「IF物語 ベルセルク編 銀河英雄伝説~新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)」の感想


 
良い点
ラインハルトが反撃している点。
 
悪い点
原作に忠実と言えばそうなんですが、ラインハルト陣営の描写がやや不足に感じる点。
 
コメント
まあ原作でもこの辺りはラインハルトの主人公補正無双過ぎて不自然でしたし、これ位困難な方が正しく感じますが。
そしてラインハルトの行動も重度シスコン+覚悟不足、原作に忠実な行動だと思います。キルヒアイスが死んで立ち直った位だと、姉を見捨てるとか無理そうですし(原作描写考えると、最後まで無理っぽい)。
後半の、遭遇位置のズレも良い演出だったと思います。一日あってもズレがある以上、分艦隊半数を切り捨てて逃走に専念すれば撤退は成功したでしょう。
大義名分がある以上、部下達も死兵になってくれると見ていいですし。
しかし大量の補給物資と引き換えにした包囲網で、ヴァレンシュタイン艦隊を半壊させられなかったのはラインハルト陣営にとって痛恨ですね。
原作のイゼルローンでもありましたが、戦争目標が曖昧過ぎる。
戦争屋ラインハルトらしくはあり、納得の出来るあり得た展開です。
次の話も楽しみにしています。