つぶやき

さき姫
 
寂しさを取り除いてくれる存在(ポケットモンスターダイヤモンド・パール・プラチナよりコウキ×マイ)
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。




ここはポケモンリーグ。
コウキはここでマイと会う約束をしているのだ。

「マイ……、いったい何の用なんだろう?」

コウキがそう呟いた瞬間、マイがスターミーに乗ってポケモンリーグにやってくる。そしてマイはスターミーをモンスターボールに戻す。

「……お待たせ、コウキ」

「マイ……、どうしたの?何だか元気ないみたいだけど」

「たいした事……、じゃないんだけど……」

「何でも言って?僕に出来る事だったら何でもするから」

コウキのその言葉にマイは少し元気が出たのか明るい表情になった。

「あの……ね」

「何?」

「コウキと一緒に……、ポケモンリーグから見れる綺麗な夜景が見たいわ……」

「マイ……」

コウキと一緒に夜景が見たいというマイの言葉にコウキは思わず赤面する。

「駄目……?」

「駄目なわけないじゃないか。マイ。一緒に見よう」

そう言ってマイの手を優しく握るコウキ。

「コウキ……」

コウキに手を握られ赤面するマイ。

そして二人で眺めるポケモンリーグの綺麗な夜景。夜空には月とたくさんの星が瞬いている。

この絶景をコウキとマイは寄り添って眺めている。

「コウキ……」

「何だい?」

「コウキといると寂しさなんてどこかへ行っちゃうわ。コウキはあたしの寂しさを取り除いてくれる存在なのね……」

「マイにそう言ってもらえて……、僕凄く嬉しいよ。ありがとう、マイの寂しさを取り除くためなら僕はどこにいたってマイの元へ飛んでいくよ……」

二人は幸せを感じていた。綺麗な夜景を眺めながら……。



END