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ロックマンX~朱の戦士~

作者:setuna
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おまけ お礼

 
前書き
ギャグで行きます。 

 
首謀者として法廷に立たされたゲイトだったが、エックス達イレギュラーハンターの証言と調査の結果、正体不明のウィルスに感染していたことが分かり、辛うじて処分だけは免れた。
尤も、実際は政府がゲイトの才能を高く買ったことが決め手となった。
彼が狂おしいほどまでに求めていた“自身の能力の評価”が皮肉な形で実現したのだ。
ちなみにゲイトはイレギュラーハンター本部への勤務を命じられた。
そして現在…。






































ゲイトのお礼を受ける事になったエックス、ルイン、ゼロ、ルナは、早速ゲイトのところへ向かった。
通された部屋は、白を基調とし、沢山の機械に囲まれてはいたが、清潔感溢れる部屋だった。

ゲイト「よく来てくれたね、エックス、ルイン、ゼロ。それにルナもね」

笑顔でゲイトがエックス達を迎えた。

エックス「久しぶりだな、ゲイト」

にっこり微笑んでエックスは片手を掲げた。

ゲイト「早速だが、今日はこの前の事件の侘びと感謝の気持ちを込めて、君達にお礼をしようと思う」

目を閉じて、あの事件の事を思い出しているような面持ちでゲイトは言った。

ルイン「あ、うん」

何か有無を言わさない気迫に押されて、つい気の抜けた返事を俺はしてしまった。

ゲイト「受け取ってくれ!!これが僕達の気持ちだ!!」

ゼロ「“達”?」

何か引っかかるような言い回しに疑問符を浮かべているゼロを無視してゲイトは壁面のパネルを操作した。
それと同時に布が被さった謎の物体が現れた。

ばっ!!

布を一気に取り払うゲイト。

ルイン「え、ええ!?」

エックス「こ、これは!?」

ゼロ「っ!!」

ルナ「おおっ!!」

ゲイト「ふふ…」

エックスとルインが驚愕し、ゼロは絶句し、ルナは瞳を輝かせた。
誇らしげに微笑むゲイトの丁度真後ろ。
そこには数えるのも馬鹿らしい量の洋菓子が乗っていた。

ルナ「うおおお!?クッキーやチョコレート、パイとかマカロンとかゼリーとかマシュマロココアとかマフィンとかタルトとかシュークリームとか美味そうな洋菓子が沢山!!」

ゲイト「ふむ、その通り。レプリロイド用の洋菓子だ」

エックス「どうやってこんな物を!?そして量を!?」

ツッコミ所は満載だったが、あまりの事にそんな事にしかツッコむ事が出来なかった。
的確ではあったが。

ゲイト「君達のファンを名乗る女性、2人との共同作業によって生み出された、正に至高の品々だよ!!」

ルイン「2人って誰!?」

即座にツッコミを入れる。
それをさして気にしない様子でゲイトはルインのツッコミに答える。

ゲイト「君達がよ~く知っている人達さ!!残念ながら、用事があってねぇ、ここには来ていないが…」

大体察知した。
恐らく、この大量の洋菓子を製作したのはエイリアとアイリスだろう。

ゲイト「まぁ、何にせよ、“僕達の気持ち”のこもった物だ。是非、食してくれたまえ!!」

ルナ「おおっ!!いっただきまーす!!!!」

ゼロ「この世の全ての食材に感謝を込めて頂きます」

エックス「ゼロ、それ声優ネタかい?」

ルイン「声はそっくりだけど、それゼロに似合わないよ。」

全員はそれぞれ洋菓子を取り、口へと運んでいった……。 
 

 
後書き
エックス達の調理レベル。

エックス

お兄さんやお姉さんのロックマンとロールが家庭用ロボットなので、炊事洗濯何でも出来る。
お兄さんお姉さん譲りの腕で作られる食事は芸術の域。

ゼロ

作ろうと思えば作れるが、大雑把な性格のために盛り付けとかが雑になる。

ルイン

前世が人間で、料理上手なために見た目よし、味よしの物が作れるがエックスには劣る。
しかし菓子作りはエックスを上回る。

ルナ

女神に鍛えられ、一人暮らしのために作れる。
しかし食べられればいいし、腹が膨れればいいという思考の持ち主なので、料理の腕とは関係なく1人の時は大雑把な食事になる。

アクセル

環境が環境なので基本的な物は作れる。
レッドアラートは多分、自分に出来ることは自分でやると思うので。
本人の年齢も合わせてオムライスなどの子供舌が納得するような料理しか作れない。

アイリス

ロックマンを元にして造られたために料理上手。
包丁捌きは多分、兄が兄なので神業の域に行っていると思う。

エイリア

料理は出来るが、科学者だったために食事は不定期。
食事は研究と仕事の合間に食べれるサンドイッチ等のお手軽系が得意。 
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