東方輪廻伝
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第一話
俺は自由だぁぁぁ!!!
俺は18歳の誕生日を迎えた日からさらに一年間19歳。
俺は高校を卒業しバイトでコツコツ貯めた金で車の運転免許をとり、アパートを探しそしてついに一人暮らしを始めた。
やっとの思いで独り立ちができた!
俺の家族は普通じゃない。
父は酒飲み無職の40歳ニート野郎。
母は実家暮らしのすねかじり。
妹もすでに寮生活の高校へと入り家は父1人。
そんな家族団らんなんて言葉から北海道と沖縄より遠いうちの家族。
そんな家からやっとの思いで飛び出した夏のある日。
俺の貯金額は聞いて驚くな250万ちょい。
高1からコツコツバイトで貯めたかねだ。
俺の性格は基本めんどくさがり…この俺がこんなに金を貯めれるとは思わなかったぜ!
いろんな女をとっかえひっかえし、連れと悪さして遊びまわってた頃が懐かしい。
だが俺の家系がおかしいのはそれだけじゃあない!
聞いて驚け!…また言ったなこれ…。
俺の家系はみんななぜか超能力が使える。
なぜ?ってか頭おかしいんじゃねぇの?みたいな顔はやめれ。
だってさー普通のなら物が動く!とかでテレビでよく見るじゃん?
あんなチンケなもんじゃあないんだ!
まぁいまはそんなこといいか…。
俺は今なにしてるかというと部屋の整理だ。
普通の家具はあらかたオッケーなんだが後は漫画とゲームなんだ。
俺はオタクってほどじゃあないけどまぁすごいゲーム好きなんだ。
だから荷物の半分はゲームだ。
パソコンのオンラインゲームからPS3のオンライン戦争ゲーム…さらにはシューティングゲームなんかも。
とにかくすごい数なんだ。
そんなことはどぉでもいい?そりゃすまんすまん。
俺の名前?俺の名前は風地 龍夜だ。
まぁうちはそんな名前が多い。
父は幻に奇でげんきだし。妹は雪に無でせつな。母は天に火であまひ。
まぁ当て字のような名前が多い。
そんなこんなで説明しているうちに片付け終わったし?ここは酒ぱでしょ!
そして連れをよんで30分酒やらつまみやらをこさえた連れが四人来た。
いやー久しぶりの酒だなぁ。
しばらく笑いながら飲んでたんだが途中で酒がないってことでおれがコンビニまで行くことになった。
車も少ない大通りを飛ばす。
窓から入ってくる風が気持ちいい…!!!?
俺が目を正面に向けた瞬間すごい衝撃と音が響いた。
目を開けるとお約束。
「知らない天井だ…」
まぁこれを天井と言い張れるかが問題だ。
何もない白い空間上も下も右も左も分からない。
その途端さっきの記憶が遅れたように頭に入ってきた。
車を運転中ふと視線を外し外を見たら次の瞬間目の前にはトラック…。
「死んだ…か」
短いってか短すぎるな人生が
「はい死んでますね」
「だーれー?あんたも死んだ人?」
「いいえ、私はこの転生の間を管轄している神です」
「ごめん事故に巻き込んだ?それで現実見れなくなったんだな。ほんとごめん!」
俺は真面目に目の前に立っているすごい輝いてるように綺麗な女性に土下座した。
「失礼な、なんなら地獄の間にでも送って差し上げましょうか?」
絶対おかしくなってるよ
「だから違います」
「心を読むな」
「それくらいは容易い物です」
「で?自称神様がなんのよう?俺を、地獄か天国か決めてくれるの?」
「いいえ、あなたは確かに死んでますがそれには理由があります。」
「は?」
「あのトラックの運転手の寿命はあなたと事故を起こした時に尽きました。ですがあなたの寿命は本来ならばあと62年あったはずなんです。」
「なーらなんで死んだのー?」
「この天界に住む神は持ち場が決まっておりますがさっき言ったとおり私は転生の間を管轄しております。生を管轄している神がなんらかのミスを犯したようであなたに選択肢を与えます。」
「その選択肢って?」
「簡単ですよ。生か死かですよ。」
「生きるを選んだら生き返れるの?」
「はい…ですがもといた世界には戻れませんよ?」
「さいですか…」
「では生きるでよろしいですか?」
「はぁーい!」
「バカにしてるんですか?」
「いいえー!」
「はてはてそれでは…どの世界にしましょうか?」
「アニメ漫画おけ?」
「はい」
「うーん…」
ONE PIECE…知らん…ナルト…死亡フラグ満載…ハンターハンター…死亡フラグ満載だなぁ…もうちょっと優しい世界ないかなぁ…あ?東方プロジェクト…平和…なのか?あれってもともと弾幕シューティングゲームじゃ。
「では東方プロジェクトの世界へごあんなぁーい。」
「勝手に心を!ッッッッよぉーむーなぁー!!!」
「そのまま俺は空間から落下して行きました。」
「って言ってる場合かぁぁぁーー!!」
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