「冥王来訪」の感想


 
良い点
妊娠騒動は他人事なら喜劇になる所。
 
コメント
作戦前に醜聞が発生ですね。自分がこの世界にいればハニトラを警戒してミクしか相手にしませんし優しく接して楽しみます。 
作者からの返信
作者からの返信
 
ご感想有難う御座います

>妊娠騒動
これは、女性兵士が所属する部隊にはついて回る問題です
実は米海軍の空母艦載機部隊で女性パイロットのみで編成した部隊が存在したのですが、結果的に5年も経ずに解体されました
所属パイロットの半数が妊娠してしまい、交代要員の確保もままならなかったためです
湾岸戦争でも未婚の男女間で同様の騒動が有ったと聞き及んでいます

これが女性兵士が全くいなかったWW2や後方基地の通信員や看護婦であったベトナム戦争の頃であれば、また違ったでしょう
兵士の下半身の問題というのは、実は軍にとっても難しい問題なのです

『柴犬』本編でテオドールが、義妹であるリィズと肉体関係を持ちますが、10代の少年志願兵にシュタージのスパイ対策が甘いというのは酷だと思います
間者であるリィズ自身も、テオドールとの直接的な関係を結ぶことでどこか、シュタージの拷問から精神的な救済を求めている点がありました
(一応は同じ部隊内の恋愛ですから、最終的にはアイリスやグレーテルに判断がゆだねられるでしょう)


むしろ非難されるべきは『TE』本編のユウヤです。
ウエストポイントを出た正規将校で、陸軍航空隊のエリートが、仮想敵国のソ連軍兵士を好きになり、一緒に脱走をする
これは軍法会議物で、立派な利敵行為です
(将校教育として軍刑法の講義は受けているはずですし、知らないはずがありません)
将校としての態度も悪く、同盟国日本の上級士官を年下と言う事で馬鹿にしたり、同輩と喧嘩ばかりする等、傍から見ても問題児です
(軍隊は階級社会です。小国の将官でも、大国は相応の礼を持って遇すのが慣習です)


今は男女同権と言う事と、先進諸国は少子高齢化で成年兵士が集まりにくいので女性兵士を受け入れていますが、多分この様な問題は起き続けるでしょう

19世紀や20世紀初頭の様に各国の軍隊は独自に慰安施設を持ち、自由意思で応募してきた売春婦を雇い入れる制度が、一番良かったのではないかなと思っています
(フランス軍および外人部隊には近年まで移動慰安所は存在しました)

>世界にいればハニトラを警戒
最善策は、妻妾を囲うか、特定の愛人を連れ歩くことです
(駐在武官やクーリエは、基本夫婦セットで動かす国が多いです)
或いは、軍の施設で売春婦をあっせんしてもらうとか、《信頼できる》人物を通じて女性を紹介してもらうか
ご返答は非常に現実的な方策だと思います