戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
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第五話 大角大尉!!今度は薙刀だ!!その五
「次の作戦だが」
「そうそう、それですよね」
「何か俺達どんどん評判が悪くなってますけれど」
「遂に名誉挽回、汚名返上ですね」
「汚名挽回でなく」
「そうだ、ちなみにこの作品を書いている作者は小学校の修学旅行でバスの中でクイズを十回以上間違えてその都度美人のバスガイドさんに名誉挽回と言われてだ」
実話である、今書いていて思い出した。
「仇名が名誉挽回男になった」
「また凄い仇名ですね」
「というか十回以上連続で間違えたんですね、作者」
「それも簡単な問題ばかりだ」
その問題の内容は覚えていない、子供の時のことであるが故に。
「間違えてそうなった」
「何ていいますか」
「馬鹿なんですね、作者って」
「昔から賢いって言われたことないらしいですけれど」
「そこまであれなんですね」
「そうだ、ちなみに汚名挽回もそれが正しいと思っていた時期があった」
そんな気がする、あやふやな記憶だが。
「よくある話だがな」
「というかそれ書き手として駄目でしょ」
「小説書く人間としては」
「何かそういう人間が書いてるなんて」
「俺達も災難ですね」
「書き手は選べない」
悪田部はこの世の絶対の摂理をここで言った。
「小説の登場人物はな」
「ですよね、何をどうしようが」
「それは、ですね」
「出来ないんですよね」
「何をどうしようとしても」
「しかもこの作者はだ」
悪田部はさらに話す。
「どんな占いをしてもゲームの判定を見ても長生きするらしい」
「うわ、憎まれっ子何とかですか」
「世に憚るっていう」
「百歳以上生きると出たこともある」
本当のことである、このことは。
「しかも毎日よく寝て野菜もしっかり食べてランニングも続けている」
「大きな病気もしたことないらしいですね」
「しかも悪運が強いとか」
「だから多分長生きする」
この辺りはわからない、人間の一生程先がわからないものはない。極論すれば今日元気でも明日死ぬのが人間だからだ。
「従ってこの作品の作者はだ」
「生き残るんですね、何があっても」
「ゴキブリ並に」
「そして書いていってだ」
そうしてというのだ。
「アンチ巨人であり続けると宣言している」
「本当に作者巨人嫌いですよね」
「物凄い憎悪を感じるとも言われてますね」
「何かっていうと巨人の悪口書きますし」
「巨人勝つと不機嫌になりますし」
「作者に嫌いな国はない、民族も宗教もだ」
カルトは別にしてだ、カルトはカルトであり正常な宗教とは違う。
「しかしだ、巨人はだ」
「巨人の応援歌聴くと全身に蕁麻疹起こるとか言ってますよね」
「虫唾が走るとか」
「人種差別は反対しても巨人嫌いですよね」
「この世で全て」
「そうだ、そしてその作者をだ」
どうしてもだというのだ、彼等は。
「我々は作者としてだ」
「選ぶことは出来ない」
「そうなんですね」
「絶対にな」
その通りだというのだ。
「出来ない、駄作ばかり垂れ流す作者でもな」
「ですか、しかし今回妙に自虐的ですね」
「作者自虐ネタは使わないんじゃ」
「それで今回は珍しいですね」
「またどうしてなんですか?」
「自虐ネタは受けるかららしい」
ここも秘密である、登場人物が言っているが。
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