「冥王来訪」の感想


 
コメント
雄渾さん、14才の母というドラマをどう評価しますが?  
作者からの返信
作者からの返信
 
>14才の母というドラマ
 昔からこういう未成年の不純異性交遊を問題視したドラマはありましたね。
1970年代後半から作られていたような気がします。
 一部の男女による少年期での不純異性交遊の結果の「出来ちゃた婚」は、統計に出ていないだけであったと思います。
戦前は男子17歳、女子15歳以上なら戸主の許可があれば結婚出来ましたし、2020年までは男子18歳、女子16歳ならば両親の許可を得れば問題はありませんでした。
大体のケースは男のほう2~3歳以上年上なので、16歳ぐらいで結婚して責任を取るというのがつい最近まで一般的でしたね。
 欧州や米国などを模倣して一律の男女ともに18歳と婚姻年齢を統一したのは問題があると思いますよ。
出来ちゃった婚という若年層の予期せぬ妊娠に対する救済措置が行えませんから。

なお、EUや中近東では男女とも婚姻年齢が18歳となっていますが、家庭裁判所で特殊な事情が認められた場合は、16歳から結婚できます。
 15年ほど前まで、日本と韓国・台湾は同じような婚姻年齢でしたが、各国の急速な左傾化とジェンダーフリー運動のせいで男女ともに18歳になってしまいましたね。
東アジアは子供は夫婦から生まれるものという風潮が強く、シングルマザーを忌避する慣習が色濃く残っています。
婚姻年齢を上げたことで、少子化が加速されたり、若年層の堕胎件数が増えるという悪影響が懸念されます。

 欧州は1968年の全世界的な学生運動で、伝統的な家族観が1970年代には崩壊し始め、今では母親の半数がシングルマザーという国も珍しくありません。
イタリアやベルギーなどは50パーセント近くで、チェコやハンガリーなどの旧共産圏で10パーセント弱だったと思います。

 今回の小説の舞台となった1970年代末から1980年代の西ドイツに関して調べていく過程で、かなり急速に左傾化が進んでいることがはっきりしました。
日本も自虐史観だの、左傾化だのと騒いでいましたが、その比ではないことには驚きましたね。

 まあ、ここ1,2か月、自分が調べた史実の発表大会みたいな内容になってしまい申し訳なく思っておりますが、自分の中で一区切りがついたら、BETAとの戦いを久しぶりに書きたいと思います。
 
 どういう展開にするかは、暁とハーメルンの方でアンケートでも取ろうか検討中ですね……
それともあんまり外野の事を気にしないで進めた方が良いのかな……