つぶやき |
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※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 すっかり春になった友枝町には周りの木にも満開の桜が咲いている。小狼とさくらはそんな並木道の景色を眺めながらデート中のようだ。 「わぁっ!こんなにたくさん桜の花が咲いてるよー!もう春なんだね小狼君!」 「ああ……、そうだな」 さくらは満開の桜の花を目にしすっかりはしゃいでいる。小狼はそんなさくらを見て可愛いと思いながら微笑む。そんなほのぼのとした二人に小さな木漏れ日が優しく差す。 「綺麗な木漏れ日だな」 その木漏れ日があまりにも綺麗で小狼は笑顔でさくらに言う。 「そうだね!……何だかこの木漏れ日、私が小狼君を想う気持ちに似てるかも」 「さくら……!」 さくらの発言に真っ赤になってしまう小狼。そんな小狼に気付かずさくらは続ける。 「だって私、小狼君を想ってる時って暖かくて優しくてドキドキしてハートがほてりだしそうになるんだもん……ってあはは……」 さくらは言い終わった後で恥ずかしくなり真っ赤になる。真っ赤になった二人は少し黙ってしまった。 「さ、さくら!欲しいぬいぐるみがあるって言ってたよな!繁華街のぬいぐるみ屋さんに行こう!」 「ほ、ほぇ!?」 恥ずかしさに耐えられず繁華街のぬいぐるみ屋さんに行こうと言って沈黙を破った小狼は顔を真っ赤にしたままずかずかと歩いていく。 「ほぇ~!待ってよ小狼君ー!!」 ずかずかと歩いていった小狼を追いかけるさくら。桜の木の間から差してくる優しい木漏れ日はそんなほのぼのとした二人を見送るように差し続けていた─── END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 今日、光、海、風は学校が休みでセフィーロに来ている。光はランティスと一緒に中庭でくつろいでいるようだ。 「あっ、鳥が嬉しそうに鳴いてる!ねぇ、ランティス!」 「……ああ」 幸せそうな光の笑顔を見てランティスも幸せそうな表情になりそんな二人を見守るように太陽の光が差している。 「太陽の光が気持ちいいね、ランティス」 「……本当だな」 嬉しそうに鳴く鳥達、真っ青な空、太陽の光、どれも最高に綺麗で光とランティスはそんな景色に包まれながら幸せを感じていた。 「お前の強い心がセフィーロをこんなに平和な世界に変えたんだな」 ランティスはそのセフィーロと同じ空をした瞳で優しく光を見つめながら言う。 「皆の心で、だよ……」 光はそう言ってランティスの肩に寄りかかる。 「……そうだな」 ランティスはそう言って光の頭を撫でる。 「ランティス……、大好き……」 太陽の暖かな光に誘われて静かに眠りにつく光。ランティスもそんな光と太陽の暖かな光に誘われて光の肩を抱いて光と一緒に夢の世界に旅立った。 平和なこの美しい世界で─── END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 今日は日曜日。さくらは知世と買い物に行く約束をしている。 「るんるんるん~♪知世ちゃんとお買い物楽しみだな!」 さくらはローラーブレードで知世と待ち合わせをしている友枝小学校へと向かう。 「今最高に嬉しくて楽しい気持ちだよぅ~。知世ちゃんも同じ気持ちでいてくれたらいいなぁ~」 一方、知世は友枝小学校でさくらを待っている。 「さくらちゃんとお買い物……、楽しみですわ~。今日もさくらちゃんの眩しい笑顔を一つ残らずビデオにおさめますわ!」 相変わらず知世はさくらの笑顔を一つ残らずビデオにおさめようとはりきっている。 「今最高に嬉しくて楽しい気持ちですわ……、さくらちゃんも同じ気持ちでいて下さったら……」 「知世ちゃーん!」 「さくらちゃん!」 