「冥王来訪」の感想


 
良い点
ベアトリクスのヤンデレが上手く書かれている。浮気をしたらユルゲンは殺されますね。
 
コメント
アイリスとキルケにも春が来て欲しいですね。政治の汚さも上手く表現出来てます。 
作者からの返信
作者からの返信
 
ご感想有難う御座います

>ベアトリクスのヤンデレ
お褒め頂きうれしく思います
正直、この話の執筆だけで1週間近くかけました
毎日、3000字ほど推敲を繰り返して、原作を舐めるように読みました

ベアトリクスですが特権階級の一人娘として文字通り何不自由ない生活をするのですが、父アーベルとの距離の件で悩みます
12歳ごろ、ユルゲンたちと会うまでは、陰陰滅滅とした感じで近寄りがたい人物で、周囲から遠ざけられ孤立していました
家族愛を求めて、ユルゲンとの関係が深くなったのはある意味自然な流れと思います
彼女が5歳上のユルゲンを好きになったのは単純に好意もありましょうが、やはりどこか父性を求めていた所があるのではないでしょうか

この事はアイリスディーナにも言えます。
わずか5歳の時に、両親は離婚し、7歳になる前に父は精神病院へ幽閉されます
多感な思春期を兄と過ごし、正常な家庭生活と言う物をしていません
本人もそのことを劇中で気にしている描写があります
理解力や包容力のある男性と一緒になれば、家庭を持つと言う選択肢を彼女は選ぶのではないでしょうか


リィズも多少、義兄への依存の傾向がありました
ですがシュタージに囚われの身になる前からでは無い事を考えると、あの壮絶な環境の中で理想化した義兄の存在に救いを求めた結果ではないかと考えています


>キルケ
彼女の祖父はNATOの幕僚で、第二次大戦時のエースパイロットです
マブラヴ世界の欧州は、現実世界以上に貴族社会なのでまず縁談では苦労すると思います。
ゼオライマーの来訪によってBETAの侵略が停止した為、中ソ以外は成年男子層が温存されました
原作の様に軍隊に行ったとしても、数年務めただけで何処かの名家に嫁ぐ形になるでしょう
(基本的に欧州も日本と同じように父系社会です。
現在でも貴族や名家は男系継承で、姓や苗字は父方の姓を名乗るのが9割以上です
一般庶民でもその辺は変わりありません)

長々と書き連ねましたが、今後の展開をお待ちいただければ、幸いです