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冥王来訪の感想一覧
「冥王来訪」の感想
2023年 05月 27日 19時 29分
コメント
台湾ネット民たちはユウヤ・ブリッジスがすきじゃない
理由は桜花作戦のために掩護するの『黎明作戦』というエヴェンスクハイヴの戦いにはユウヤが超重光線級を撃破して、再突入駆逐艦を乗った白銀武たちにガシュバルハイヴへ突入できることが確保します。
しかし、台湾ネット民たちはこのシーンを見えたと『ユウヤは超重光線級を撃破できなければ、白銀武たちにガシュバルハイヴを突入できない』について印象に残る、台湾ネット民は吉宗綱紀社長のこんな役目を酷評します。
けど、白銀武はそんなすごい戦士なら、なぜヒロインたちを助けることができませんが?
作者からの返信
2023年 05月 27日 22時 14分
>ユウヤ・ブリッジス
どうしても日本のファンはユウヤ青年の生い立ちにばかり目が行ってしましますが、小生は生い立ちよりも米軍脱走の後のソ連亡命に唖然としております。
なぜあのタイミングで、「軍にしか自分の居場所がない」と公言していた男が、米陸軍少尉の立場を捨てて、ソ連亡命をしたのでしょうか。
クリスカの事を救うならば、CIAやFIBでも助けを求めるべきですし、母方のブリッジス家は南部の素封家で、上院議員を輩出するほどの名門です。
母方の祖父のエドワード・ブリッジスは陸軍准将の立場にもなっていますから、軍にはコネクションがあるはずです。
上官か、親族に相談すべきだったんでしょうが、ソ連側にふらふらと亡命したところを考えると家族関係が非常に希薄だったのかなと思っています。
>黎明作戦
これ、本当に成功だったんですかね。
ソ連は2万の貴重な兵力と太平洋艦隊の半分を失っているんですよ。
見方によっては、ユウヤは使い捨ての駒にされたに過ぎないんですよね……
>こんな役目
ユウヤ青年の扱いに関しては小生も不満を持っています。
愛し合いながら結局夫婦として生前には結ばれなかった篁祐唯とミラ・ブリッジス。
せめてもの救いは、篁祐唯と同日にミラ・ブリッジスが没したことだけでしょうか。
この描写を見たときに、篁祐唯の正室、篁栴納は愛されていたのかなと、心の中に悲しいものを感じました。
篁栴納は政略結婚で結婚した相手で、男の子を設けられなかったことを内心悔やんでいたのでしょう。
篁唯依に必要以上に女性であることを捨てて、武家の次期当主としてふるまうよう求めている節があります。
ミラが日本に篁祐唯と一緒に来ていて、仮にユウヤが妾腹(しょうふく)の子として育っていたとしても、篁家には男子の後継ぎがいたのですから、唯依にかかった過剰なまでの負担はなかったでしょうし、帝都防衛線などに駆り出されてPTSDになることもなかったでしょう。
また、正室の栴納も、ユウヤを引き取って育てれば、男児がないことで今以上に苦しむことはなく、穏やかな結果になったでしょう。
(東亜では、卑しい出自の母の子を正室の子として育てるのはよくある話でしたし、今も時折その様なケースを見かけます)
物語としては仕方のないことですが、篁祐唯はミラ・ブリッジスの元を訪ねて、ユウヤ共々篁家に迎え入れるべきでした。
そうすれば、TE本編であったユウヤと唯依の間にあった悲劇も起こらなかったでしょう。
(離れ離れになった肉親同士が互いを知らずに知り合い、恋愛感情を持つというのは「
エディプス王の悲劇」以来の定番のメロドラマです)
>白銀武はそんなすごい戦士なら、なぜヒロインたちを助けることができませんか
これはマブラヴの大本が作られた1990年代の成人恋愛ゲームがどんなものであったかという背景を説明するところから始めなくてはいけません。
その頃のゲームは、選択肢としてヒロインは常に一人しか選べないものでした。
数多くのヒロインの中から、プレイヤーの気に入ったヒロインにアタックをかけて、それと結ばれるという作りでした。
前日譚にあたる「君が望む永遠」「君がいた季節」もヒロインを一人しか選べないことで起きる悲劇的な三角関係や恋のもつれを売り物にしたものでした。
「君が望む永遠」は、特に当時男性用作品では珍しい女性の嫉妬心を克明に描写しており、それが作品の重要な部分を占めます。
当時のプレイヤーたちは、TBS系で午後2時から放送されていた連続テレビドラマの『花王・愛の劇場』のようなメロドラマに驚いたものでした。
またこの目新しさゆえに、2度のOVA化と複数の官能小説化、TVアニメ化を果たしました。
しかし多くの世人は、涼宮 遙と速瀬 水月の両ヒロインの片方しか選べないことに憤慨し、主人公鳴海 孝之の優柔不断さに呆れたものでした。
白銀武がヒロインたちを救えないのは、マブラヴオルタネイティブのストーリー自体が鏡(かがみ)純夏(すみか)をヒロインとする分岐の一つでしかないためです。
BETAに辱めを受けて、脳髄だけになった彼女を必死に介護し、人工の肉体に入れて、特別攻撃をする。
そして、純夏を見送った後、武は一人生き残ったのちに再び別次元に転生して消えていく。
その様な悲劇を描くために用意された小道具でしかないために、榊、彩峰、珠瀬、鎧衣、御剣の各ヒロインたちは無残な最期を迎えるのです。
さすがにファンから苦情の手紙が多く寄せられたのでしょう。
その反動で、ageは武が帰ったEX世界でハーレムルートを用意しますが、売れ行きが芳しくなかったことを見ると不評だったのでしょう。
今ある二次創作で古い時代から続いてるものは武がオルタネイティヴ世界で無双して、ヒロインたちを救う話が多いですね。
ファンの多くが望んでいるのはオルタネイティヴ世界で最強とされる武が危機迫るヒロインを獅子奮迅の働きですくってやる話ではなかったでしょうか。
台湾のファンたちが不満に思うのも分かる気がいたします。
2023年 05月 27日 19時 29分