「冥王来訪」の感想


 
コメント
僕から説明でくれします

フィラ: ファッラーヒーンのこと、本来はアラビア語で「耕す人」を意味します。オスヴァルト・シュペングラーは《西洋の没落》に[ファッラーヒーン]という単語で、衰退した文明における人々は冒険の精神が消えたのことを指します。(劉仲敬先生はシュペングラーのファッラーヒーンという概念で中華文明における人々を指していたが、劉仲敬先生は自分が中華文明における人々を高めると言います。)
リベラル派:ギルドや座など特権を持つ独立の法人について目障りと思いながら、ギルドや座によって取り決めるルールを守したくない者たちを指します。リベラル派は国家と中央の権力を強化したい、ギルドや座の独立的地位と特権に廃止させ、リベラル派の仕事を変えたいことや勝手に起業したいことは仕事を変えるや勝手に起業するを実現します。 
作者からの返信
作者からの返信
 
戦前の日本が参照しようとしたドイツのマイスター制度や教育制度を少し調べると、現代社会にあっているのかなと疑問に思います。

日独の自動車産業の流れなどを見ていると、旧来のシステムに固守し続けた西ドイツと、時勢に合わせて制度変更をしていった日本の差が50年、70年近くたって出てきた結果ではないかと思っています。

現実の世界でも1970年代は価値観の変化が起きた重大な局面でありますし、大学進学率が先進国で伸びてくるのもこの時期です。

原作を見るに、テオドールなどは10歳で進路を決める西ドイツの制度では落ちこぼれで切り捨てられます。
ですが、軍に少年兵として編入されて3年足らずで衛士をやっていることを考えるとけっして頭の悪い人間とは言えないように見えます。

ドイツの近年の衰退を考えると教育制度の問題も大きいのではないかなと考えております。