さくらが友枝小学校に到着した。知世は満面の笑顔をさくらに向ける。 「はぁはぁ……知世ちゃん、待った?」 「いいえ、さっき来たところですわ。さ、行きましょうか」 「うん!!今最高に嬉しくて楽しい気持ちだよ!知世ちゃんは?」 さくらは満面の眩しい笑顔で知世に言う。そんなさくらに知世も幸せな気持ちになりこう言った。 「私も今最高に嬉しくて楽しい気持ちですわ。さくらちゃんの笑顔を見る事が私の幸せですから……」 「知世ちゃん……」 「ですから、今日もビデオ撮らせて下さいね!」 「ほぇ~!」 「うふふふふ……」 さくらも知世も最高に嬉しくて楽しい気持ちでいっぱいで幸せに満ちていた。春の暖かい風もそんな二人の幸せを祝すように優しく包んでいる。 さくらにとっても知世にとっても今日はきっと最高のHappy Day。 END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 「ねぇ、アスコット……」 ウミが僕の顔をじっと見つめてくる。何だか恥ずかしい……。 「ウミ……?」 「アスコットの瞳ってとても綺麗ね。すっごく綺麗な緑色」 ウミはそう言って僕の瞳を愛しい物を見るかのように見つめ続けている。そんなウミに僕はこう言う。 「僕は……、ウミの瞳の方が綺麗だと思うな。ウミの青色の瞳を見つめていると心が透き通ってくるよ……」 「ありがとう」 ウミは微笑んで僕に軽くお礼を言う。やっぱりウミの笑顔を見ていると幸せな気持ちになれる。ウミはお礼を言って言葉を続けた。 「でも……、私はやっぱりアスコットの瞳の方が綺麗だと思うわ」 「ううん、ウミの瞳の方が綺麗だよ」 「うふふ……」 僕の緑色の瞳も君の青色の瞳もきっと綺麗。ウミは僕の緑色の瞳を、僕はウミの青色の瞳を見つめて微笑みあった。この時は僕にとってもウミにとってもセフィーロの柱問題で深刻な今を少しでも忘れられる小さな幸せの時間だった。 END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 放課後、小狼はさくらの後ろ姿を見つめているとさくらがくるっと後ろを振り向く。 「小狼君だぁ!」 「な……、なんで分かったんだ」 「えへへ、なんとなく。一緒に帰らない?」 「あ……、ああ」 一緒に帰る事にした小狼とさくら。さくらがにっこり笑顔で小狼に話しかける。 「ねぇねぇ小狼君!新しく出来たソフトクリーム屋さんに寄っていこうよ!」 「……そうだな」 二人は通りの角にあるソフトクリーム屋さんに入り、さくらはバニラソフト、小狼はチョコソフトを買いペンギン大王公園のベンチに座って食べる事にする。 「とってもおいしいねっ、小狼君!」 「ああ」 「ほぇ?」 「何だ?」 さくらは小狼の顔をじっと見つめる。 「小狼君ほっぺにアイスついてるよ」 小狼の頬にアイスがついていた。さくらは小狼の頬についているアイスを指でとり小狼の目の前に見せる。 「小狼君、なめて」 自分の頬についたアイスをとった指を差し出しなめてと言うさくらの行動に小狼は動揺を隠せない。 「な……!なななな何言って……!!」 「ほぇ?」 小狼は動揺して顔が真っ赤になっている。天然なさくらは小狼の動揺に気付かず小狼の口に自分の指を入れた。 「!!!」 「小狼君どうしたの?顔真っ赤だよ」 小狼は顔を真っ赤にして固まってしまう。本当に天然なさくらはさくらは自分の行動の凄さに全く気付いていない。一方小狼は家に帰ってからもドキドキが止まらなくて夜も眠れませんでした……。 END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 夜、眠れないサクラは小狼の部屋をノックした。 「はい」 小狼が返事をしてサクラがドアを開ける。小狼はサクラに問う。 「姫、どうかしたんですか?」 