戦国†恋姫~黒衣の人間宿神~
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番外編その3
和菓子×ドライバーとメモリ
俺は今トレミーにいた。烏の勝負に勝ち負け関係無しのあやとり勝負をした。景品として俺の手作り和菓子をご馳走することになったので、調理室に行ってから材料を揃えてから開始した。本当なら前日までに用意する寒天だが、時間を操る力で一晩常温で寝かした後になった。寒天の水を捨ててから鍋に入れて水を入れた。鍋を中火にかけ、へらで混ぜながら寒天を十分に溶かす。へらですくって、へらに寒天の跡が残らなくなったらOKと。
「和菓子作るのは久々だが、スマホに作り方のメモを作っといて正解だったな」
次に砂糖とざらめを用意した。ざらめを使うとあっさりするからだ。鍋に砂糖を少しずつ入れて溶かす。ぐつぐつ煮て完全に溶かすまで待つ、そしたら女性隊員が何名か来ていた。凛・美咲・楓だったけど。
「隊長、こんな夜に何を作っているんですか?」
「羊羹を作っているところだ。地上にいる者たちに、ご馳走することになったからな。なので、作っている訳だ」
「なるほど。本来なら私たちも手伝った方がよろしいかと思いますが、隊長自身が作った方がよろしいでしょうね」
「ああ。悪いな、本当なら手伝ってほしいけど俺の手作りだからな」
と言って、凜たちは調理室から出た。寒天を溶かしながら、炉絵は別のを作っていた。あんこだ。これも俺の手作りだから時間かかるが、まあいいか。準備はばっちりだ。小豆、砂糖、茶漉しくらいの目の漉し器、日本てぬぐいをと。漉し器の下にボウルをおき、茹で上がった小豆を漉し器に入れてへらで漉す。この時水をチョロチョロと上から注ぎながら漉す。すると、下のざるに小豆の身の部分と水が一緒になって貯まる。で、まあ詳しく言うと面倒だから割愛ということで省略と。詳しくは調べてくれ。
「こしあんは完成したから、寒天の鍋に入れるか」
こしあんの半分くらいを鍋に入れて、ゆっくり溶かしてからへらで混ぜながら十分に溶かします。転がすように溶かす方がいいと聞いた。半分が完全に混ざったら、残りの半分を入れて、十分に溶かしてから、水羊羹の型を用意する。今回はいつもの四角のと動物にした。その方が喜ぶかと思ったからだ。で、そのあとに型に流し込むわけだが、今回は時間がないので型の周りに時間を早くするのを使ってから固まり完成した。そのあと抹茶や豆が入った物と栗が入ったのも作ってから梅のも作ってみた。そのあと梅の干し菓子を作ろうとしたが、何を作るのとか聞いてなかったな。とりあえず落雁と八ツ橋を作ってみた。
「ふう、これで完成と。作った物を空間に入れておいてから調理器具を洗おうか」
素早く洗ったおかげで、片付いた。使った材料の袋とかも捨ててから、掃除した。そして手を洗ってから俺の自室に行ったら思い出したかのように、自分の席に座り、創造の力を使いある物を創造し始めた。それはあるドライバーとメモリだった、ドライバーを4つ創り、メモリを5つ創った。そのあと鍛錬場に来た。ここはトレミー内でも結構広い鍛錬場だ。なので、飛び回っても大丈夫にしといて、防音や衝撃吸収のだから問題はないはず。大天使化をした。
「さてと、神界よ。我の声を聞いて召喚されたし。来い!」
と言ったあとに現れたのは、帝釈天と四天王だった。しかも寝ながらだったけど。
「おーい、起きてくれ」
「むにゃむにゃ・・・・・は、ここは!」
「やっと起きたか。すまんな、急に呼んでしまって」
「あ、お兄ちゃんだ。お兄ちゃーん!」
「こらこら。放れろ、ここは神界ではないぞ。毘沙門天」
「ここは、船の中ですか?創造神様」
「うむ。お前たちに渡したい物があってな」
言いながら、空間から取り出したのはさっき創ったドライバーだった。ちなみにお兄ちゃん呼ばわりするのは、四天王だけ。帝釈天は創造神様だけど。ドライバーを各自渡すが、毘沙門天だけない事に不満を漏らしてた。
「お兄ちゃん、どうして私だけはないの?」
「それはだな。帝釈天、ドライバーに腰を当ててみろ」
頷いた帝釈天は、ダブルドライバーを腰に当てるとベルトになったら、毘沙門天にもダブルドライバーが装着された。そして、帝釈天と毘沙門天にメモリを渡してから、まず毘沙門天がメモリを鳴らしてから入れると、毘沙門天の姿が無くなり代わりに帝釈天のベルトの片側にメモリがあったので差してから、自分のメモリを鳴らしてから差して変身してみせた。
「これは、私と多聞天が一心同体になったことですか?」
その姿は片方が赤で、片方が白だった。赤白龍皇帝となったわけだ。他の者も、ロストドライバーで変身してみたら、赤龍帝の鎧と白龍皇の鎧になった。俺も変身してから、能力が使えるかどうかの確認をした。そしたら使えたわけである。で、赤龍帝の方はそれぞれモードができる。モードDXやモードクロックアップとか。白龍皇の方も能力も使えるし、Compression Divderも使える。本来なら赤白龍神皇帝である俺しか使えんが、ヴァーリも使えるようになったのでそうした。
「お兄ちゃん。お兄ちゃんのようにライダーキックしたいんだけど?」
「やりたいのか?」
「うん!敦賀城の時に見てたら凄いカッコイイと思って」
四天王全員頷いてたけどね。帝釈天も顔は赤くしていたが、やりたそうだったので、その場でメモリを創った。ジョーカーメモリを4人に渡したけどね。それをやるのは本番の時にやってくれと頼んだ。いくらここでも必殺技出したらモツかどうかわからんし。あとは、それぞれの専用武器を出してもらってから模擬戦をしてもらった。帝釈天と四天王の武器はみんな刀や剣だったし。で、俺も新たなメモリを使って試していたけどね。数十分後になったあとに変身解除してもらってから、神界に帰した。ドライバーとメモリは帝釈天と四天王に持たせるようにしといた。
「さてと、大天使化を解いたら地上に戻るか。羊羹もできたし」
といって翼を出して、自分の陣営に戻った。後日、八咫烏隊全員と梅率いる鉄砲隊に俺の手作り和菓子をご馳走した。食べ放題だったから一生分食ったみたいなことを言っていたが、ここにいる皆の糖分を体内から光の粒子と共に出してあげた。
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