つぶやき |
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本日(6月18日)、15時30分以降に更新を行います。 鳴り響く煩悩を払う鐘の音。上空を支配する炎の五芒星。 八体の従者。生け贄の血。そして……。 次回更新は、 7月2日 『蒼き夢の果てに』第92話。 タイトルは、『血の盟約』です。 囁かれる甘い言葉。何故か懐かしい香り。 交わされる盟約の言葉。そして交わされる……。 吸血鬼の夜に顕われた破壊と創造の神に対して、果たして主人公とタバサに戦う術はあるのか? |
本日(6月4日)、15時30分以降に更新を行います。 死に穢された泉。蒼い偽りの女神のみが支配する朔の夜。 破壊と創造の邪神を召喚する場所で主人公とタバサを待って居た存在とは一体? 次回更新は、 6月18日。『蒼き夢の果てに』第91話。 タイトルは、『夜の翼』です。 鳴り響く煩悩を払う鐘の音。上空を支配する炎の五芒星。 八体の従者。生け贄の血。そして……。 |
それで、原作小説内では原因がよく判らなかったカトレアさんの病気、なのですが……。 其処に至る前に重要なのは、ゼロ魔原作世界の医療技術のレベルが判らない点でしょうか。 地球世界の中世の一般的な医療技術は、お世辞にも高い物では無かったのですが、この世界には魔法が有ります。 原作小説内では死者を操ったり、逆に蘇らせたりと、とてもでは有りませんが地球世界の医療では到達出来ていない事が出来て居ます。 まして、内臓などの疾患や脳腫瘍。それに血液関係の病なら、その問題が有る箇所のリンパの流れや、血液の流れが阻害されている事が水の系統魔法使いには判るはずです、多分。 血液自体に問題がある場合でも判るでしょう。もしかすると土の系統魔法使いでも判るかも知れない。 更に、万能の薬らしき水の秘薬が有ります。これの原理は判りませんが、おそらく、故障している箇所を自ら見つけ出し、その故障している箇所の修理を行うナノマシンのような物だと、私は考えて居ます。 ……と言うか、私の作品内の『水の秘薬』とは、そう言う代物。魔法のアイテムと言うよりも、むしろ超科学の医療器具と言うべき代物だと言う心算で描写して居ます。 それで、普通に考えるとこんな物を使われると、どんな病もたちどころに治りますよね。古いSF小説のミクロの決死圏に出て来る潜航艇が複数、身体の中の故障個所を修理して行くのですから。 では、精神的な物だった場合はどうか。 これも、水の系統魔法使いには病の原因が判る可能性が有ります。 強制の魔法を上手く使えば、おそらく精神的な疾患なども、かなり改善されると思います。それが、人道的にどうか、……と言う問題は残りますが。 故に、ヴァリエール家に訪れていた水の系統魔法使いが無能でない限りは、水の秘薬と水の系統魔法使いだけで普通の医学的知識で治る病なら簡単に治るはずだと私は考えたのです。 さて困ったぞ。これでは、カトレアさんは病弱な深窓の令嬢などではなくなって仕舞う。 もっとも、ここまで違う世界を創り上げて来たのですから、今更、カトレアさんを病弱なキャラにしなければならない理由など存在しないのですが。 それで、原作小説内の彼女の病気の設定は……。 万能……かどうかはさて置き、水の秘薬は効果なし。 トリステイン……だけとは限らないレベルで高名な医者や水の系統魔法使いも匙を投げた。 先ず、水の秘薬が万能の薬でない設定にして、一般的な難病設定。 これは無理。私の作品内の水の秘薬は、一般的な難病ならば、適正量を投薬すれば、どんな病も完治可能な設定。寿命が尽きていない限りは。 では、ルイズの両親やエレオノールが無能で、偽医者や口先ばかり達者な実力のないメイジを信用した。 これもダメ。私の物語では、原作のキャラの能力を上げるのはオッケーだけど、出来るだけ原作よりも無能な人間にはしない、と言う枷を嵌めて有ります。 同じ理由で、ハルケギニア世界すべての高名な医者や水の魔法使いが無能、と言う設定もダメ。 ……と言う訳で、お医者さまには絶対に判らない理由。つまり、何らかの呪いと言う原因を採用したのです。