つぶやき

さき姫
 
元気を出して(ぷよぷよ!よりシグ×アミティ)
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。




今日はプリンプ魔導学校主催のぷよ大会があった。もちろんアミティも出場するがアミティは最終戦のあと一歩で負けてしまった。あと一歩というところで負けてしまったアミティは凄く落ち込んでいる。

「ぐすっ……、ひく……っあと一歩で優勝できたのに……っ」

「アミティ……」

落ち込んで泣いているアミティにシグが声をかけ、ハンカチを差し出してくれる。

「シグ……、ありがと……ぐす……っ」

「アミティ、今日は残念だったけどここまで勝ち進んだって事はアミティは確実に素敵な魔導師に近づいてるよ」

「本当?」

「うん。だから……、いつものアミティらしく元気出してよ」

「シグ……、ありがとう……」

アミティはシグの優しさが嬉しかった。そしてシグはアミティにこう言う。

「それに……、いつも元気いっぱいなアミティが……僕好きなんだ」

「シグ……?」

「明るくてどんな事にもめげない、そんなアミティは僕が持ってた寂しさを取り除いてくれて僕の事を大好きな友達だって言ってくれて……気付いたら友達以上の好きになってた。僕は元気いっぱいな太陽のようなアミティが好き」

「シグ……、あたし……あたしもシグの事が大好きだよ!」

「アミティ……?」

「いつも自分より他人の事を気づかうお人好しで一緒にいて安心できて幸せな気持ちになれる……、そんなシグの事が……気付いたら友達以上の好きになってたんだ!」

「アミティ……」

アミティのその言葉にシグの顔が赤くなる。

「よかった……、アミティがいつもの元気いっぱいなアミティに戻って……アミティは優勝記念のメダルがなくてもきっと素敵な魔導師になれるよ」

「うん!あたし頑張る!シグ、励ましてくれてありがとう!もしシグがさっきのあたしみたいに落ち込んだ時は真っ先に飛んでいくからね!」

「ありがとう……、アミティ……」

「シ……、シグ……?」

シグはアミティを抱きしめた。そしてこう言う。

「アミティ……大好き」

「シグ……、あたしもシグが大好きだよ……」

ぷよ大会で優勝はできなかったけれどアミティは優勝以上の素敵な物を手にいれたのでした……。



END