「な……、なんだか寂しくなって眠れなかったから……」 サクラは小狼を見つめて言う。そして更に続ける。 「一緒に……、寝てもいいかな……?」 「姫……」 一緒に寝てもいいかなと言うサクラに小狼は少し黙ってしまったがすぐにサクラに微笑みこう言った。 「姫がそれを望むなら喜んで」 「ありがとう、小狼君……」 サクラは小狼の言葉に嬉しくなり笑顔になった。そして小狼のいるベッドへと向かいベッドに入る。 「小狼君あったかい……。私ね、なんだか小狼君が隣にいると安心できるの……」 サクラは笑顔で小狼を見つめて言う。小狼はそんなサクラを見てサクラを守りたい気持ちがさらに強くなっていく。 「俺も姫が隣にいると安心できるんです……」 小狼はそう言ってサクラを抱きしめた。サクラは小狼の暖かいぬくもりを感じながら眠りにつく。そんなサクラを見て小狼はこう思う。 (サクラにもう俺との思い出は戻らないけど記憶の羽根を取り戻す事でサクラの笑顔が戻るなら、必ずサクラの笑顔を取り戻す。俺は何よりもサクラの笑顔が好きだから……) END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 グリーングリーンズは今日もとてもいい天気。乱闘が終わったピカチュウとカービィはここで乱闘の疲れを癒しに来ている。 「今日もグリーングリーンズはぽかぽか陽気で気持ちいいペポね~」 「ピィ~カ、ピカチュウ♪」 ピカチュウとカービィはウィスピーウッズの落としたリンゴを食べたり、寝転がったりしている。 「乱闘の後に食べるリンゴは格別ペポ~!」 「ピカァ~」 リンゴを美味しそうに食べながらうとうとするピカチュウとカービィ。乱闘の後のまったりタイムは至福のひとときなのだろう。 ぽかぽか陽気に暖かい風に澄んだ青空に綺麗な七色の虹。そんなまったりとするには最高のグリーングリーンズで今にも瞼が閉じそうになっているピカチュウとカービィ。 おやおや、ピカチュウとカービィはすっかり寝息をたてて眠りについたようです。 おやすみなさい……。ピカチュウもカービィもきっといい夢を見ている事でしょう……。 END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 「レッドさん、どこに行くの?」 「まぁついてこいって!」 レッドとリュカは一緒にある場所へと向かっていた。レッドがどうしてもリュカに見せたい場所があるらしい。 それから30分くらい歩いてレッドが止まった。レッドがリュカに見せたい場所についたようだ。 「わぁ……!」 二人の目の前にはたくさんのひまわりが咲いている。たくさんのひまわりを目の前にしてリュカは思わず声をあげた。 「どうだ?このひまわり畑を一度リュカに見せたかったんだ。リュカひまわり好きだろ?」 「うん!こんなにたくさんのひまわりを見れるなんて嬉しいよ!ありがとうレッドさん!」 リュカは満面の笑顔でレッドにお礼を言う。レッドはリュカの頭を撫でながらこう言った。 「よかった……リュカが笑ってくれて。俺、リュカが中々笑わないから心配だったんだ」 リュカが中々笑わないから心配だったと言うレッドの言葉にリュカはきょとんとした顔になる。 「俺、リュカの笑顔が大好きなんだ。リュカの笑顔はまるでこのひまわりのように眩しくて見てて凄く元気になれるんだ」 「レッドさん……」 「リュカ……、今まで色々辛い事があっただろうけど明るく生きてこうぜ。昔に戻る事は出来なくても新しい未来は作っていける。これから俺といっぱい楽しい思い出作ってこうぜ!」 「うん!!」 リュカはレッドの優しさが凄く嬉しくてレッドの言葉に笑顔で大きく頷いた。リュカのその笑顔は目の前に広がるひまわり負けないくらいとっても明るくて眩しかった─── END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 今日はホームランコンテストで大賑わいの戦士達、今からネスの出番のようだ。