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冥王来訪の感想一覧
「冥王来訪」の感想
2024年 03月 19日 09時 16分
コメント
もしロシアは崩壊しったら、ドイツ最終規定条約はどうなんですが?ユンカーたちも自分の領地を回復できますが?
作者からの返信
2024年 03月 19日 11時 50分
ロシアの体制が崩壊したからと言って、ドイツ最終規定条約(2プラス4条約)の枠組みは直せないでしょう。
米英仏の三か国から条約変更の了解を得ねばなりませんし、西ドイツに関しては上記の三か国に加えて、個別にベネルクス諸国との条約を見直さざるを得ないでしょうし。
東ドイツに関してもソ連の仲介で中止となったデモンタージュの件でポーランドやチェコスロバキア、ハンガリーとの交渉を再度するしかないでしょう。
日本と違って、統一した中央政府がない状態で終戦していますから、列強の口添えがないと厳しいでしょうね。
その分、日本の場合はサンフランシスコ講和条約(SF条約)で、北方四島、千島列島、南樺太の放棄を宣言していますが、ソ連はこの条約に参加していません。
個別交渉で原状回復する余地もありますし、なんなら今のように地上兵力がほぼいない状態の四島や千島列島に自衛隊をほぼ無血で進駐させるという方法もあります。
>ユンカーたちも自分の領地を回復できますが?
ヴィリー・ブラントがソ連の提案を受け入れる形でオーデル・ナイセ線以東の国境画定交渉に応じたのが痛いですね。
これがなければ統一後、ポーランドとの国境交渉でどうにかできたでしょう。
まあ、今はEU域内の居住の自由を認めたシェンゲン協定がありますから、かつてのユンカーはポーランド領内に関しては、お金でポーランドのお百姓さんから土地を買い戻せばいいだけです。
場合によっては、昔の領地に再移住しても問題ないはずです。
(ポーランドの方は、若い人が外国に出稼ぎに行きやすくなりましたからね)
そういう意味ではポーランドのEU加盟は、ドイツにとって良かったかもしれません。
カリーニングラードではこのことが問題になって、外人の土地売買は規制されたという記事を20年ほど前の朝日新聞で見た記憶があります。
2024年 03月 19日 09時 16分