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ご主人様は幼なじみ?!

作者:雪原 奏


気温が高くなり始めた、初夏の放課後。
私、柳彩華は、いつもどおりに幼なじみである伊野悠真と一緒に、学校から帰る途中。お互い1人っ子で、結構遊んだりもする。
悠真は、学校でカップルみたいに思われるのが嫌だって言って、彩華とは呼んでくれない。高校に入って1年がたつけど、それはずっと続いてる。彩華、って呼んでくれるのは、電話のときだけ。ホントは、幼なじみなんだから彩華って下の名前で呼んで欲しい。別に周りの目なんか気にしなくていいのになぁ。
今日は、2人で共通の思いを抱いている先生について話していて、ああだこうだと盛り上がっていた。その先生の恋愛話をしているときだった。
「そんなことより彩華、…突然だけど、俺と付き合ってくれないか」
…え?今こいつ、なんて言ったの?彩華って呼んだよね?
つ、つつつつつつ付き合って、くれないか?!
「中学のときから、好きだった。お前が好きだ」
う、嘘―?!
悠真は顔が結構イケてるから、彼女いるかと思ってたのに。
いろんな思いが頭の中で混ざって、パンク寸前。
「ゆ…悠真、マジで?」
「おう。ったりめーだろ」
悠真はちょっと照れながら言った。
「信じられない、か?…じゃあ、うちに寄れよ」
「う…うん」
顔が真っ赤なのを見られたくなくて、うつむいたまま返事をした。
はっずかしー…