野球が得意なネスにとってホームランコンテストは正に十八番だ。 「よーし、いっくぞー!」 ネスはカキーン!とサンドバッグくんをふっ飛ばした。記録はなんと530m。この記録に他の戦士達や観客の物凄い歓声が聞こえてくる。 「皆、ありがとーっ!」 そう言ってネスは戦士達と観客に手をふった。そんな中リンクがネスに駆け寄ってくる。 「ネス、凄いじゃないか530mなんて!」 「わぁ、リンクさん!」 ネスの頭をわしわしと撫でるリンク。ネスはリンクに頭をわしわしされて照れてしまう。 「さすがは俺が見込んだ奴なだけあるな!」 「別にリンクさんに見込まれた覚えなんかないよ……」 ニカッと笑うリンクを見てますます照れてしまうネス。 「よーし、じゃあ応援するか!ネス、これ着ろっ」 「え!?あ……はい!」 リンクがネスに渡した物は学ランだ。これを着て戦士達を応援しようというのだ。 「リンクさ~ん……」 ネスはぶかぶかの学ランを着て恥ずかしそうにリンクの名を呼ぶ。 「おっ、ネス!やっぱりその学ランでかかったな。ネスがちゃんと成長しないからだぞ~」 リンクはそう言って笑いながらネスの頭を撫でる。 「リンクさんのなんてサイズが合うわけないじゃないですかっ……!でも……」 「でも?」 「リンクさんとお揃いの学ランを着れて嬉しいし、それに……」 「それに?」 「他ならぬリンクさんの学ランだから着たかったんです……!」 ネスは顔を真っ赤にしながらそう言った。そんなネスにリンクは満面の笑みを浮かべてネスにこう言う。 「ネスがそんな事言ってくれるなんて嬉しいぜ!」 「リンクさん~!!」 また頭をわしわし撫でるリンクにネスはまた顔が真っ赤になる。 「ははっ、じゃあしっかり応援するか!」 「はい!」 こうしてリンクとネスの気合いの入った元気な応援がホームランコンテストの競技場に広がった─── END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 「うーん……、難しいよぅ……」 学校の宿題をしているネス。そこにリンクが通りかかりネスに話しかける。 「ネス、何やってるんだ?」 「宿題です~……、いっぱいあるんです~……」 「見てやろうか」 「本当!?ありがとうリンクさん!」 リンクはネスの宿題を見てやる事にした。ネスは満面の笑顔でリンクにお礼を言う。 「えーっと……、どれどれ……」 「ここが分からないんですー」 それから2時間くらいしてネスの宿題が終わった。 それから2時間くらいしてネスの宿題が終わった。 「本当にありがとうリンクさん!リンクさんが教えてくれたおかげで早く宿題が終わったよ!」 またまた満面の笑顔でリンクにお礼を言うネス。リンクはそんなネスがたまらなく愛おしくなった。 「どういたしまして」 リンクも満面の笑顔でネスに言った。その後軽くネスの頭を撫でてやる。 「えへへっ、リンクさん!僕がまた宿題で困ったら教えて下さいね!それじゃおやすみなさーい」 「ああ、おやすみネス」 ネスは寝室に向かっていった。寝室に向かっていくネスの後ろ姿を見てリンクはこう思う。 (あの子はとても純粋でまっすぐでまるで天使だな……) そして数日後─── 「リンクさーん!」 ネスが満面の笑顔でリンクに声をかけてくる。 「ネス、どうしたんだ?」 「これ、この前のお礼です!」 ネスはそう言ってリンクにハンバーガーをくれた。リンクはそんなネスがさらに愛おしくなる。 「ありがとう」 リンクはネスにお礼を言いネスの頭を撫でてやる。ネスの頭を撫でながらリンクはこんな事を思っていた。 (本当にネスの笑顔を見ていると嫌な事も苦しい事も全部どうでもよくなる……。とてもまっすぐで汚れがなくて純粋で……ネス……君は最高に愛おしい俺の天使だよ) END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 ああ……、ネス。