像を出した。最初は遠くから黒い点みたいなのが、たくさんあってよく分からない状態だった。そしてアップをしたら大型ドウターがたくさんいたからだった。映像からはさっき見たドウターの画像通りだけど、全長が違う。俺達で言うなら大型ドウターだったからだった。

「こんなに多いでやがりますか!数的にはどのくらいでやがりますか?」

「正確に数えてみたら約1万体です。そちらでは鬼を数十体倒すくらいらしいですが、こちらは普通に1万体ぐらいは出ますね」

「それも全て大型ですか。これは私たちでは対処できませんね、一真様にはそれがあるんですよね?」

「うむ。これを見てくれ。俺達の機体だ」

といって格納庫の映像を出した。詩乃と雫は見た事あるが、他は見たことがない。そしてこの機体は有人機動兵器とも言ってもいい。この大きなもんを人が動かしている事に驚いた光璃たちだったけど。見せたあとに先ほどの映像見せたあとからのを語り始めた俺だった。

「おやおや。MSを大量に搬入して正解だったな。それより地上の方にも一応部隊の人間を配置した方がいいな。ミレイナ、桜花・結衣・沙紀を呼んでくれ」

「了解です~。呼ぶ場所はここでいいですか?」

「ああ。頼む。俺は引き続き地上の会話を聞きながら、各隊員に指示を出す」

言いながら通信機から聞こえる夕霧たちの声。そして今回は全て大型ドウターなので、女性隊員にもパイロットスーツを着てMSに乗ってもらう事にした。いつもはMSパイロットは男性隊員のみなのだが、今回は数が多い。なのでIS部隊の内150人をMS隊に配置させる。IS部隊は50人にして待機。なお女性隊員は量産機のジンクスⅣやブレイヴである。そして指示を出しながらブリッジに3人が入ってきた。桜花たちだ。

「失礼します。艦長、何かご用でありますか?」

「うむ。3人の内2人を地上にいる夕霧たちと詩乃たちのところに1人ずつ配置をしたいと思ってな。もしかしたら小型が来る可能性もあるので、保険として配置をしたいのだ。あとは俺がいない間での話相手をしてくれる助かる」

「なるほど。私たちは一真隊のメンツとはよく話す方であり、仲良しですからね。それには納得です」

「そういうことだ。で、2人は詩乃たちがいる躑躅ヶ崎館に1人、夕霧たちが甲斐観光中のとこを1人。あとの1人はIS部隊の1人として配置を行いたい」

「では、私桜花は詩乃さんたちがいるところに行きます。沙紀は夕霧たちのところで。説明を聞いている間に脳量子波での話し合いで決めましたから」

「なるほどな。確かにここ最近で覚醒したんだっけ。念話から脳量子波で会話できるからな。では桜花が言ったように配置をする。なお、姿を現すまではIS展開をし光学迷彩で姿を隠しておけ。では以上だ」

『了解しました』

と言ってから、桜花は躑躅ヶ崎館に行き沙紀は夕霧たちの真上に行き姿を現すタイミングを待っていた。その間に俺は少し夕霧たちと話していた。ちょうど狼煙についてだったけど。会話内容についてはもう知っていると思うから語らないけど、そして敵が来そうだったので会話を切った。

「艦長!敵が動き始めました!指示を」

「よし。こちらも迎撃を始めよう。トレミーからは後方での援護攻撃。そしてMS隊発進しろ!」

「了解です。各MS隊は発進してください!」

ジンクス大隊は第一カタパルトから、ブレイヴ大隊は第二カタパルトから出撃した。あと最近ロールアウトしたばかりの機体を準備中。こちらは女性隊員からISもMSも動かせてとても優秀な隊員5人を選んで機体に乗っている者たち。あとはワンオフ機で5機まで量産化したので、一個小隊で5機で動く部隊を作った。量産機の方の一個小隊は30人くらい。

「ワンオフ機での一個小隊は何の機体があったかな?」

「まずCBのMSを各5機まで量産したワンオフ機は、ダブルオーライザー、ケルディムGNHW、アリオスGNHW、アーチャーアリオス、セラヴィーGNHWで一個小隊を作り5機まで量産出来ましたので、五個小隊ですね。ダブルオークアンタ、サバーニャ、ハルート、ラファエルでの五個小隊です。GファルコンDX、ガンダムエアマスターバーストでの五個小隊。デスティニー、レジェンド、インパルス、セイバーでの五個小隊にデスティニーインパルス、カオス、アビス、ガイアの五個小隊、ストライクフリーダム、インフィニットジャスティス、アカツキでの五個小隊。もちろん隊長専用機のストフリと量産機のストフリとの見方が分かるようにしました。 ストライクノワール、 ヴェルデバスター、ブルデュエルの五個小隊、アストレイ ゴールドフレーム 天ミナ、アストレイ レッドフレーム、アストレイ ブルーフレームの五個小隊。なお、レッドフレームとブルーフレームには各オプション武器が選べるようになりました。ハイペリオン、Xアストレイの5個小隊。あとはガンダムAGE-2ノーマル×1、ダブルバレット×3の五個小隊にガンダムAGE-FX×1、クランシェ×3の五個小隊にフェニックス(能力開放)、ハルファス、バルバトスの五個小隊、マスターフェニックスとクィーンアメリアスは部隊を持ちませんが、それぞれ5機ずつ量産されています」

「数だけを知れば大したことはないが、名前が出てくるととんでもなく創造をしたなと思うな。まあMSは元々ドウター対策によるものだ。ここで使わないと何のために創造したのかは、知らんけど。よし、各小隊に告ぐ。各部隊長の命令を聞きながらドウターを殲滅せよ!俺が動くときになるまではトレミーで艦長をするんでな。諸君、奮闘や成果を期待する!」

『了解!』

こんな感じで語っていたけどね。機体名が出てきた時に恐らく詩乃たちは分からないと思ったので、名前が出てきたら一緒に画像と名前を出しての説明をしていた。そして桜花と沙紀を派遣した理由についても語ったけど、もし地上に降りるか地上にゲートが開いて出てきたら対処は不可能だからだ。そして俺達が迎撃している間に桜花は、詩乃たちと沙紀は夕霧たちと合流をした。 
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