「冥王来訪」の感想


 
コメント
>知的労働力が欲しい場合は、どうでしょうね。

農地改革の前に、武家から庇護されて農民ということです。 
作者からの返信
作者からの返信
 
 正確にいえば、江戸時代の武士は戦国時代、安土桃山時代以前と違って土地に執着してません。
頻繁に江戸幕府の都合で転封や改易の憂き目にあったからです。
家として武士が続くのを存続するようになり、末期養子や父系の遠縁から後継者を求めるのに苦労したほどです。

 農民層の実際の管理をしていたのは、地主とか名主と言われた各地方の大規模な自作農家でしたね。
ただ、彼らも多数の小作人を生活させるために、収穫による利益よりも出費の方が多かったのが実情です。
 一定の収穫を得るために農地の維持管理や農機具などの設備投資、牛馬などの世話もありました。
小作人同士の問題やその他いろいろな事の管理のために大変だったと聞き及んでいます。

>農地解放
GHQが来なくても日本政府は農地解放をする気でいましたからね。
相続税や源泉徴収制度は戦時中にできたものですし、婦人参政権の付与もすでに1944年の段階で決まっていましたから。
(婦人参政権の付与は、1946年に在外国民である朝鮮人参政権と同時に実施する予定でした)