「IF物語 ベルセルク編 銀河英雄伝説~新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)」の感想

異邦人
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コメント
<第十六話 齟齬>で義眼の、貴族たちの金髪排斥を防ぐためには焦土戦術しかないという主張には今一つ納得がいかない。あの時の作戦会議で、回廊帝国側出口を取り囲んで出てくるところを叩くという案が疾風から出たはず。その作戦であれば、
・早期に叩けるが、大打撃は与えられない分、同盟軍の脅威は依然として残る。
・同盟を撃退、勝利し、辺境の民の犠牲もなく、排斥の口実がない。
この状況で政府、貴族側に金髪排斥が可能とは思えない。少なくとも、将兵の不満が高まり、最悪、軍が混乱しかねない。また、皇帝に金髪排斥理由の説明が出来ないのでは。

映像と義眼の話の内容が衝撃的だったとしても、そのあたりの事に、提督達、少なくとも憲兵総監、芸術家あたりが気付けなかったものか?