「改訂版 真・恋姫†無双 劉遥伝」の感想

ぽこぺん
ぽこぺん
 
コメント
連載再開おめでとうございます。
ずいぶん間が空きましたが改訂されるとは思いませんでした。

前作で気になった点、気にいった点をあげてみます。
■気になった点
・劉遥の体を鋼鉄のように固くできる能力
 →無敵。策も知もいらず主人公特攻でケリがつく。
・司馬懿
 →普通を愛する人から英雄を望む軍師へ変貌。ヒロインなのにキャラが薄れている。
・太史慈にたいする対応
 →太史慈が劉遥に会いたいが為だけに劉遥臣下に喧嘩を吹っかけたが、仲裁もせず臣下の不満も解消させず太史慈に丸投げ。太史慈というネームバリューのみで登用。
・趙雲の母
 →劉遥の賊退治協力に対しあまりな言葉。前皇族に対しいて言える言葉じゃない。
・周公瑾
 →恋姫孫策とは幼馴染で親友との設定が無視。あまりに安易なご都合主義。
・袁術
 →劉遥の指導でもあまりに出き過ぎ。せめて臣下の打合せに参加して云々の成長途中で良いのでは?
・張勲
 →恋姫では華琳や雪蓮に無能扱いされるが、孤立無縁で一国を治め孫呉を使った才覚は並以上では?美羽が助かったのも本人が国政に関わらなかったせいもあるでしょ。
・北郷一刀
 →劉遥を持ち上げる為にゲスなキャラに変更された。次作には未登場らしいが恋姫の意味が薄れてるのでは。
・袁紹
 →相変わらずのオーホッホッホだが愛すべき馬鹿(知識は並ですが)。一途ぶりも良い。
・ハムの人
 →普通の人、公孫賛は好きです。
・ハーレム化
 →北郷一刀にまかせれば良いのでは?女尊男卑らしい世界観にハーレムの言い訳はちぐはぐですね。
・程立と戯志才
 →劉遥が曹操より優れている点とは何だろう?と考えさせる2人。
・劉遥
 →作者は成長過程を描きたいようだか、30男を?逆に成長なさすぎ、他人に責任放り投げ、自分可愛さが透けて見える。

きつい内容も記しましたが全体的には好評価をつけています。
前作では毎回楽しみにしていました。
今作も期待しています。頑張って下さい。 
作者からの返信
 
感想ありがとうございました。

劉ヨウ伝を改訂したのは途中から主人公の軸が定まらない優柔不断な人になったことと
話を繋ぐ為に惰性で話を書いてしまった結果、自分でも酷い話だと思っていました。
これは私がプロットをしっかり意識していなかったためです。
今回は結末のプロットを予め立てて、それに向って話を書いていこうと思っています。

また、劉ヨウ伝を書き出した頃は中国史はざっくり知っている程度だったのですが、
劉ヨウ伝を書き出した頃から、自分で中国史を勉強していました。
中国史に詳しくなってくると劉ヨウ伝の粗が目立つようになってきて、常々書き直したいと思っていました。

そんな経緯で、劉ヨウ伝の改訂はにじふぁんが閉鎖すると決まった頃から考えていました。
北郷一刀の登場に関しては扱いが難しいので登場させないことにしました。
自分の中で上手い北郷一刀の扱い方が思いついたら、登場させるかもしれませんが
現状では登場させるつもりはありません。

恋姫無双モノの二次創作をもう一作温めているので、それを書く頃には自分の中で
北郷一刀の扱い方が固まっているのではと思います。