私の知っている真っ直ぐで素直で純粋なあなたはどこへ行ってしまったの……。 私はネスに手足を鎖で縛られている。今のネスはまるで人の痛みを知らない悪魔のよう。 ネス……、私はあなたに服を全て破かれて体中に傷をつけられたわ。 ネス……、私は声を失いあなたの言うこと全て受け入れるようになったわ。 ネス……ねぇネス……。 あなたはこれ以上、私に何を望むの? 永遠に逃れる事の出来ないあなたの闇の呪縛……。 END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 夜なべをしてこわれたすいどうかんを修理したジェフはソファーに座ったまま眠っていた。 「う……、ううん……」 目を覚ましたポーラはソファーに座ったまま眠っているジェフを見てジェフに毛布をかける。 「風邪引くわよ……、ジェフ」 そう言ってポーラはジェフの頬にそっとキスをする。 「……ポーラ?」 ポーラにキスされた事に気付きジェフは目を覚ました。 「あっ……ごめんなさい、起こしちゃって」 「いや、いいんだ。ありがとう……毛布かけてくれて」 キスしてくれた事のお返しと毛布をかけてくれた事のお礼にジェフもポーラの頬にキスをする。 「ありがとう……、ジェフはこれからもずっと大切な友達よ」 「僕にとってもポーラは大切な友達だよ」 そう言って微笑み合う二人。そんな中ジェフは密かにこう思っていた。 (ポーラは絶対に僕を友達としてしか見てないけど……、毛布をかけてくれた優しさと頬にくれたキス、そして僕が君を好きだという事は僕だけの秘密にしていていいよね?) 君が僕にくれた優しさも……頬にくれたキスも ……僕が君を好きな事も…… 全部……僕だけの秘密。 END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 ニンテンとロイドがダンカン工場の奥にあるロケットを発射して線路をふさいでいた大岩を破壊した事により、邪魔な大岩がなくなってパラダイススーパーエキスプレスが走れるようになった。なのでニンテンとロイドはパラダイススーパーエキスプレスに乗ってレインディアの町へ向かっている。 「わぁ~!さすがパラダイススーパーエキスプレス!予想以上の速さだよ~!」 (ニンテンはしゃぎすぎ……) 「それにこの最高の乗りごこち!電車とは比べものにならないよーっ!」 ニンテンは初めて乗るパラダイススーパーエキスプレスに大興奮する。そんな大興奮しているニンテンを乗車している他の客がじろじろと見ている。 (乗車している人達本当に僕達の事じろじろ見てるなぁー……。なんとかしてニンテンを止めないと……!) ロイドは大興奮しているニンテンを止めようとする。 「ニンテン!パラダイススーパーエキスプレスに大興奮する気持ちも分かるけどまわりに迷惑だから落ちついてくれ!」 「こんなに快適なパラダイススーパーエキスプレスに乗ってノリノリにならずにはいられないよ~!」 「ニンテン!本当にまわりに迷惑だしじろじろ見られるからやめてくれ~!」 「ん?ロイドもパラダイススーパーエキスプレス初めてなんだろ?一緒にノリノリでいこーぜ!」 「ニ~ン~テ~ン~!!」 こんなやりとりが繰り返されてるうちにパラダイススーパーエキスプレスがレインディア駅についたようだ。 「あ~!最高の乗りごこちだった~!ロイド、また一緒に乗ろーな!」 「結局君の興奮はおさまらないし乗車してる人達にじろじろ見られるし本当に恥ずかしかったよ……。もう二度と君とは乗りたくない」 「そんな事言わないでくれよ~。今度乗る時は絶対静かにするからさ!」 「……本当かい?」 「も、もちろん!……多分」 「最後の「……多分。」が気になるけど次乗る時から静かにするならまた一緒に乗ってもいいよ」 「やったぁ!