「冥王来訪」の感想


 
コメント
何故、共産主義は家族否定論がでるのか?マブラヴ世界は家族を守る為に戦う戦士が多いのに秘密警察は嫌いです。 
作者からの返信
作者からの返信
 
ご感想有難う御座います

>共産主義は家族否定論
ぶちまけた話を言えば、特権意識と権力奪取の方便です
スターリン時代のソ連では、1936年以降、家族や祖国の歴史を重点にする教育に切り替えます
理由は、孤児の増加による社会不安と凶悪犯罪の増加です
(しかし、凶悪犯罪は戦後すぐまで減りませんでした)
大祖国戦争が始まるとより、民族主義教育が強化され、破壊されていた正教会やキリスト教の信仰心さえ利用しました

共産主義者は既存の社会制度を壊すために、家族否定論や極端なフェミニズム、労使対立などを利用するのですが、政権奪取後はこれらの人物は粛清されます
ソ連では1917年の革命で活躍した上記の活動家は20年も経たないうちに、粛清か、亡命せざるを得ませんでした

>秘密警察
ソ連の秘密警察ですが、革命以前の帝政時代に『オフラーナ』という機関があり、その制度や歴史を受け継いでいるのです
西ドイツもゲシュタポメンバーでゲーレン機関を作ったり、日本も特別高等警察のメンバーを集め公安調査庁を作っています

秘密警察はどこの国家にもありますし、後ろ暗い組織ですが防諜という面では必要な組織と考えています

ただ東側は独裁体制なので、西側の様に国民の目が届きません
そういう意味では、恐ろしい機関です