「冥王来訪」の感想


 
コメント
>何かしらの政治密約があったのかなと思えてしまいます

BETA戦争の現実でしょう、SEDしかほかに現状を維持できる組織はいないとハインツ・アクスマンが言った通りますから、ドイツ民主共和国における人民も知っていて黙っています。 
作者からの返信
作者からの返信
 
 原作の第7巻で、BETAが数十キロ先まで接近している西ベルリンから連合国が西ベルリン市民の疎開を認めなかった話を読んで、唖然としました。
 キルケは西ドイツ政府云々と言っていましたが、当時の西ベルリンの支配権は米英仏の三か国です。
西ドイツ政府は西ベルリン市民の徴兵権すら持っていませんでした。
 
東独もベルリン封鎖の失敗以降は、西側の西ベルリンへの出入りは黙認していましたから、金を払えば、疎開は認めたと思うんですよ。
 そうすると橋頭保を失いたくない米英仏の三か国の思惑や、ソ連との関係、東西間の裏取引も本当は小説の中で書かれていないとおかしいんですよね。

 誰も書いてないようなら、小生がその辺を二次創作で書こうかなと思ってます。