「冥王来訪」の感想


 
コメント
マブラブにも新兵の女と経験豊富な男性数人の物語というテーマの乙女ゲームの題材として最適ではないでしょうか? 
作者からの返信
作者からの返信
 
 東ドイツに亡命するカティアの話などは、男所帯の部隊が拾う話でもよかったと思ってます。
そして軍とシュタージによる、カティアを巡る攻防……
 アイリスディーナも、グレーテルも、シルヴィアなども男だったほうが自然だったでしょうね。
ベアトリクスが男で、ノーメンクラツーラの後継ぎだったなどと言ったら、往年の戦隊ものの悪役幹部そのものじゃありませんか。

 中盤に登場するキルケなどは性別そのままの方が、紅一点で非常にインパクトありますし、リィズも男だったほうがシュタージに多いロメオ工作員としては現実的ですね。
 ロメオ工作員は美丈夫が多く、西ドイツのBNDのソ連主席分析官が篭絡された際は、金髪碧眼の美丈夫が用意されました。
しかも言葉巧みに平和のためにとか、ドイツ統一のために協力してくれと接触をされ、シュタージ支部で秘密の結婚式を挙げた事例もありました。
西ドイツには淫行誘発防止罪というのがあったので、本当に役所に届けを出して結婚するケースも多々ありました。
壁崩壊後に離婚したケースもありますが、ほとんどはそのままの関係が残ったという話もあります。

 軍隊ですから、女性部隊に入ってハーレムというより、男所帯に女性兵士が言って、サークルの姫状態の方が現実的ですね。
東西ドイツ軍や警察は、実戦部隊に女性を配備するのを嫌がっていましたから、基本的にいませんでした。
 ソ連以外で増えたのは、1990年代以降かな。
ソ連は早い時期から女性労働者に門戸を開放していましたから、いまも鉄道の保線や修理に結構な女性職員が参加していますし、トラック運転手なども多いですよ。
そういう意味では、ラトロワ中佐などは意外と現実的ですよね……