さすがロイドだなぁ!」 「ニンテン……!」 今度パラダイススーパーエキスプレスに乗る時は静かにするなら一緒に乗ってもいいと言うロイドにニンテンは嬉しくなって抱きついた。ロイドは大好きと言われて抱きつかれてちょっと嬉しいけどまたまわりにじろじろ見られて恥ずかしかったとか─── END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 ニンテン達はついにクイーンマリーが忘れてしまった8つのメロディーを全部集めた。これはメロディーをクイーンマリーに届ける前の最後の休息の時の事─── 「るるるるるー……♪」 アナは冒険の旅で集めた8つのメロディーを歌い始めた。ニンテンはアナの綺麗な歌声に惹かれてアナの隣に座りアナに声をかける。 「凄く綺麗な歌声だね。もしここにモンスターがいたらアナの綺麗な歌声が心地よくて皆眠るんじゃないかなって思うよ」 「ありがとう、ニンテン……。そうだわ、ニンテンのために歌ってあげる」 「いいのか?」 「ええ、きっとこれが最後の休息だもの。ニンテン疲れてるんだから休んだ方がいいわ」 「じゃ、遠慮なく」 「るーるるるるー……♪」 アナの綺麗な歌声がニンテンの体にゆっくりと浸透していく。ニンテンはアナの優しい歌声とまぶたが重くなるのを感じながら心地よい眠りについた……。 END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 「ジェフまだ帰ってこないのかなぁ……」 トニーの親友のジェフはギーグの魔の手から世界を救った4人のうちの1人。ギーグを倒し、世界に平和が戻ってからジェフはサターンバレーに父親のアンドーナッツ博士と一緒にいる。ジェフはガウス先輩には電話をしたがトニーにはしつこいと思っているのかどうか分からないが電話をくれない。 「早く会いたいよジェフ……、これ以上君がいないと僕の胸が張り裂けそうだよ……」 トニーの切なさはどんどん増していく。トニーの我慢は限界に達していた。 「もうこうなったら僕からジェフに会いに行くっ!これ以上切なくなるのは耐えられないよ……」 そしてトニーはジェフのいるサターンバレーへと向かう。 サターンバレーに到着したトニーはジェフをすぐに見つけジェフにダッシュで駆け寄る。 「ジェフー!!」 「うわぁ!」 ダッシュした勢いでジェフに抱きつくトニー。凄い勢いで抱きついたため二人は地面に倒れる。 「ジェフ!ご飯ちゃんと食べてた?熱出たりとかしなかった?」 「ト……トニー……、君どうしてここにいるんだい?」 ジェフはトニーにトニーがどうしてサターンバレーにいるのか問う。 「ジェフにもの凄く会いたくて来たんだよ……。ジェフってば電話もくれないんだもん……。ジェフ僕の事しつこいって思ってるの?」 「し……しつこいとは思ってないよ」 「じゃあどうして電話くれなかったのさ!僕ずっとジェフがいなくて寂しかったんだよ……っ」 「トニー……」 トニーは泣き出してしまう。ジェフがいない事が本当に寂しかったのだろう。そんなトニーを見てジェフはトニーに電話をしなかった事を悪かったと思った。 「トニー……ごめん」 「ジェフ……?」 ジェフはトニーに謝りトニーを抱きしめる。 「トニー……、今まで寂しい思いさせてごめん。本当にごめん……。これからは君の事大切にするから……寂しい思いさせた分大切にするから……もう二度と離さないから……」 ジェフはそう言ってトニーのおでこにキスをした。おでこにキスされたトニーは泣き止みにこっと微笑みジェフの唇にキスをする。サターンバレーの中心でジェフはトニーを大切すると誓い、二人は唇を重ねた─── END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 夜になりレインディアの町のホテルに泊まる事になった私達。