少なくとも、ハルケギニアの人間に魂魄が傷付けられた、などと言う事は判らないでしょう。現代日本人でも無理でしょうしね。 但し、その『呪い』に関しても、第89話内のタバサの台詞から、かなり捻りを入れた状態と成って居るのは確かなのですが。 故に、主人公がその呪いを解決。具体的にはカトレアさんの魂魄を奪った吸魂鬼を退治して、彼女を無事に解放。その後、ハーレム要員として取り込む事を期待した読者さまが居られると非常に申し訳ないのですが……。 この事件は根が相当に深い事件です。簡単に解決などしません。 但し、何時かは。少なくともエンディングまでには解決させる、と言う事でも有るのですが。 それでは、今回はこの辺りで。次回は何に成るかな。 ……庚申塚かな? |
本日(5月21日)、15時30分以降に更新を行います。 語られる淡い春色の髪の美女の正体。そして、主人公との関係。 何故、彼女は眠り続けて居るのか? 事件現場。其処で語られるハルケギニア世界のガスコーニュ地方に語り継がれる吸血鬼伝説とは一体? 次回更新は、 6月4日 『蒼き夢の果てに』第90話。 タイトルは、『朔の夜』です。 死に穢された泉。蒼い偽りの女神のみが支配する朔の夜。 破壊と創造の邪神を召喚する場所で主人公とタバサを待って居た存在とは一体? |
本日(5月7日)、15時30分以降に更新を行います。 広場に集められた村人たち。その中に吸血鬼は存在するのか? そして語られる吸血鬼の種類。 案内される村長宅の客間。其処で眠る淡い春色の髪を持つ美女。 果たして彼女を護るように存在する白猫の正体とは一体? 次回更新は、 5月21日 『蒼き夢の果てに』第89話。 タイトルは、『吸血鬼伝説』です。 語られる淡い春色の髪の美女の正体と、彼女と主人公の関係。 何故、彼女は眠り続けて居るのか? 事件現場。其処で語られるハルケギニア世界のガスコーニュ地方に語り継がれる吸血鬼伝説とは一体? |
それでは、『巫女の予言』以降、色々な部分の解説を少し。 1:巫女の予言 本編第86話で、オスマン老とモートソグニルが交わして居た会話の内容がコレ。 北欧神話。エッダ詩集の中心的な物で、作品が成立したのは10世紀の事だと言われています。 但し、それがどれぐらい前から語り継がれて居たのかは不明。一説にはインド神話との類似性からインド・ヨーロッパ語族が分化する以前から語り継がれているのではないか、と言う説も有ります。 尚、ゼロ魔原作と、この巫女の予言を含むエッダとの関わりがどの程度有るのかは、原作が完結する事が難しくなった現在では不明。まったく関係がない、とも言えないけど、関係しているとも言い難い状況。 但し、私の物語では……。 巫女の予言の詳しい内容にまでこの場で触れない事でお察し下さい。 2:ルルドの泉 先ずルルドは、フランスとスペインの国境になっているピレネー山脈のふもと、フランスの南西部のオート=ピレネー県の小さな町の事。 その小さな町。時代は十九世紀中ごろ。村の14歳の少女ベルナデットが郊外のマッサビエルの洞窟のそばで薪拾いをしている時に、聖母マリアが降臨したと言う騒ぎが起きたのですが……。 まぁ、聖母マリアに関しては、受胎と共に原罪から免れていて、故に、罪の結果に因る死を免れている、と言う考え方も有るようなので、生きて居る状態。更に、受胎した当時の姿のまま何処に現われたとしても不思議ではないらしいのですが。 ……って、そもそも『原罪とは何?』と言う疑問は放り出して下さい。それの説明を始めると長く成ります。 まして、私自身が完全に理解している訳じゃない。 それで、その時にマリアが指し示した泉の水を飲むとアラ不思議。どんな難病も立ちドコロに治る霊験あらたかな水が涌きだしていた、……と言う事なのですが。 確かに、科学的に証明は不可能な回復を示した例も有るようなので、与太話だ、と一蹴する事も出来ないようなんですよねぇ。 ちなみに、第88話タイトルの『カトレア』と、この説明文の関係は秘密です。 3:ファティマの聖母 20世紀最初の頃。ポルトガルのファティマと言う田舎町に聖母マリアが顕われたと言う事件。 