悠真の家についたら、もっと顔が赤くなった。
「中学のとき、気付いたらずっと彩華ばっかり見てて、胸が熱かった。けど、フラれるのがいやで言えなかったんだよ…。今更だけど、俺と付き合ってくれないか…」
2人で悠真のベッドに座って、そう、言われた。
それでもまだあたしは動揺してて、
「悠真の周りには、もっと可愛い子、いるじゃん…!」
と言ってしまった。
するといきなりあごをくいっと上げられたかと思ったら、悠真の顔が目の前に来てた。
次の瞬間。
あったかくて柔らかいものが唇に触れてた。
悠真に、キスされてる。
頭の中がふわふわして、
「んんッ…ぁ」
と、小さく喘いでしまった。
悠真の舌が、入ってきた。
「ふぅんっ…んぅ…っ」
私の舌が、悠真の舌に絡めとられ、ディープキスになってしまった。
「んぅっ…はぁっ、はぁっ」
「…わかってくれた…?」
突然された、長い長いキス。長すぎて、息が上がってしまう。
もう何がなんだかわからなくて、目がとろんとしていたような気がする。すると、
「俺は、彩華がいいんだ。他の、誰よりも。俺だけのものにしたい。…それでもいい?」
といわれた。実際は、自分も悠真のことが好きだったわけで。
「うんっ…あたしも、悠真のこと、好きだよ…ずっと、一緒にいて…?」
と、両想いであったことを告げた。
「やった、両想いだったんだね」
「うん」
「じゃぁ…おいで?」
悠真の腕が開かれ、あたしは招かれるまま、その腕の中へ。後ろから思いっきり抱きしめられてびっくりしちゃって思わず、
「ひゃうんっ!」
と、甘い声を出してしまった。
「彩華、そんなに甘い可愛い声出しちゃって…襲って欲しいの?」
「そ、そんなんじゃないからぁ…あッ」
今度は、首筋を舐められ、耳を甘噛みされて。
くすぐったいような、気持ちいいような。
全身から力が抜けてゆく。
すると、悠真の手が胸のあたりに来て、揉まれた。
「いやぁっ…悠真ッ…あっ」
「彩華は、いつからそんな声出すようになっちゃったの?可愛いね…思いっきり、苛めてあげる…」
と、ベッドに押し倒されてしまった。
悠真って、こんなキャラだったっけ…?
いつもはまじめで、クールな感じなのに。
もう、何がなんだかわからないよ…
理性がなくなっちゃって、
「悠真の…好きにして…めちゃくちゃに…して…っ」
言っちゃった。
「彩華、可愛すぎ」
制服のYシャツのボタンを開け始めて、上半身はブラだけになってしまった。
恥ずかしい、けど気持ちいい。
あたしって、Mだったのかな…
脱がされたあとは、キスをしながら胸を揉まれて。
「声、出すの我慢して?」
でも、声を出したいっていう欲望は、その言葉によって高まっちゃって。
「ぁっ…んぅ…ふぁッ」
出しちゃった。。。
「ほら、ダメじゃんか。声だしちゃ」
と同時に、悠真がスカートの中に手を入れて、下着越しにあたしの熱いところを触ってきて。
くちゅっと、いやらしい音がした。喘いじゃいそうになったけど、んっと我慢した。
「感じやすいの?彩華。超濡れてるよ」
「いやぁっ、悠真…」
でも、私はその手をとめられなかった。というか、とめなかった。
気持ちよくて。
ずっと下着越しに触られて、下着はびっしょり。汗もあるんだろうけどね。
「次は、どうされたい?このままがいい?」
「スカートと下ッ…悠真が脱がして…。直接、触って…」
というと、悠真は即座に脱がし始めて。
脱がし終わったら、あたしの手をとって、さっき悠真が触ってたところに当てた。
自分で触って、って言われて、触ってみると、いやらしい音とともにあんッ、と喘いでしまった。
「ほら、びしょびしょでしょ?これ、触るだけで十分?でも、もっと濡らしてみたい?」
「もっと…濡らして…」
ああ、もうどうにでもなっちゃえ。
そう心の中でつぶやいていた。
「じゃぁ、めちゃくちゃにしてあげる。声出していいよ」
と言われて、さっき触られてたところと少し上の硬くなってたところを擦られて、おもいっきりひぁぁっと声を出してしまった。
そのあとは硬くなってたところを触られつつも、熱くてとろとろになっているところの中に指を入れられたり、奥まで舐められたり。そのたびに、いやらしい音が喘ぎ声とともに響いた。
しばらく愛撫された後、悠真がベルトを緩めて、悠真自身を取り出した。
「彩華、しゃぶって」
「んうぁっ…んんっ」
あたしはそれをしゃぶりながら、下をいじられて。
「彩華、しゃぶるのうまいね」
あたしがしゃぶってると、もともと大きくて硬かったのに、もっと大きく硬くなって。
悠真が下に指を入れていて、出し入れしてた。
中を擦られて、
「んっ、んぅ、ん―!!」
絶頂してしまった。
「彩華、イくときの顔も可愛いね。もうしゃぶるのやめていいよ。がんばったね」
「ぷはぁっ…」
すると、足をぐっと持ち上げられて、思いっきり開かれてしまった。
「ぃやぁっ、悠真…何するの…??」
「このとろとろの彩華の中、俺でいっぱいにしてあげる」
といわれて。
入れるときに、悠真はいつもかけてる黒縁メガネを外した。
「いれるよ」
熱くてとろとろな中への入り口に、ゴムを付けた悠真の先が当てられて。
ゆっくりと、中に入ってきた。
初めてだったから、痛かった。
「あ、彩華初めてだったんだね」
悠真があたしの中に全部入ると、気持ちよくてまたイってしまった。
「動くからね」
といわれ、ゆっくり悠真が出入りし始めた。
でもそれはだんだん速くなっていって、動くたびにベッドがきしんだ。
きしむ音よりも、突かれたときのあたしの声は大きかった。
「彩華の中、すっごい締め付けてくるね。もうちょっとで俺もイキそうなんだけど、一緒にイかない?」
「うんっ…」
「あぁ、イくッ…だすよ、彩華」
「んぁあっ、あんッ…んあああッ!!」
中で悠真がどくっと脈打ったかと思ったら、ゴム越しに熱いのが流れたのがわかった。
「悠真っ…大好き…」
「俺も彩華大好きだよ」
といって、あたしたちは長いキスをした。


つづく



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