「豹頭王異伝」の感想


 
良い点
いろいろな方向から描かれていること。
ナリスの心理描写が丁寧。
イシュトヴァーンも簡単には屈せず、しっかり自己主張を続けている。
 
コメント
ヴァレリウスも少しは溜飲が下がったようで…でもその反動が怖いです。どーんとやっちゃってください。

>今のそなたなら理解してもらえると思うけれど、国王なんて窮屈なものだよ!

…じゃあいっしょにカリンクトゥムまで、と誘いかねないですね。一瞬の自由を満喫して逃げる決心をしてからまだ十日もたっていないはずですし。 
作者からの返信
作者からの返信
 
好意的な御感想、ありがとうございます!
本当にイシュトは此の時点でゴーラ王をうっちゃって、赤い街道の盗賊か海の兄弟に鞍替えした方が良かったのでは…と感じます。

ナリスとヴァレリウスにも、互いの知性を駆使して掛け合い漫才を演じる余裕が持てる様な間柄への変化を熱望していました。
イシュトもナリスが誘導すれば血腥い簒奪者の新生ゴーラ僭王から、機を見るに敏な中原の風雲児として活躍出来たと思いたいです。