その時に聖母マリアが、死後に地獄が実在する、と言う事と、第一次世界大戦の終焉。そして、第二次大戦の勃発と、その直前にヨーロッパ各地でオーロラが観測出来るだろう、と言う予言。 そして、第三の予言と言われる物を三人の子供たちに伝えたと言われて居ます。 もっとも、それ以外にも、その場に水源がないにも関わらず水が涌きだして来て、その水を飲んだ所、病が立ちドコロに治ったとか、数万人の群衆の前で太陽が異常な行動を行ったとか、そう言う奇跡を伴う出来事が有ったと伝えられています。 それで、第一と第二の予言に関しては公表されているのですが、第三の予言に関しては、完全に公表されたのか、それともされていないのか、意見が分かれる所ですが……。 この『蒼き夢の果てに』内ではあまり関係がないですね。突き詰めて行くと、トンデモナイ長い物語に成って仕舞うので。 昔のアニメ。クロノクルセイドの中でちょこっと扱われていたかな。あれはマグダラのマリアとか他にも色々と扱って居たような気もしますが……。 まぁ、ここも扱うとなると南仏を暴れ回った十字軍の所業にも直結すると思うので、詳しくは触りません。 デミウルゴスとか、ソフィアとか、カタリ派とか……。 4:紅い月、オーロラ、彗星、流星(火球) 言わずと知れた、世界が乱れる時に、その兆しとして発生する現象です。 キリスト教的黙示録の中には神の千年王国の到来の前段階で起きる現象でも有りますか。 但し、飢饉(凶作)や疫病など、かなり直接的なフラグは、主人公たちに因って折られ続けて居ますけどね。 太歳星君や牛頭天王などが完全に顕現しませんでしたから。 それにしても神の千年王国ってヤバい雰囲気だよねぇ。特に、大隆起が阻止出来ない事を知って居る教皇が語る解決法って、世界扉を利用した選ばれた人間のみの移住だから。 尚、ここで語って居る教皇の大隆起に対する対策は、私の世界の教皇の対策で有って、原作世界の教皇の対策とは違う可能性もゼロでは有りません。この辺りについては予めご了承ください。 もっとも、そもそも、大隆起の原因がゼロ魔原作と、私の世界とでは違い過ぎて、同じ結末に至る可能性は限りなく低いんだが。 それでも、結果は同じ結末に至ると信じて書いて居るんですけどね。 『四の四』に関しては……。当然、扱いますよ。原作小説の形とは違い、神話に即した形での再現と成りますけどね。 それでは次回のつぶやきは、『カトレアの病気について』ですか。 但し、これは『小説家になろう』の私のつぶやきに有る内容と大差ない内容と成ります。 つまり、『カトレアが病弱なのは現実に存在する病気などではなく、霊障で有る』と言う説明に成ります。 但し、これも私の物語内のみで通用する考察に成る事は御了承下さい。 それに、三周目に当たるこの世界のカトレアは病弱じゃ……。おっと、イカン。 |
本日(4月23日)、15時30分以降に更新を行います。 夜の闇の中、奏でられるふたつの笛。そして現われる炎の少女。 ささやかれる蒼き少女の不安。 ガスコーニュ地方に存在するルルドの村。その村で発生している吸血鬼事件。 その事件の末に待つ哀しみとは一体何? 次回更新は、 5月7日。 『蒼き夢の果てに』第88話。 タイトルは、『カトレア』です。 広場に集められた村人たち。その中に吸血鬼は存在するのか? そして語られる吸血鬼の種類。 果たして村長宅で眠る美女と、彼女を護る白猫の正体とは? そして語られる彼女と主人公の関係とは? |
本日(4月9日)、15時30分以降に更新を行います。 深みのある独特の芳香の漂う室内。 悪魔のように黒く、地獄のように熱い飲み物が醸し出す午後のひととき。 黒きローブを纏いし老魔法使いと、その古き友人、疲れてため息を吐く者との会話の内容とは一体? そして、このハルケギニア世界に存在するふたつの月のひとつ。紅い月が意味する物とは? 南西に向かう飛竜。遙か上空に流れる火球。 夜の闇が濃く成る時。そして……重なるふたつの影。 次回更新は、 4月23日。『蒼き夢の果てに』第87話。 タイトルは、『ルルドの吸血鬼事件』です。 夜の闇の中、奏でられるふたつの笛。そして現われる炎の少女。 ささやかれる蒼き少女の不安。 ガスコーニュ地方に存在するルルドの村。その村で発生している吸血鬼事件。 その事件の末に待つ哀しみとは一体何? |
