「冥王来訪」の感想


 
コメント
マルティン・カレルもベアトリクスのお陰で無事に生きているのが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
史実のシュタージは、反体制派を簡単に殺しません。
泳がしておいて、わざとらしい張り込みや尾行を繰り返して、周りからの評価を落としたり、時間をかけて対象者をいたぶりました。
時折、地方の捜査本部や派出所に呼び出して数時間尋問をした後、追い返したり、深夜や早朝に自宅訪問をするなど、KGBやNKVDの操作方法を取り入れてました。

 当該箇所を改めて読み返しましたが、ベアトリクスは当時第8局勤務でした。
この第8局は、東独高速道路網の管理や調査活動のほかに、軍事連絡網(米ソ英仏の四か国間におけるベルリンの軍事パトロール)の監視員を派遣する部署です。 
独語のwikiを見ると他職場に応援に出ることもあったとありますから、公害関連で調査してたのでしょう。
(単純に第18局と間違えた可能性があります。18局は経済関連の事案担当でした)


第8局に勤めていた人間が、なぜフェリックス・ジェルジェンスキー連隊の後継組織に入るんですかねという疑問のほうが強くなりました。
武装警察軍は人員が足りなくて、ベアトリクスを第8局から借りてたのでしょうか?
(いろいろ矛盾点が多くて、何とも言えません)