私はお風呂にもはいったし眠いし寝るところなの。ニンテンも寝るところみたいだしロイドは……机にへばりついて機械いじりしてるみたいね。私は気になって声をかけてみる。 「ロイド」 「………」 「ねぇロイド」 「………」 「ロイドってばぁ」 「……アナ、悪いけど今話しかけないでくれないかな?」 「!!」 ロイドのその言葉に私はついカッとなっちゃってこう叫んでベッドに潜りこんだ。 「ロイドのばかっ!ロイドには私の気持ちなんて分からないのね!」 「あ……、ちょっとアナ……!」 (本当にロイドは機械の事になると周りが見えなくなっちゃうのね。でもさっきの声は私の言葉にちょっと困った様子だったわ。ふふっ、今は困らせておいて明日謝りましょう。……でも機械の事に夢中になって周りが見えなくなっちゃうところもロイドの好きなところなのよね。いつかあなたに私の気持ちを伝えられたらいいな……) END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 夜になり今日はモノトリーグランドホテルに泊まる事にしたネス、ポーラ、ジェフの三人。ネスはすっかりぐっすり眠っている。ジェフは机にへばりついて壊れたメカを修理しようとしている。そんなジェフにポーラはこう聞く。 「ジェフは今日徹夜?」 「うん。この壊れたメカ修理したいからね」 「分かったわ。じゃあコーヒー淹れるわね」 そう言いポーラは部屋から出ようとする。部屋から出ようとするポーラをジェフは気付いたら後ろから抱きしめていた。 「!!」 「ごめんポーラ、こんな事して……。でもずっとこうしたいって思ってたんだ」 「ジェフ……?」 「優しくて可愛くて献身的で頑張り屋で……、僕はそんな君が……君が好きなんだ」 ジェフはポーラを後ろから抱きしめたそのままの状態で言葉を続ける。 「ポーラがネスの事好きなのは分かってる。僕の気持ちをポーラに伝えたらポーラが傷つくって事も……。だけど僕の気持ちを伝えずにはいられなくなったんだ……」 「ジェフ……」 「今だけ……、今だけこのままでいさせてほしいんだ。もうこんな事しないから……」 ジェフはそう言うとさっきよりもポーラを強く抱きしめる。まるでこれが最初で最後のわがままであるかのように。 「分かったわ、今だけこうしていて……」 ポーラは笑顔でジェフの方を振り向いて言った。 「ありがとう……」 ジェフは自分の最初で最後のわがままを叶えてくれたポーラの優しさに心から嬉しくなった。切ない片想い、叶う事のない恋だけれど今だけはそれを忘れられる幸せな時間だった……。 END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 これは雪が舞い降る日のツーソンでの事…… 「ネス遅いわねー」 彼女はポーラ。ポーラは今日ネスと二人で会う約束をしていてネスが来るのを待っている。 「ネスったら……、待ち合わせの時間から20分も過ぎてるわよっ……!」 とポーラが怒りそうになったその時ネスが来た。 「おーい!ポーラぁ!はぁはぁ……、待った?」 「待ったわよー!待ち合わせの時間から20分も過ぎてるのよ!」 「あ……、ごめんごめん」 「……もう」 笑顔で申し訳なさそうに謝るネスを見てポーラはすっかり怒る気がなくなってしまう。 「さっきまで怒りそうだったのにネスの笑顔を見ていると怒る気もすっかりどこかへ行っちゃうわ」 ポーラはネスに聞こえない声で言う。 「ポーラ、どうしたの?」 「な、なんでもないわ!ところでネスったらマフラーも手袋もしないで寒くないの?」 「んー……、ちょっと寒いかなぁ……」 「もう……、風邪ひいちゃうわよ……あ、そうだわ!」 「ポーラ、何思いついたの?」 「こうするのよ!」 ポーラは自分のつけていたマフラーの半分をネスの首に巻いた。ポーラのその行動にネスの顔が赤くなる。 「ポ、ポーラ……!」 