ノーゲーム・ノーライフ 常識を逸脱した少年の物語
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プロローグ2
前書き
It is the family that I am important.
Irreplaceable…
まあ、そんなわけで不良を穏便に撃退しちゃった僕だけど、そのあと警察が事情聴取事情聴取うるさくって…
行く場所があるからお断りしますって何回も言ってんのに規則だの決まりだのなんだのって行かせてくれそうになかったから…
逃げちゃった♪
その場から忽然と姿を消して差し上げましたよ。
ざまあみろと叫んであげたい。
そんなことは実際どうでもいいんだ。
そう、どうでもいい。
せっかく安く買えた卵を割らないように走るのに必死だからだ。
え?そんなの余裕?
そう思った人は是非やってみてほしい。
新幹線と並行して走りながら卵を割らないように走るのがどれだけ大変か。
実際、そういう風に気を付けなくても大丈夫な方法はあるけど、それは使わないで行く。
ああ、それよりもほかに気になることがあるって?
本来、いるわけがないよね。
ただの走りで新幹線と並走出来る人間なんて。
あ、でもついでに言っておくと、
これはまったくもって本気じゃない。
本気を出せばもっとだせる。
例えば、100億円の懸賞金をかけられてるタコよりも普通にだせる。
出したことはないけど、出したらかなりやばいことになるからね。
それはさすがに自重する。
そんな僕の化け物じみた身体能力を使えば空を翔る事も出来るし、超次元サッカーの技もいくつかなら再現できる。
『ねえ、あれって人?』
『いや、化け物の類だろ。テケテケとかと同じ類の』
とか、新幹線の内部から男女カップルの会話が聞こえてくる。
失礼だなあ、僕はれっきとした人間なのに。
写真や動画を撮ろうとしても無駄。
出来ないように細工をしてあるから。
『あれ!?写らないよ!』
『うお、こっちもだ。やっぱり妖怪とか化け物なんだな』
『なら、見れてラッキー』
『……そう、なのか?』
中々面白いカップルだということがわかった。
ついついぷっと吹き出してしまった。
そのあとは、車と思わず衝突しそうになってジャンプで躱したらその後ろに中型車そのまた後ろに大型車ときて、某赤い帽子の栗の化け物を踏みつぶしてヒャッフーーー!と喜んでいる残虐なおじさんばりに綺麗な3段ジャンプをかましてやった。
そして三時間ほど並行してついたのが、
僕の大切な人達がいる場所。
命に代えても助けるって思えるほどの…
家族。
そう、家族だ。
実に四日ぶりかなあ…
そう思いながら僕はドアに手をかけた。
後書き
あ、短い…
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