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「冥王来訪」の感想
2024年 04月 27日 11時 53分
コメント
対BETA戦争での近接支援航空機の効果はどうですが?
作者からの返信
2024年 04月 27日 13時 46分
ご感想ありがとうございます。
>対BETA戦争での近接支援航空機の効果
じつは柴犬の原作小説にてハイム少将が語るところによれば、1975年にソ連から戦術機が供与されるまで、東欧諸国のソ連派遣軍は、BETA梯団の奥底に戦闘ヘリを突っ込ませて光線級吶喊をしていたことをカティアに伝えています。
ソ連も輸送ヘリや攻撃ヘリを近接航空支援に使っていた様子は「隻影のベルンハルト」にも出てきます。
ただ光線級を阻害するために使われる重金属の砲弾による重金属雲の影響で、通信障害のため、はかばかしく活動できていない様子でした。
あと考えられるのは中央アジアの草原地帯(カザフステップ)での戦闘では隠れる場所がないので、航空機をうまく使えなかった様子がうかがえます。
それでもソ連はTU-22による核搭載のKh-22ミサイルで、核飽和攻撃を実施して一定の効果を得ていますから、ソ連の戦術としては以下のようなものが考えられます。
まずBETA梯団を見つけた場合は、突撃級などの足の速いBETAを戦術機で迎撃して、その間に砲兵部隊(おそらく最低でも火砲1000門以上)と200機の重爆撃による核搭載の遠距離ミサイルの飽和攻撃。
次の段階として、残存したBETA群を攻撃ヘリや航空機によって、爆撃してBETAを止めていた模様です。
東独軍を中心としたワルシャワ条約機構軍では、シュトラハヴィッツ少将の提案で、機甲師団と戦闘ヘリでの光線級吶喊をさせており、航空機は温存していた模様です。
(そもそも衛星国の東独には、ソ連は、重爆はおろか、最新式の輸送機すら出し渋っていました)
東独は核を使わなくても、BETA梯団を戦車と攻撃ヘリで押しとどめていましたから、中央アジアのソ連軍の練度が問題だと思うんですよね……
2024年 04月 27日 11時 53分