「冥王来訪」の感想


 
コメント
>今のコトブキヤから出ているゾイドはただの模型なので、つまらないです。

バブルとセルロイド時代はいいな、人材でも金でもあるし、今のアニメ業界は抱残守缺になります。 
作者からの返信
作者からの返信
 
 トミーやタカラは1990年代初めに金型の大部分を国外に持ち出しました。
固定資産税対策で、その数は数百の単位になります。
 トランスフォーマーシリーズも1993年以降はほぼ海外生産になりました。
既に手放した勇者シリーズの『ダ・ガーン』は日本製でしたが、関連するスカイセイバー、ランドバイソンなどは中国製と半々でした。
半年もしないうちに海賊版が市中に出回って、縁日の景品やスーパーの食玩コーナーに並んでいたのを覚えています。
韓国製や台湾製の版権トランスフォーマーより質が落ちていたもので、色合いも原色が多く、粗悪であることは一目見れば判別ができるほどでした。

 バンダイはその辺の管理がしっかりしていて、プラモデルは国内生産に限定しており、玩具の生産移転も他のメーカーより遅く、1990年代後半だったのを覚えています。
 中国にも工場を持っていましたが、そこの製品でも検品を通ったにも限らず、ひどい製品が紛れ込んでくることもしばしばありました。
 
 この辺は隔世の感を感じるような話です。

>1980年代の旧作ゾイド
じつは金型を紛失したという噂があって、生産不能と言う事です
2011年のタイの洪水の際にバンコクのトミーの生産工場が浸水して、金型の3分の2が失われる事故がありました。
プラレール関連はなんと400もの金型を喪失したそうです。
花形商品のトミカもこの事故を機に、名作がいろいろ失われました。

 玩具企業は費用圧縮のために金型を破棄したり、転売することがありますから、バンダイの様に40年前の低価格商品の金型を、そのまま維持しているほうが不思議なのです。

ガンプラが40年前の価格で買えることの方が奇跡で、本来ならばタミヤやハセガワのスケールキットの様に値上がりしていないとおかしいのです。

 ゾイドの復刻を諦めたのは高価格化もありましょう。
ゴジュラスやデスザウラーを40年前の3980円や6900円で出せと言われても、トミーのようなメーカーでは無理でしょうね。
 たぶん、2万円越えの高価格商品になりましょうし、金型をCADで作り起こしても、ガンダムほど売れませんから、採算は取れないでしょう。