「冥王来訪」の感想


 
コメント
>古い話ですみません。

いや、それは信念の対立を指すことです。僕は"浪人剣心ー追憶編-"を見ましたとその類似性を覚えます。それに、僕は冷戦の日本での保革対立が幕末での倒幕と佐幕の情勢に似ていると思います。 
作者からの返信
作者からの返信
 
>僕は冷戦の日本での保革対立が幕末での倒幕と佐幕の情勢に似ていると思います。
 小生も尊王攘夷運動と倒幕開国運動の対立は、冷戦期の近似性を感じていますよ。
戦後の保革対立も、敗戦による価値観の崩壊によるショックで、青壮年が急激に進歩思想に触れたのも大きかったと思います。
 幕末の場合は、18世紀末からの尊王思想の醸成が遠因ですが、直接は隣国・清の阿片戦争敗北とペリー来航後の幕政の混乱でしょうね。
外交問題を解決するのにそれまでほとんど無視されていた朝廷に裁可を仰いだのも幕末の混乱の一因でしょう。
(外交問題に朝廷が関わらないのが江戸時代の不文律でした。
19世紀初期に会った文化露寇の際には、事後になってから光格天皇から幕府に下問があった程度でした)