旧エクリプス(マブラヴ オルタネイティヴ編)
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第01話 転移
時は、攻殻機動隊の世界
〜〜〜〜〜攻殻機動隊 Wikipedia より 〜〜〜〜〜
時は21世紀、第3次核大戦とアジアが勝利した第4次非核大戦を経て、世界は「地球統一ブロック」となり、科学技術が飛躍的に高度化した日本が舞台。その中でマイクロマシン技術(作中ではマイクロマシニングと表記されている)を使用して脳の神経ネットに素子を直接接続する電脳化技術や、義手・義足にロボット技術を付加した発展系であるサイボーグ(義体化)技術が発展、普及した。結果、多くの人間が電脳によってインターネットに直接アクセスできる時代が到来した。生身の人間、電脳化した人間、サイボーグ、アンドロイド、バイオロイドが混在する社会の中で、テロや暗殺、汚職などの犯罪を事前に察知してその被害を最小限に防ぐ内務省直属の攻性公安警察組織「公安9課」(通称「攻殻機動隊」)の活動を描いた物語。
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より、少し先の未来から、この物語が始まった。
1999年10月ごろより、横浜の地が植生も回復しない不毛地帯となっているのだ。
その後、香月夕呼博士(並行世界の住人で、マブラヴ世界の香月夕呼とは、同位体の別人てある)と研究助手の一条光輝(影のオリ主)は、因果律量子論を完成させる。その後、量子電導脳の作成に成功するが、光輝が不幸な事故に会い脳に障害が残った。そこで、脳の大半を量子電導脳化し、全身義体化を施した。
夕呼博士は、因果律量子論を証明するのに時間が掛かると考え、老化メカニズムを解き明かし、遺伝子治療で夕呼と光輝は、不老となった。
光輝は、マイクロマシン技術を利用して効果を抑えた老化防止薬を製造し、莫大な研究資金を得て総合技術研究所(以降、技研と略する)を設立した。夕呼は技研の所長、光輝は副所長兼主任研究員となる。
技研では、第二世代のバイオロイドや第三世代の思考戦車を作った。また、思考戦車の高度AIを利用してアンドロイドを作って、大量の人員補充した。
平行して、ギガフロートや核融合炉、核融合炉の大量の電力を利用してマグマや土壌から大量の資源採取をする技術を開発した。
月日は流れ、横浜の地が重力異常が原因である事が分り、マブラヴの世界(並行世界)でG元素を使った、G弾(5次元効果爆弾)による影響と推測した。
そこで、大量の土壌からG元素を抽出(100tから0.1g)し、G元素を励起させ、そこから膨大なエネルギーを発生させる通信装置と転移装置を開発した。
しかし転移装置には欠点があり、重力異常な場を利用しないといけない事と、転移先も横浜の同じ地点に限られてしまう事、転移先の並行世界が無数に有り並行世界を特定する事が困難であった。
けれど並行世界救済計画(エクリプス計画)を策定し、実行した。並行世界に、10,000発以上の探査衛星を打ち上げ、2039年にゼロ魔の世界を発見し原作開始100年前へと転移した。
それから、ゼロ魔の世界でエクリプス計画準備に62年が経過がしていた。
プリミル暦6204年 ケンの月 フレイヤの週 ラーグの曜日(10月 5日)
日本帝国 柊総合技術研究所(柊技研)
Side プロト
「ここまで、エクリプス計画の準備段階も順調に進んでいます。次の段階へ移行する前に最終確認します。」
司会役のプロトが会議を進行する。プロトはバイオロイドであり、現在は日本帝国の首相補佐官である。出席者は、一条光輝(元の世界の光輝の分身体である)とマザーコンピュータの遠隔義体であるマザーと一条光司、香月未来が出席している。
光司は元の世界の一条光輝のクローンであり、未来は香月夕呼のクローンである。
二人は、結婚しているが夫婦別姓である。
今回オブザーバーとして、エクリプス社CEOのルカ・アンジェローニも出席している。ルカもバイオロイドてある。
「最初に、マザー。」