……状態です。執筆が捗らないし。 現在、第91話の三千文字過ぎを作成中。 来週公開予定は86話ですから、余裕は有るのですが……。 でも、この程度のストック、消費し出したら早いからなぁ。 それではついでだからネタバレ。 疲れてため息を吐く者とは、モートソグニルの事です。 ……だからと言って、86話がセクハラの場面に成る訳じゃないですよ。 私のつたない文章で原作そのままの登場シーンを再現しても、単なる原作劣化コピーと成るだけですからね。 |
それでは、聖戦。……と言うか、十字軍の遠征について。 う~む、しかし、これってマズイんだよなぁ。 取り敢えず、『蒼き夢の果てに』内の聖戦とは、ゼロ魔原作内の聖戦とは違い、史実に有った十字軍の遠征準拠とします。 それで、十字軍の遠征と言うのは……。 始まりは11世紀。セルジューク朝からの圧力に東ローマ帝国皇帝アレクシオス1世コムネノスは聖地回復を大義名分に、ローマ教皇ウルバヌス2世に支援を求めたトコロから始まる物なのですが。 まぁ、教科書的な説明はどうでも良いですかね。 それで、第85話で書いたように、十字軍の参加者がすべて宗教的熱情から参加した訳ではなく、更に、その宗教的熱情に浮かされた軍隊の残虐性も……。 一応、この十字軍の遠征をネタに描かれた小説と言えば、田中芳樹先生のアルスラーン戦記ですか。 尚、私の作品内で白炎関係のイベントを描く事が無かった理由は、この辺りに事情が有ります。……これ以上の説明はしませんよ。それに、私の考え過ぎだとは思いますから。 友人に聞いたら、そう答えられましたから。そもそも、そんな事件の事など覚えて居なかった。 それで次。贖宥状(しょくゆうじょう)について。 贖宥状とは16世紀、カトリック教会が発行した罪の償いを軽減する証明書。免罪符、免償符、贖宥符とも言われる物です。 まぁ、その辺りについても第86話内で説明している通りなのですが。 それに、十字軍に従軍した者に対して贖宥した事が始まりですから、聖戦を十字軍の遠征に準拠する私の物語内では切り離せない部分と成りますし。 次は……。その贖宥状から繋がる、95か条の論題について。 これは、ゲルマニア皇帝がアルブレヒトで、更に聖戦が関係する物語ですから繋がって来たネタ。所謂、ルターの宗教改革の始まりの部分です。 史実上では、マインツの大司教だったアルブレヒトと言う人物が、ローマ教皇庁から複数司教位保持の特別許可を得るため多額の献金が必要で、その献金をひねり出すために、フッガー家の人間の入れ知恵によって考え出した方法。 それは自領内でサン・ピエトロ大聖堂建設献金のためという名目での贖宥状販売の独占権を獲得し、稼げるだけ稼ぐというものでした。 それで、話がここで終わって居たら問題はなかったのですが(いや当然、問題はありますが)、何処の世界にも融通の利かない頑固者と言う人は居りまして……。 その贖宥状の乱売は宗教的に考えておかしいだろう、と噛みついたのがルターさん。 それで、この95か条の論題と言うのをヴィッテンベルク大学の聖堂の扉に張り出した。 これが史実上の宗教改革と言うヤツの始まり。 『蒼き夢の果て』内で主人公がやろうとしているのもコレ。ロマリア(ローマ教皇庁)とゲルマニア(ドイツ)の繋がりにヒビを入れる為にね。 う~む、しかし、ゼロ魔二次とは思えないような部分を触り続けて居ますが。 それに宗教に関わると、どう弾けるか判らないので物語が立ち行かなくなり、エタる危険性が常に付きまとうのに……。 ざっくりとした説明ですが、こんな感じですか。少なくとも、この程度の情報が有れば、私の作品は理解出来ると思います。 それでは次回は、『巫女の予言』『ルルドの泉』『ファティマの聖母』辺りの説明……に成るのかな。もしかすると『紅い月』『オーロラ』『彗星』『流星(火球)』も絡めるかも知れません。 |
