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冥王来訪の感想一覧
「冥王来訪」の感想
2024年 06月 13日 14時 33分
コメント
もし上月慶一郎が名家、上流階級社会、財閥出身の12人の陪審員によって裁判にかけられたらどうなるでしょうか?
上月慶一郎は《カルタグラ 〜ツキ狂イノ病〜》からキャラです。
作者からの返信
2024年 06月 14日 00時 44分
>陪審員
1947年までの帝国憲法下では陪審員制度が認めらており、今日の裁判員制度とは違い陪審員だけで判決が下せました。
陪審員制度を法律として決めたのは後に暗殺されることになる原敬で、首相在任中に法制度は完成しておりました。
実際の制度運用としては、死刑および無期懲役・禁錮(3年以上)がかかる刑事事件で、軍事および皇室に関する問題は特別裁判所の管轄なので、対象外でした
戦前の昭和3年から戦時中の昭和18年まで15年間運用されており、今日の司法制度より開明的であったことがうかがえます。
台湾人である貴兄の戦前史の造詣の深さには驚かされるばかりです。
>名家、上流階級社会、財閥出身
戦前の陪審員の基準は3円以上の国税の直接納税者で、30歳以上の男子でした。
(大正時代の1円は、今の4000円程度。3円=12000円になります)
>カルタグラ
懐かしいですね。
一昨年北米版が出ましたが、20年前の作品になるんですよね……
個人的な感想ですが後味の悪い作品でした。
アダルトアニメもあるそうですが、こちらは未視聴です。
>上月慶一郎
娘の事を監禁してましたよね。
戦前の法律だと戸主の権利として家族の居住を自由にできましたから、勝手に結婚したり駆け落ちした場合ならともかく、家にいる場合は余程の事情がない限りは民事不介入でしょう。
まあ戸主自体には家族の養育義務がありましたからね。
養育義務違反で逮捕できる法律もありましたから、慶一郎が刑務所に入る可能性は十分ありますよ。
まあ家督相続でもめそうですね……
2024年 06月 13日 14時 33分