「虚無の世界扉魔法で、一度に運べる物量に限りあります。専用の小型艦を作りました。風石機関を搭載しています。
但し現状では、最低限の荷物と少人数編成しか出来ません。
その為、異世界の過去に逆上って、介入の準備をするしか、ありません。
介入世界の第一候補は、予定通り次の四つになります。
・マブラヴ オルタネイティヴの世界。
BETA(人類に敵対的な地球外起源種)の駆逐とG弾(5次元効果爆弾)投下の防止。
・銀河英雄伝説の世界。
惑星開発とワープ航法の技術の取得。
・ガンダムSEEDの世界。
宇宙コロニーとMS(モビルスーツ)、コーディネーターの技術の取得。
・魔法少女リリカルなのはの世界。
次元航法と魔法の技術、ロストロギアの取得。
以上です。」
「次ぎに光輝さん。」
「マブラヴ オルタネイティヴの世界への出発準備は、出来ている。
搭載できる貨物量計算して、小型の万能工作機を用意した。残り貨物は、次元通信機1台と食料、予備の風石とG元素だ。
搭乗人数は、11名とタチコマ1機だ。タチコマの余剰スペースにチビコマ8幾搭載できる。チビコマの余剰スペースにミニコマ4機搭載できるので計32機になる。1名は、俺の分身体として、残りの10名は、連絡用員2名と拠点開発用員8名となる。連絡用員は、虚無の魔法が使えるバイオロイド。拠点開発用員は、系統魔法が使えるバイオロイド。
拠点開発用員2名は、プロトとルカの同型モデルだ、並列化も行っており、あちら世界でのサポートを頼む。後のバイオロイドは、全て日本人にしてある。
戸籍は、ハッキングして作る予定だ。当面の活動資金も宝石類を錬金して、販売益を得る。拠点は、その資金で広い土地を購入して、錬金で作る。
転移先は、1968年の京都近郊とする。オルタネイティヴ3予備計画招集された年でもある。介入を始めるのに、丁度良い。」
「ファザー質問です。分身体とは、何ですか?」
未来が質問する。未来と光司は、光輝とマザーに育てられた。所謂、育ての親だ。公式の場所以外では、ファザーと呼んでいる。
「クローンは、分かるな。同じ遺伝子で、造られた人間だ。しかし、全く同じではない。育った環境によって、オリジナルとは別の個性を持つ。
一方、バイオロイドは、人間遺伝子から作られるが、プラントで急速培養される。しかし、頭脳の大半は、高度なAIだ。
しかし、ゴーストダビング装置で本人のコピーが作れる。但し、元の世界技術では、劣化する。どうしても同じにならない。俺の場合は、別だ。脳の大半が量子電導脳に置き換わっている。量子電導脳を並列化すれば、完全なコピーが出来る。簡単に言うと、アナログコピーとデジタルコピーの違いの様なものだ。完全なコピーなので、分身体と読んでいるにすぎない。他に意見が無ければ、早速転移を始めよう。」
出席者は、全員頷いた。他に意見は、無いようだ。
モニターに、技研の実験場が移る。
『早速プラン通り、始めてくれ。』
光輝が現場に、電脳通信で指示を出す。
小型艦が地上から、ふわりと浮き上がった。
それを確認した、虚無のメイジが世界扉の呪文を唱える。
『ユル・イル・ナウシズ・ゲーボ・シル・マリ ハガス・エオルー・ペオース・・・。』
長い呪文が終わると、空中に鏡の様な物が浮かび上がった。
小型艦は、鏡に向かって前進して行った。鏡を素通りした直後、鏡は消え術者は膝をついた。精神力を使い果たしたのだ。
「転移は成功したようですね。光輝。」
マザーが感想を述べる。
「そのようだな。」
「今、小型艦より通信が入りました。無事成功との事です。」
Sideout
後書き
素人なので文章力は、ありません。温かい目で見てください。
会話は「」、通信は『』です。電脳通信では、声を外に出しません。
タチコマは、1人乗りです。軽自動車位の大きさです。
チビコマは、中型犬位の大きさです。
ミニコマは、モルモット位の大きさです。
ルカ・アンジェローニは、マクロスFのキャラクターをイメージしています。
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