本日(3月26日)、15時30分以降に更新を行います。 広まる夢の御告げ。ロマリアとゲルマニアに微かな繋がりを感じる。 既に動きの有るゲルマニア軍。その軍中に存在する場違いな工芸品。 20世紀の科学が産み出した兵器に対する対処方法とは? 西の蒼穹に現われる不吉の星フェンリル。 そして語られた、ガリア王家に伝えられている伝承の内容とは一体? 次回更新は、 4月9日。 『蒼き夢の果てに』第86話。 タイトルは、『紅い月』です。 深みのある独特の芳香の漂う室内。 悪魔のように黒く、地獄のように熱い飲み物が醸し出す午後のひととき。 黒きローブを纏いし老魔法使いと、その古き友人、疲れてため息を吐く者との会話の内容とは一体? そして、このハルケギニア世界に存在するふたつの月のひとつ。紅い月が意味する物とは? 南西に向かう飛竜。遙か上空に流れる火球。 夜の闇が濃く成る時。そして……重なるふたつの影。 |
最近、百万文字単位の伏線の回収を行いつつ、これから先の伏線を仕込んでばかりいるのですが……。 他の作者さんって、どうやって伏線を仕込んでいるのでしょうか。 私の場合は、最初のプロットの段階から決めて有る分しか使っていないのですが。 思い付きで伏線を張れるほど器用でもないですし、物語を創るのに手慣れている訳でも有りませんから。 それドコロか、最初に創ったプロットから外れてさえいませんからねぇ。 これも、単に思い付きで話を動かして収拾が付かなくなる事を恐れているだけ、なのですが。 本当に気に成って、夜も寝られなくなっちゃう。 それでは、こんな感じですか。 次のつぶやきは十字軍か、贖宥状。この辺りの解説に成ると思います。 藤井英孝さま、いらっしゃいませ。 物語を創り慣れている人の意見ですね。 それに、無理に張らなくても自然と、物語の流れ的に伏線っぽく成る、と言う事も有ると思いますから。 それが出来たら苦労はない、のですが。 私の場合は伏線を張るのが好きなだけ、だと思いますけど。 例えば、今書いている最中の御話に新たに登場させるキャラは、既に何処かのシーンでは登場して居たりしますから。 ……これ以上書くと、非常に大きなネタバレを書いて仕舞いそうなので止めて起きます。 この質問は聞いて正解でしたね。色々と為になる話が聞けたと思います。 後は、それを糧に出来るかどうか、だけだな。 確かに、その伏線の張り方も有りますね。 書いている段階で適当にそれらしい思わせぶりな台詞や行動、情報などを入れて置いて、後に回収出来そうなら回収する。出来なければ、そのまま流す、と言う方法。 私の場合は、物語の後の方をある程度作ってから執筆に取り掛かるので、伏線と言うよりは、情報の開示と言う感じになるのですが。 後でネタバレが予定されて居て、その場所に至るまでに情報の開示を行っていないとあまりにも突然に事体が進んだり、事件が始まったりする。 御都合主義もここに極まれり、な内容と成って仕舞いますから。 それに、私は小説家じゃない。今、書いているのが実質、二作目です。 元々、TRPGのマスターだったので物語を創る事は出来たのですが、TRPGのシナリオでは、ある程度の情報開示を適切な位置で行って置かないと……。 ゲーム後、PL達に袋叩きにされますからね。 うむ。こうして、伏線の張り方ひとつにしても作者さんの人数分だけ方法が有ると言う事ですか。 これから先の執筆の参考にさせて貰います。 下2名の方がとても真面目に伏線を巻いていらっしゃるようなので駄目作者側の私からも意見を。 多分作者として最低なやり方ですけど、何も考えずに話を進めて「そろそろ終わらせたいな」って考えた時に必要最低限の分の伏線を割とあからさまに巻く。で、話を終らせる過程で「あ、このネタ回収できそう」と伏線でもなんでもない所を伏線っぽく利用していくという・・・我ながらいい加減すぎる方法です。本筋さえぶれなければ後は意外と何でも繋げられちゃうんですが、欠点として読者が仰天するような意外性のある伏線を張れないというのが・・・ 何れちゃんと伏線を巻ける人間になりたい未熟者の意見なので、参考にはならないかもですけど。 そのパターンも有りますか。 私の場合は見え見え。あからさまな伏線と、さらっと流す、非常に判り辛い伏線。両方の併用です。 