「これなら私もネスも寒くないわよ!」 「あ……、本当だ……」 ネスの首が暖かくなり幸せな気持ちがこみ上げてくる。 「ありがとう、ポーラ」 「うふふ、どういたしまして!」 ピンクのマフラーで繋がれたネスとポーラはとても幸せな気持ちでいっぱいになる。舞い降る綺麗な雪もそんな二人をもっと幸せな気持ちにする。今日はネスとポーラの雪の日の暖かい幸せの日─── END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 雪が舞い降る白銀の町、ウィンターズ。ウィンターズの雪の町を一緒に散歩しているジェフとトニー。トニーは幸せそうにジェフの車椅子を引いている。トニーはその幸せそうな笑顔でジェフにこう言う。 「ジェフー、大人になったら結婚しようねー♪」 結婚しようねと笑顔で言うトニーにジェフはこう言う。 「結婚しようって……、僕でいいのかい?」 ジェフの言葉にきょとんとした顔をするトニー。ジェフは言葉を続ける。 「僕……、君の未来を奪う事になるんだよ?僕は義足だし僕と一緒になったら君が苦労し……」 「そんな事どうでもいいよ!」 自分と一緒になったら苦労するとジェフが全部言う前にトニーはそんな事どうでもいいと叫ぶ。 「トニー……?」 「苦労とかどうでもいいよ!僕はジェフと一緒にいるのが一番の幸せなんだ!」 ジェフと一緒にいるのが一番の幸せだと言うトニーはさらにこう続ける。 「僕……、ジェフのためならなんだってできるよ。ジェフと一緒にいたいもん……」 トニーはそう言いジェフに口付けした。 「ジェフ……、大好きだよ」 トニーはジェフを抱きしめた。トニーの温もりが凄くあたたかくて心地いい。ジェフはそんなトニーの気持ちに心から嬉しくなった。 「トニー……、僕も君が大好きだよ……」 ジェフはそう言いトニーに口付けした。 二人は幸せを感じていた。ジェフにとってトニーが一緒にいてくれる事が一番の幸せでトニーにとってジェフが一緒にいてくれる事が一番の幸せ。その一番の幸せが今、ここにあるのだから……。 END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 僕がトニーに嫉妬するようになったのは僕の愛しい君の一言…… 「トニーは元気にしてるかな?」 君のその一言で僕は君が一番に想っている子の名前を知る。僕は気になって君にトニーの事を聞いたんだ。 「トニー?」 「あ、ネス知らなかったっけ。トニーは僕と同じ学校に通ってる僕の親友」 「ふーん……」 トニーの事をとても楽しそうに話す君を見て僕はそっけない声になった。 「トニーは僕の事を危ない意味で好きだとか言ってくるんだよ」 やっぱりトニーの事を楽しそうに話す君に僕はもやもやして君にこう聞いた。 「ジェフ……、ジェフは僕とトニー、どっちが大切?」 僕の問いに君はその楽しそうな表情のままこう答えた。 「何言ってるんだよネス。ネスもトニーと同じくらい大切に決まってるよ」 君は僕もトニーも同じくらい大切だって言ったけど本当はトニーが君の一番だよね。悪いと思ったけどテレパシーで君の心を探ったから分かるんだ。ジェフ……、僕だってトニーと同じ意味で君が好きなんだよ。 我慢出来なくなった僕は君の頬にキスをする。 「ネス……?」 「ジェフ……、今はトニーが君の一番かもしれないけどいつか必ず時間がかかっても僕に振り向かせてみせるから」 「?」 僕のその言葉に君はぽかんとしたような顔をする。今はまだ分からなくていいんだよ。僕がトニーと同じ意味で君が好きだって事を少しずつ分からせてあげるから。 本当のキスは君が僕に振り向いてくれるまでお預けにしておくよ……。 END |
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2018年 11月 09日 00時 05分