あからさまな方は読者に直ぐに気付いて貰う事が前提。 さらっと流す方は、ネタバレの時まで静かに進行させて行く物。 成るほど、矢張り、聞いて見る物ですねぇ。次の作品を書く時は参考にさせて貰います。 成るほど、結構、考えていますね。 私の場合は二次ですから、原作小説との違いを伏線として組み込む事が多いのですけどね。 原作通りの内容や事件。それに人間関係だと思わせて置いて、と言う形で。 要は、読者の思い込みを利用してミスリードを誘う、と言う感じですか。 それに、所詮は趣味で書いて居る物なので、読者として自分の好み優先ですから、勢い、こう言う形の伏線が多く成って仕舞うのですが。 それが普段の私の伏線の張り方ですね。gdgdですけど。 基本的に、明らかに無駄に見えたり、一見関係なさそうな会話や地の文に伏線やキーワードを混ぜておいて、あとは『必須イベント』を通過点にする形で他はある程度自由に書いてます。 そしてプロットと矛盾したりするようなら使わない(白目) 業界用語やスラング、偉人や先達の言葉、各宗教の聖典や時代を超えて知られる著作物のフレーズなどはキーワードにもブラックジョークにも使えますし、私からすればそれは「『言葉』を選ぶ」作業の練習かと思っています。 |
本日(3月12日)、15時30分以降に更新を行います。 語られる『大隆起』対策。その場でガリアの聖戦への不参加がほぼ決定する。 朝。まどろみの中、懐かしい夢。指し示される魔法……呪われた指輪。 そして、少女の口から小さく発せられた哀しい言葉。 「わたしの事を嫌わないで欲しい」 次回更新は、 3月26日。『蒼き夢の果てに』第85話。 タイトルは、『聖戦対策』です。 広まる夢の御告げ。ロマリアとゲルマニアに微かな繋がりを感じる。 既に動きの有るゲルマニア軍。その軍中に存在する場違いな工芸品。 20世紀の科学が産み出した兵器に対する対処方法とは? 西の蒼穹に現われる不吉の星。 そして語られた、ガリア王家に伝えられている伝承の内容とは一体? |
本日(2月26日)、15時30分以降に更新を行います。 思い込みが導く虚構のゴール。伝承の中に存在する改竄の跡。 銀幕の向こう側の世界。独楽のように回転を続ける夜の貴族。 そして、春の木漏れ日が降り注ぐ丘を、龍将と西王母の末娘が優雅に舞った。 第二週、オセルの曜日。イザベラの執務室にて語られる聖戦発動に関する詔の内容。 そして、湖の乙女により告げられる言葉。 「あれは一種の呪い。わたし達にも理解不能な現象」 この言葉の指し示す内容とは一体何? 次回更新は、 3月12日。『蒼き夢の果てに』第84話。 タイトルは、『あなたを……愛している』です。 語られる『大隆起』対策。 その場でガリアの聖戦への不参加がほぼ決定する。 朝。まどろみの中、懐かしい夢。 指し示される魔法……呪われた指輪。 そして、少女の口から小さく発せられた哀しい言葉。 「わたしの事を嫌わないで欲しい」 |
自分の二次を優先にさせて貰っています。 現在、88話の1万文字を過ぎた辺りを書いている途中ですから、今週水曜日に更新予定の第83話は問題なく更新出来る予定と成って居ります。 しかし、ストックが増えない。 |
本日(2月12日)、15時30分以降に更新を行います。 ヴェルサルティル宮殿鏡の間にて催される王太子とオルレアンの姫の御披露目。 其処に現われる二人の老魔法使い。 一人は既知の人物。そして、今一人は……。 次回更新は、 2月26日 『蒼き夢の果てに』第83話。 タイトルは、『舞踏会の夜』です。 思い込みが導く虚構のゴール。伝承の中に存在する改竄の跡。 銀幕の向こう側の世界。独楽のように回転を続ける夜の貴族。 そして、春の木漏れ日が降り注ぐ丘を、龍将と西王母の末娘が優雅に舞った。 |
本日(1月29日)、15時30分以降に更新を行います。 12月。ヴェルサルティル宮殿前の噴水広場にて、後の歴史書に記される聖賢王と英雄王の再会の場面。 澄んだ鷹の鳴き声に、集まったガリアの民は新たなる歴史の始まりを感じる事と成る。 鏡の間にて催される王太子とオルレアンの姫の御披露目。其処で語られるこの御披露目の真の意味とは一体? 次回更新は、 2月12日、『蒼き夢の果てに』第82話。 タイトルは、『人ならざる者たち』です。 ヴェルサルティル宮殿鏡の間にて催される王太子とオルレアンの姫の御披露目。 其処に現われる二人の老魔法使い。 一人は既知の人物。そして、今一人は……。 |
本日(1月15日)、15時30分以降に更新を行います。 炎の邪神を退け、正常な理の支配する世界に帰還する一同。 浮かぶ疑問。しかし、深く考察される事無く流れ行く事態。 初冬。薄らと白き化粧を施される火竜山脈に流れるふたつの笛と、ふたつの歌声。 そして、アルプスに相応しい針葉樹の森が完成した。 次回更新は、 1月29日、『蒼き夢の果てに』第81話。 タイトルは、『王都入城』です。 12月。ヴェルサルティル宮殿前の噴水広場にて、後の歴史書に記される聖賢王と英雄王の再会。 鏡の間にて催される王太子とオルレアンの姫の御披露目。其処で語られるこの御披露目の真の意味とは一体? |
それでは第79話後書きでも記述したように、生きて居る炎クトゥグアを退去させた際に主人公が使用した魔法に付いての解説です。 「我が前にラファエル」 ……と言う有名なフレーズで始まるこの呪文。 もっとも、主人公はその前に妙なフレーズを入れて有りましたが。 「アテー、マルクト」「ヴィ・ゲブラー、ヴィ・ゲドラー」 これは、セフィロトの樹に対応しているのですが……。 セフィロトの樹に関しては、別に重要じゃないので割愛。 要は自らの身体の中に巨大な。いや、本当はもっと大きな十字架をイメージしろと言う事らしいのですが。 それで、この呪文。『五芒星小儀式』と呼ばれる呪文は、黄金の夜明け団と言う魔術結社で始められた魔術儀式らしいです。 レンタルマギカを御存じの方なら、メイザースと言えば判りますかね。 ハイスクールD×Dを御存じの方なら、リアス・グレモリーの元ネタ。ソロモン七十二の魔将の一人、グレモリーなどの記述を記したグリモワール『ゲーティア』を翻訳したマグレガー・メイザースが所属した魔術結社です。 おっと、この程度の事は言うだけ野暮でした。 もっとも、第79話内での使用方法と似た方法で五芒星小儀式を使用した例は、古い漫画の『サイレントメビウス』ですか。 その辺りのイメージも多少は加味しているかも知れません。 要は、周囲に居た少女たち(厳密に言うと非人類)に霊道を通して、その周囲を一切の不浄を寄せ付けぬ結界化。高まった霊力をすべて聖槍ロンギヌスに注ぎ込んで放った。 これだけの事なんですけどね。 尚、本来は、帰命北方玄帝から始めて、急急如律令で終わる東洋的な呪文にしても良かったのですが、それでは地球の神々vsクトゥルフの邪神の形が取れないので、こう言う西洋風の魔術の行使と成ったのです。 それが理由でタバサには日本の神道の祝詞に似た呪文を唱えさせましたし。 それでは、今回はこれまで。 次は……。可能性として一番高いのは『贖宥状』ですか。 もしかすると『十字軍』『ファティマの聖母』などの解説に成るかも知れません。 |
本日(1月1日)、15時30分以降に更新を行います。 神の畏れを纏い襲い来る炎の触手。そして現われる炎の少女神。 しかし、それでも尚、届かない圧倒的なまでの……恒星に匹敵する炎の邪神の神威。 イオン化した大気が雷を発生させ、大地は固体から一足飛びに気体へと昇華して行く常軌を逸した灼熱の世界。 四方に浮かぶ五芒星。そして足元に浮かび上がるヘブライの魔法陣。 アテー、マルクト、ヴェ・ゲブラー…………。 そして紡がれる聖なる詞。 「我が前にラファエル」 次の更新は、 1月15日、『蒼き夢の果てに』第80話。 タイトルは、『勝利の後に』です。 炎の邪神を退け、正常な理の支配する世界に帰還する一同。 浮かぶ疑問。しかし、深く考察される事無く流れ行く事態。 初冬。薄らと白き化粧を施される嘗ての火竜山脈に流れるふたつの笛と、ふたつの歌声。 そして、アルプスに相応しい針葉樹の森が完成した。 |
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2014年 06月 18日 14時 52分